ヨハネスブルグ大・メッツ教授を招いたセミナー「Culture and Well-being:Philosophy and mind」を開催しました
2017年2月20日、ヨハネスブルグ大学のタデウス・メッツ教授(哲学)をメインゲストに迎えたセミナー「Culture and Well-being:Philosophy and mind」を開催しました。
文化と幸福感という、今日的なテーマについて、哲学・宗教学・社会心理学・公共政策という広い視点から議論が行われました。メッツ教授には、幸福や倫理の問題について、幅広い知見から検討をされた講演をいただきました。
メッツ教授とともに、京都大学こころの未来研究センターの内田由紀子准教授(社会心理学)、熊谷誠慈准教授(仏教哲学)が話題提供を行い、最後に早稲田大学の森岡正博先生、カール・ベッカー教授(宗教学・倫理学/人間・環境学研究科、2017年3月までこころの未来研究センター)、広井良典教授(公共政策)を交えてディスカッションが行われ、幸福感という概念のとらえ方や、幸福感・生きる意味の文化、時代固有性、そして普遍性(地球倫理の形成)について深く議論がなされました。
[DATA]
「Culture and Well-being:Philosophy and mind」
日時:2017年2月20日(月)
場所:稲盛財団記念館3F中会議室
参加者:研究者・学生20名
企画進行:内田由紀子准教授
2017/03/31