内田准教授の共著書『農をつなぐ仕事』の解説記事が『心理学ワールド』63号に掲載されました
日本心理学会が発行する心理学関連情報誌『心理学ワールド』63号の「自著を語る」欄に、内田由紀子准教授による解説記事が掲載されました。竹村幸祐京都大学経営管理大学院助教との共著書『農をつなぐ仕事 ~普及指導員とコミュニティへの社会心理学的アプローチ~』(発行:創森社)が生まれた背景、四千名をこえる普及指導員への調査で得られた「つながり」に関する様々な知見、書籍化がもたらした効果と今後の展望など、著者ならではの視点で紹介されています。
自著を語る 『農をつなぐ仕事 ~普及指導員とコミュニティへの社会心理学的アプローチ~』内田由紀子・竹村幸祐
他者との「つながり」は、社会における資本(ソーシャル・キャピタル:SC)として、幅広い注目を集めている。我々は農村において「技術指導と関係構築」のプロとして働く普及指導員の役割に注目し、社会心理学の観点から分析を行った。コミュニティにおけるSCはどのようにして作られ、どのような効果を持つのか?この問いに、本書は「農」を軸にした視点から挑んでいる。(中略)
普及指導員や農政局の方々によるコラムは、データに基づく考察に息吹を与えてくれた。今後も、つながりに関わる心の働きに対する普遍的な問いに迫っていきたい。
(記事より抜粋)
他者との「つながり」は、社会における資本(ソーシャル・キャピタル:SC)として、幅広い注目を集めている。我々は農村において「技術指導と関係構築」のプロとして働く普及指導員の役割に注目し、社会心理学の観点から分析を行った。コミュニティにおけるSCはどのようにして作られ、どのような効果を持つのか?この問いに、本書は「農」を軸にした視点から挑んでいる。(中略)
普及指導員や農政局の方々によるコラムは、データに基づく考察に息吹を与えてくれた。今後も、つながりに関わる心の働きに対する普遍的な問いに迫っていきたい。
(記事より抜粋)
2013/10/21