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広井教授のコラムが京都新聞「現代のことば」欄に掲載されました

 広井良典教授のコラムが京都新聞夕刊(2017年9月29日付)の「現代のことば」欄に掲載されました。
 タイトルは「創造的定常型社会」で、現在147万人の京都市の人口は、昭和43年(1968年)に140万人になって以降、この約50年の間にほとんど変化していないという事実を踏まえながら、”量的な拡大はなくとも文化や学術、芸能や工芸など質的な発展においてはきわめてクリエイティブ”であるという、「創造的定常型社会」の象徴的なモデルとしての意味を京都がもっていること等を論じる内容となっています。

1709hiroi_kyotonp.png現代のことば「創造的定常型社会」
広井良典(京都大こころの未来研究センター教授・公共政策)
 京都市の人口は現在およそ147万人だが、先日関連の資料を見ていて、昭和43年(1968年)にすでに140万人に達しており、したがって京都市の人口はこの50年間ほとんど変化していないということを知り若干の感慨をもった。(中略)
 私は以前から、これからの社会は「定常型社会」と呼ぶべき社会になっていくということを論じてきた。「定常化社会」とは、簡単に言えば人口やGDPが一定であっても、そこで十分な豊かさが実現していく社会をいう。ここで誤解してはならないのは、そうした定常型社会は決して”変化のない退屈な社会”ではないということだ。例えば音楽CDの売り上げ総量が一定であっても、ヒットチャートの中身はどんどん変わっていくように、量的に不変であることは質的な変化がないことを意味しない。むしろ定常型社会こそ、文化や学術、芸術や工芸等々においてクリエイティブな社会なのである。
 ここまで記すと明らかなように、まあさに京都はそうしたこれからの時代の社会像としての「定常型社会」のモデルそのものである。….
(記事より)

◇関連する広井教授の著書
hiroi_teijougata.png
定常型社会―新しい「豊かさ」の構想』 (岩波新書/2001年)※電子書籍もあり

2017/09/29

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