広井教授が「『しあわせの経済』世界フォーラム2017 in 東京」に登壇しました
広井良典教授が2017年11月11日に日本教育会館で行われた「『しあわせの経済』世界フォーラム2017 in 東京」で報告を行いました。
同フォーラムは、世界40か国で翻訳されている『懐かしい未来(Ancient Futures)』の著者ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ氏が、2009年よりアメリカ、イタリア、インドなどで開催してきたもので、日本では初の開催となるものです。
今回の会議は、「Local is Beautiful」を標語としつつ、気候変動や経済危機、富の格差、心の病の増加など、世界共通の課題解決に向け、地域のコミュニティや生態系を基盤とした「ローカル経済」の役割や重要性を議論する内容となっています。事務局は、『スロー・イズ・ビューティフル』等の著書で知られる文化人類学者の辻信一氏(明治学院大学教授)が世話人の環境NGO・ナマケモノ倶楽部(東京)が務めました。
広井教授は、「日本からの視点」と題するセッションに登壇し、「人口減少社会を希望に―グローバル化の先のローカル化」と題する報告を行ったほか、山崎亮氏(コミュニティ・デザイナー、東北芸術工科大学教授)、吉原毅氏(城南信用金庫顧問)、野々山理恵子氏(パルシステム東京理事長)とのパネル討論に参加しました。
フォーラムの模様が動画サイト YouTube で公開されています。下記リンク先にてご覧ください。また、広井教授の発言内容が2017年11月12日付の河北新報の記事で紹介されました。
◇しあわせの経済 世界フォーラム4 | YouTube (投稿者:Shinichi Kusajima様より掲載許諾)
https://youtu.be/zn8EAB1KaVw?t=440
◇「経済循環ローカルへ」世界フォーラム都内で開幕 |河北新報ONLINE
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201711/20171112_73029.html
◇しあわせの経済 世界フォーラム 2017 公式サイト
http://economics-of-happiness-japan.org/
2017/12/20