鎌田教授が日本スピリチュアルケア学会2015年度第8回学術大会で発表しました
鎌田東二教授が、2015年9月11日〜13日に高野山大学(和歌山県)でおこなわれた日本スピリチュアルケア学会2015年度第8回学術大会定義構築ワークショップで発表をおこないました。
「スピリチュアルケアの理解とその定義」というテーマでおこなわれた同学会2日目の定義構築ワークショップにおいて指定発表者として登壇した鎌田教授は、この夏、自身が二人の同志的な友人(逝去映画監督の大重潤一郎氏と大重監督作品の制作実行委員会事務局長を務めた岡野恵美子氏)を亡くした実体験について振り返り、二人の死を通して考えたスピリチュアルケアの本質について、「ものがたる」(祈ること、儀礼をすることも含む) ことと、「そばにいる」(死んでいても、生きていても、離れていても)ことと定義し、日本におけるスピリチュアルケアの在り方として「生態智」にふれ、自然の力動の感受と深く結びついている、と考察しました。
2015年度学術大会 | 日本スピリチュアルケア学会ウェブサイト
□関連情報
『講座スピリチュアル学 第1巻 スピリチュアルケア』(企画・編/鎌田東二、執筆/カール・ベッカー、鎌田東二ほか)が出版されました(2014.9.11)
2015/10/06