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【令和3年度 研究プロジェクト】組織文化とこころのあり方:日本における企業調査

研究課題    組織文化とこころのあり方:日本における企業調査

研究代表者   内田由紀子   京都大学こころの未来研究センター 教授

連携研究者   竹村幸祐    滋賀大学 教授
        Matt Gobel   University of Exeter 講師

共同研究者   渡邉寧     京都大学大学院人間・環境学研究科 博士課程

センター参画  中山真孝    京都大学こころの未来研究センター 特定助教

本研究の目的は文化の多層性に焦点を当て、日本文化における社会関係の基盤を解明することにある。その際、第1層としての「日本文化」と、第2層としての「組織文化」に着目する。他者との協調的な関係が幸福の主要な源であるとされてきた日本において、(1)第2層(組織レベル)の文化間に見られる共通性と差異及び第1層と第2層の間に生じる相克を検証、(2)個人レベルの要因(社会関係の認知等)とマクロレベルの要因(組織風土)を同時に分析、文化が心の働きに影響を与えるメカニズムを精査する。これらを通じて日本の企業内でどのような社会関係が幸福をもたらすのかを明らかにし、心の健康と安寧促進に資する知見を提示すると同時に、社会科学における新たな理論展開を目指す。

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