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鎌田教授のコラムが徳島新聞に掲載されました

 鎌田東二教授のコラムが徳島新聞文化面「こころの未来5」(2013年5月1日付)に掲載されました。「風の谷のナウシカ」や「となりのトトロ」などのジブリ作品を宗教学者の視点から読み解きながら、宮崎駿監督による作品群が宗教学や民俗学、比較文明学の教材となり、自然と人間と文明社会のあり方を考えるにあたって公共哲学的な公共財となり得る、と解説しています。

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「ジブリに見る神 宗教文化の変遷反映 原像衰退し「神殺し」へ」鎌田東二 京大こころの未来研究センター
 私は、監督の宮崎駿氏は現代の予言者ではないかと思っている。最も好きなのは「風の谷のナウシカ」だ。(中略)
 アニメ版「風の谷のナウシカ」が新約聖書だとすれば、漫画版「風の谷のナウシカ」は旧約聖書である。旧約の世界は罪と罰の中で救済を待ち望む深い苦悩が描かれるが、新約では救世主(キリスト)が登場して救いが実現する。アニメ版ナウシカは救世主的に見える。あえて宗教学的な観点から言うと、漫画版は哲学的思索の展開、アニメ版は神学的メッセージの発信を特色としているといえる。
 これに対し「となりのトトロ」は誰でも楽しめる作品で、どこにも難しいところがない。だが、そこに仕掛けられているディテールは実に選び抜かれ、考え抜かれているように見える。(中略)
 日本人の生活に溶け込んだ民間信仰をこれほど違和感なく描き切れる監督は宮崎氏を置いて他にいないと断言できる。
(記事より抜粋)

2013/05/20

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