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『講座スピリチュアル学 第1巻 スピリチュアルケア』(企画・編/鎌田東二、執筆/カール・ベッカー、鎌田東二ほか)が出版されました

1409kamata_spiritualcare.png 鎌田東二教授が企画・編集をおこない、カール・ベッカー教授、島薗進東京大学名誉教授・上智大学グリーフケア研究所特任所長、井上ウィマラ高野山大学教授らと執筆した『講座スピリチュアル学 第1巻 スピリチュアルケア』が、2014年9月、ビイング・ネット・プレスより出版されました。


 講座スピリチュアル学のシリーズ本は全7巻で、2016年8月までに刊行される予定です。第1巻「スピリチュアルケア」、第2巻「スピリチュアリティと医療・健康」、第3巻「スピリチュイアリティと平和」、第4巻「スピリチュアリティと環境」、第5巻「スピリチュアリティと教育」、第6巻「スピリチュアリティと芸術・芸能」、第7巻「スピリチュアリティと宗教」という構成で、「こころとからだとたましいをホリスティック(全体的)に捉え、生き方や生きがいなどの生の価値に絡めて考察しようとする学問的探求」という考え方のもと、様々な分野で活躍する第一人者らがそれぞれの専門からテーマについて論じていきます。


 鎌田教授は、第1巻の「はじめに」において、講座スピリチュアル学の全体像を示し、刊行の経緯やスピリチュアルの定義、第1巻の構成について解説しています。カール・ベッカー教授は、「第一部 スピリチュアルケアと宗教・医療」にて「スピリチュアル・ケアとグリーフケアと医療」というテーマで執筆。長年に渡る調査研究をもとに、死を前にした患者の受容プロセス、家族への悲嘆ケア、従事者による介入の種類等について現状の問題や将来的な課題も含めて論じています。終章では再び鎌田教授が「スピリチュアルケアと日本の風土」というテーマで「スピリチュアル」や「スピリチュアリティ」、「スピリチュアルケア」を考えるにあたっての大前提となる日本文化のバックグラウンドを概観。日本の風土的特徴や『古今和歌集』『古事記』などの文化遺産から見た日本人の精神性などに焦点をあてながら、歴史的文脈をたどり、「生態智」に根ざした日本独自のスピリチュアルケアのあり方について考察し、第1巻を結んでいます。


「講座スピリチュアル学」と「スピリチュアルケア」


 本書『スピリチュアル学第一巻 スピリチュアルケア』は、「スピリチュアル学と銘打った全七巻シリーズの第一巻目として編集された。
 「スピリチュアル学」とは、こころとからだとたましいの全体を丸ごと捉え、それを生き方や生きがいなどの生の価値に絡めて考察しようとする学問的探求をいう。また大変重要なことであるが、この世界における人間存在の位置と意味についても真剣に問いかける姿勢も保持している。そのような意図や方向性を持ちつつ、心については心理学、体については生理学や神経科学(脳科学)、魂については宗教学や神学といったような、従来の細分化された専門分野に限定されてきた学術研究の枠を取っ払って、こころとからだとたましいと呼ばれてきた領域や現象をホリスティック(全体的)に捉えようとしたのが本シリーズである。(「はじめに」より)


『講座スピリチュアル学 第1巻 スピリチュアルケア』
企画・編・著:鎌田東二
著:伊藤高章、高木慶子、島薗進、窪寺俊之、谷山洋三、カール・ベッカー、井上ウィマラ、大下大圓、滝口俊子
出版社:ビイング・ネット・プレス
発売日: 2014/9/5
単行本: 285ページ
定価:1,800円+税
ISBN-10: 4908055017
ISBN-13: 978-4908055010


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