『農をつなぐ仕事』(内田由紀子、竹村幸祐 著)が「SciencePortal(サイエンスポータル):科学のおすすめ本」で紹介されました
内田由紀子准教授と竹村幸祐連携研究員(京都大学経営管理大学院助教)の共著『農をつなぐ仕事 ~普及指導員とコミュニティへの社会心理学的アプローチ~』(創森社)が、科学技術サイト「SciencePortal」(サイエンスポータル / 運営:独立行政法人科学技術振興機構)「科学のおすすめ本」コーナーで紹介されました。
■”科学のおすすめ本:「農をつなぐ仕事 – 普及指導員とコミュニティへの社会心理学的アプローチ」”
普及指導員とは、国家試験を受けて認定された都道府県の職員である。農林水産省、都道府県の、農業大学校、都道府県主務課と連携して、「農業技術経営に関する支援を、直接農業者に接し行う」仕事をしている。全国で約7,000人いるという普及指導員たちが、どのような仕事をしており、それが日本社会でどのような役割を果たしているか。著者たちは、普及指導員たちとの共同作業で、彼らの活動が農村コミュニティの抱える問題の解決に貢献しており、さらに東日本大震災を機に「絆」の重要性が叫ばれ出した日本社会において、大きな意味を持っていることを浮き彫りにしている。
(掲載記事より抜粋)
普及指導員とは、国家試験を受けて認定された都道府県の職員である。農林水産省、都道府県の、農業大学校、都道府県主務課と連携して、「農業技術経営に関する支援を、直接農業者に接し行う」仕事をしている。全国で約7,000人いるという普及指導員たちが、どのような仕事をしており、それが日本社会でどのような役割を果たしているか。著者たちは、普及指導員たちとの共同作業で、彼らの活動が農村コミュニティの抱える問題の解決に貢献しており、さらに東日本大震災を機に「絆」の重要性が叫ばれ出した日本社会において、大きな意味を持っていることを浮き彫りにしている。
(掲載記事より抜粋)
『農をつなぐ仕事』は、昨年11月に出版。農業者をつなぐ普及指導員という職業にスポットをあて、心理学の視点と方法で「普及指導員が農村社会で構築するきずな」を検証し、その研究成果をまとめた一冊です。
「SciencePortal」(サイエンスポータル)には、書評に加えて、同サイトに掲載された内田准教授の幸福感に関する研究をとり上げた過去のインタビュー記事も多数紹介されています。ぜひ合わせてお読みください。
記事はこちら→ 「SciencePortal:科学のおすすめ本『農をつなぐ仕事 ~普及指導員とコミュニティへの社会心理学的アプローチ~』
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内田准教授の共著書「農をつなぐ仕事 ~普及指導員とコミュニティへの社会心理学的アプローチ~」が出版されました
「SciencePortal」(サイエンスポータル)に内田由紀子准教授のインタビューが掲載されました
amazon.co.jp/「農をつなぐ仕事 ~普及指導員とコミュニティへの社会心理学的アプローチ~」
2013/02/08