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【教員提案型連携研究プロジェクト】こころ観の思想史的・比較文化論的基礎研究(人類はこころをどのようにとらえてきたか?)(『こころ観』領域)

こころ観の思想史的・比較文化論的基礎研究(人類はこころをどのようにとらえてきたか?)(『こころ観』領域)
研究代表者
鎌田東二 京都大学こころの未来研究センター 教授
連携研究員
鶴岡賀雄  東京大学・教授 宗教学
町田宗鳳 広島大学・教授 比較宗教学
末木文美士 国際日本文化研究センター・教授 仏教学
棚次正和  京都府立医科大学・教授 宗教哲学
津城寛文  筑波大学・教授 宗教学
斎木潤   京都大学・教授 認知心理学
センター参画
奥井遼   京都大学こころの未来研究センター 特定研究員
                                    (教員提案型)
20世紀末、21世紀は「こころの時代」になると期待された。だが現実には、2013年現在、未来社会へのグランドデザインは描けず、「こころの荒廃」が社会問題となっている。これまで鎌田研究室では、「こころの荒廃」から抜け出ていくための方法としての宗教的リソース(技術と知恵)に着目し、その学術的・社会的な可能性を開くことを目的とし、「身心変容技法」の諸相を明らかにしてきた。2012年度までは、神秘思想における瞑想、仏教における止観や禅や密教の瞑想、修験道の奥駆けや峰入り、滝行、合気道や気功や太極拳などの各種武道・芸道等々、さまざまな「身心変容技法」の諸相(特色)と構造(文法)を明らかにした。2013年度は、神経科学的手法、フィールド調査を導入し、文献研究と実証的研究を有機的に連関させながら、各々の宗教的伝統における根源的な「こころの変容」を解明していく。その上で、現代を生きる個人が活力を掘り起こしながら生き抜いていくことに資する研究成果を社会発信することを目指す。

2014/09/01

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