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鎌田教授の書評が日本経済新聞に掲載されました

 鎌田東二教授の書評記事が、2013年12月15日付の日本経済新聞書評欄に掲載されました。新谷尚紀國學院大學教授・国立歴史民俗博物館名誉教授(民俗学)の新著『伊勢神宮と三種の神器』(発行:講談社)を取り上げ、書籍は本年、式年遷宮がおこなわれた伊勢神宮を中心とする古代日本の祭祀と信仰の歴史を奥深く掘り下げながら、いくつもの新知見と仮説を提示している、と評しています。

131215nikkei_kamata.png「大和王権の象徴性と霊威力 『伊勢神宮と三種の神器 新谷尚紀著』」 京都大学こころの未来研究センター教授 鎌田東二
 本年5月、出雲大社では60年ぶりの遷宮が、10月、伊勢神宮では20年毎の式年遷宮が執り行われ、多くの参拝者がかけつけ、たいへんな賑わいを見せた。数年前からのパワースポットや聖地霊場巡礼ブームも衰えてはおらず、総体として、日本の宗教と文化の根っこのところに何があるのかについて関心は高まっている。
 そんな折、本書『伊勢神宮と三種の神器 古代日本の祭祀と天皇』が出版され、冒頭の第一章に、前著『伊勢神宮と出雲大社』を踏まえて、「伊勢神宮と出雲大社ーー大和王権の成立と伊勢出雲の二極構造」を再考しているのは時宜を得た構成といえる。
(記事より抜粋)

『伊勢神宮と三種の神器』(新谷尚紀著)講談社の書籍紹介ページ

2014/01/01

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