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【一般公募型連携研究プロジェクト】子どもの発達障害と作業療法

研究代表者
長岡千賀 追手門学院大学経営学部 准教授
連携研究員
加藤寿宏 京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻・准教授
松島佳苗 京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻・助教
センター受け入れ教員
吉川 左紀子  京都大学こころの未来研究センター 教授
                                    (一般公募型)
発達障害を持つ子どもへの支援の1つとして作業療法がおこなわれており,確かな成果を上げている。作業療法では,治療活動として感覚・運動の要素を含んだ遊びが用いられ,子どもと作業療法士の1対1の相互の関わりから創発された遊びを治療目的に応じて展開し,子どもの主体性を引き出すことを重視している。
しかしながら,治療的関わりの質はセラピストの技量によって異なり,その治療効果が十分に示されていない事例も存在する。また,セラピストの関わり方に関する科学的検証の必要性がこれまで繰り返し指摘されてきたが,ほとんど検証されていないのが現状である。
そこで本研究では,熟達した作業療法士(以降、熟達者)の実際のセラピーにおける非言語行動や発話形式を分析し,またこれを作業療法士の内観報告と対応付け,熟達者の関わり方の特徴を明らかにする。実践や養成場面に活かしうる知見を専門家や一般に発信することにより,より質の高い作業療法的支援が広まり,発達障害に関する正しい知識が一般にも伝わることを目指す。

2014/08/29

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