広井教授の論文が掲載された共著書『科学知と人文知の接点――iPS細胞研究の倫理的課題を考える』が刊行されました
広井良典教授の論文が掲載された、iPS細胞研究の倫理的課題に関する共著書『科学知と人文知の接点――iPS細胞研究の倫理的課題を考える』が弘文堂より刊行されました。
本書は京都大学iPS細胞研究所・山中伸弥所長監修、同研究所上廣倫理研究部門編によるもので、iPS細胞研究に関する倫理的課題を、自然科学および人文社会科学の双方の知見を踏まえて幅広く考究する内容となっており、上廣倫理財団設立30周年記念論集としての性格も持ち合わせています。
全体の構成は、「特別対談 幹細胞研究の倫理的課題(山中伸弥所長、島薗進東京大学名誉教授)」に始まり、「第1部 幹細胞研究の現場から」、「第2部 iPS細胞研究所上廣倫理研究部門から」、「第3部 オックスフォード大学の応用倫理学者から」、「第4部 国内の人文学者から」、「第5部 政府・国際的視点から」となっており、広井教授の論文「iPS細胞が高齢化社会に及ぼす影響――公共政策の観点から」は第4部に収められています。
□書籍情報
『科学知と人文知の接点――iPS細胞研究の倫理的課題を考える』
山中 伸弥 監修・ 京都大学iPS細胞研究所上廣倫理研究部門 編
出版社:弘文堂
判型・ページ数:A5 上製 368ページ
定価:本体3,500円+税
発行日:2017年10月刊
ISBN-10:433575017X
ISBN-13:978-4335750175
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2017/10/17