畑中講師が「日本箱庭療法学会河合隼雄賞」を受賞しました
2021年10月9日- 10日に日本箱庭療法学会第34回大会が開催されました。
当初は佐賀で開催の予定でしたが、社会状況に鑑み、 全日程オンラインでの開催となりました。
この大会において、 当センター上廣倫理財団寄付研究部門の畑中千紘講師が、 2021年度河合隼雄賞を受賞しました。
この賞は、
今回の受賞対象となった論文は下記5篇で、 いずれもセンターで継続的に行ってきた研究の成果となっています 。
■単著論文
・「From Dual Personalities to Reflected Adult Consciousness in the Psychotherapy of Dissociative Identity Disorder: The Dialectic Movement between Fake and Real」
箱庭療法学研究第25巻3号(2013)掲載
・「発達障害におけるイメージの曖昧さ―ロールシャッハ・ テストにおける「不確定反応」から」
箱庭療法学研究第26巻2号(2013)掲載
■共著論文
・「 発達障害へのプレイセラピーにおける保護者面接の意義と可能性」
箱庭療法学研究第29巻2号(2016)掲載
・「診断を受けながらも発達障害とは見立てられない事例の特徴」
箱庭療法学研究第29巻2号(2016)掲載
・「プレイセラピーが発達障害にもたらす効果の事例的・ 実証的検討―融合・分離の契機と破壊・対立を生み出す悪の意義」
箱庭療法学研究第30巻1号(2017)掲載
畑中講師による受賞の挨拶は、日本箱庭療法学会のホームページ( 会員専用)に掲載されました。
2021/10/20