広井教授がベトナム保健省等の視察団の研修で講義をおこないました
広井良典教授が、JICA(国際協力機構)調査の一環で来日したベトナム保健省等の視察団の研修で講義をおこないました。
現在、ベトナムは公的医療保険制度の整備を進めていますが、日本が医療保険の政策展開において欧米諸国にない独自の経験をもち、また高齢化においても先駆していることから、医療保険の制度運営に関する協力支援を日本に要請することを検討しており、こうした動きを受け、今回のJICA調査(「ベトナム国健康保険制度に係る情報収集・確認調査」)がおこなわれるに至りました。
本邦招聘プログラムで来日したのはベトナム保健省、財務省、ハノイ市保健局等の14名のメンバーで、広井教授は研修の初日(5月16日)に「日本の社会保障と医療保険」と題する講義・質疑応答をおこないました。一行は厚生労働省、長野県の佐久総合病院等を訪問し24日に帰国しました。
JICA | ジャイカ 独立行政法人 国際協力機構ウェブサイト
http://www.jica.go.jp/index.html
上記記事に関連する広井教授の著書は次の通りです。
『アジアの社会保障 』(東京大学出版会/2003年)
『日本の社会保障』(岩波書店/1999年)
(著書一覧は「スタッフページ:広井良典」の業績欄に掲載)
2016/05/19