畑中千紘講師が一章を執筆した書籍『SNSカウンセリング・ハンドブック』(杉原保史・宮田智基編 誠信書房)が発刊となりました
本書は、SNS(LINE)を用いたカウンセリングについての、本邦初のハンドブックです。いじめ、自殺、虐待など、こころの問題が深刻さを増している一方で、近年のコミュニケーションツールの変化によって、電話相談など、これまでの心理相談窓口の利用者数は減少しつつありました。このような現状を受け、2017年頃より、SNSを使ったカウンセリングが実施されるようになってきました。まだ走り出したばかりのSNSカウンセリングにおいて、相談員が知っておくべき臨床姿勢や技法、知識がまとめられた一冊となっています。
畑中講師はその中で「現代の若者心性と若者文化」という章を担当し、SNS相談を利用することの多い若者世代の心理的・文化的な特徴についての論考を執筆しています。
2019/06/10