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センター研究員・教員による共同研究が、京都大学女性研究者支援センターおよび京都大学グローバルCOEプログラム”親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点”の研究として採択されました

研究プロジェクト名
和文:
「研究者のウェルビーイング:対人関係がパフォーマンスと精神健康に与える影響」(京都大学女性研究者支援センターおよび京都大学グローバルCOEプログラム「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」平成20年度「京都大学における男女共同参画に資する調査研究」との共同研究)
英文:
”Well-being of Researcher: a psychological assessment of the Influence of human relationship in and out of laboratory on research performance and mental health”
 
研究代表者: 有田 恵   京都大学こころの未来研究センター特定研究員
共同研究者: 大石高典   京都大学こころの未来研究センター特定研究員
         内田由紀子 京都大学こころの未来研究センター助教
         平石 界   京都大学こころの未来研究センター助教
 
プロジェクト趣旨
 若手研究者の多くが、後期青年期(20代前半)から前期成人期(20代後半~40歳)といった発達心理学上重要な時期に、数年から場合によっては十年以上にわたる長期間を研究室という特異な環境で過ごす。この時期は、個人の生活史上において学位取得、就職、結婚と大きなライフイベントが集中する時期であり、研究に従事する個人は研究者として「生き残る」ために研究活動と私生活の間で生ずる様々な葛藤や困難を解決していかねばならない。研究者個人にとって、おそらくは最も身近な社会である研究室内の人間関係は、研究業績に代表される直接的な教育研究の成果だけではなく、心理的発達や人生観、人間観にも大きな影響を及ぼしていると考えられる。特に、女性研究者が結婚や出産と研究生活の継続との両立を求める上で、研究室内の対人関係は上記の葛藤解決において重要な要因となっているであろう。
 研究者の幸福感を構成する重要な要素として、仕事における充実感と共に、他者との親密性が挙げられ、両者は互いに関係し合っている。研究活動の場である研究室は、しばしば疑似的な「家族」としてみなしうるほどの親密な人間関係を形成する。研究室における親密な人間関係は、心的サポートにもなりうるが、一方では差別やハラスメントを生みだす危険性もはらむ。さらには、研究者の恋愛や結婚にあたり、同僚研究者がパートナーとして選択される場合とそうでない場合でのパフォーマンスにも差異が見られるかもしれない。本研究では、大学院生が研究室というネットワーク資源を研究面、私生活面でどのように活用することが幸福感と研究業績向上に貢献しているのかについて、男女の違いや共通性等を量的・質的に明らかにする。
 
関連ウェブサイト
● 京都大学女性研究者支援センター http://www.cwr.kyoto-u.ac.jp/index.php
● 京都大学グローバルCOEプログラム「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」http://www.socio.kyoto-u.ac.jp/intimacy/

2008/10/31

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