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【教員提案型連携研究プロジェクト】ストレス予防研究とストレス緩和プログラム開発 (『負の感情』領域)

研究代表者
カール・ベッカー 京都大学こころの未来研究センター 教授
連携研究員
赤澤千春  京都大学医学研究科・准教授 クリティカルケア看護学
近藤 恵  天理医療大学・助教
長谷川法子 京都府立朱雀高校・養護教諭
得丸定子  上越教育大学・教授
共同研究員
中嶋文子  京都大学人間・環境学研究科・大学院生
奥野元子  京都大学大学院教育学研究科・大学院生
センター参画
千石真理  京都大学こころの未来研究センター非常勤研究員
泉谷泰行  京都大学こころの未来研究センター 研修員
ピーター・スクリバニック  京都大学こころの未来研究センター 外国人研究員
                    (教員提案型)
ストレス過多の現代社会において、ストレス・マネジメントの重要性は叫ばれているが、ストレス予防・軽減対策は依然として不十分である。
対人援助職である看護師・教師は、患者やその家族への対処・医療処置・学級経営・生徒指導・保護者対応などの多重業務による職業性ストレスが非常に高く、休職率・離職率の上昇は社会問題になっている。
本研究は、従来、二種類のプロジェクトであった「新人看護師のストレス予防」と「ストレス予防教育」を合併し、ストレス関連プロジェクトとして一つにまとめたものである。
「新人看護師のストレス予防」に関しては、約100件の協力病院からのデータが集積されており、その分析を進める。それと並行して、SOC研究会を二か月に一度開き、ベテラン看護師の見解を取り入れながら、燃え尽き予防に活用できるストレス緩和プログラムの開発を目指す。
また、その方法の一つとして、「ストレス予防教育」で看護師・教師・社会福祉関係者を対象に行ってきた瞑想によるストレス予防・軽減対策を活用し、瞑想や内観のセルフワークやペアワークの実践による効果を検証する。
上記のストレス予防・軽減法の研究や実践により、多重業務で多忙な職場での「生きがい感」・「やりがい感」を高め、ストレス予防や軽減・燃え尽き防止などに役立つような方策の提唱と、持続可能な職務となるような解決策の提示に挑戦する。

2014/09/01

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