【教員提案型連携研究プロジェクト】不正直な行動の神経生物学的基盤の研究(『こころ観』領域)
研究代表者
阿部修士 京都大学こころの未来研究センター 特定准教授
連携研究員
藤井俊勝 東北福祉大学健康科学部・教授
月浦崇 京都大学人間・環境学研究科・准教授
センター参画
伊藤文人 京都大学こころの未来研究センター・日本学術振興会特別研究員PD
柳澤邦昭 京都大学こころの未来研究センター・日本学術振興会特別研究員PD
(教員提案型)
本プロジェクトの目的は、ヒトの社会性に関わる神経基盤を機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を用いて明らかにすることである。特に、近年学際的な研究が進められている幸福感の神経基盤の研究を中心に進めると共に、社会的認知機能が関わる多様な意思決定の神経基盤にアプローチする。
本プロジェクトでは、日常生活場面を模した実験パラダイムを利用することで,社会性を実現する脳のメカニズムについて、先駆的なエビデンスを得ることを目指す。脳機能、脳構造、質問紙による評価を多角的に組み合わせることで、幸福感や意思決定機構の生物学的基盤と、その個人差の背景にある要因を明らかにする。
2014/09/01