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【一般公募型連携研究プロジェクト】新入社員の不適応予防につながるアセスメント法の開発

【平成28年度 一般公募型連携研究プロジェクト】新入社員の不適応予防につながるアセスメント法の開発
研究代表者
野口 寿一 島根大学教育学部 講師
連携研究員
三鴨 朋子  島根大学 特任講師
田中 美樹  島根大学 特任講師
宮田 知子  島根大学 特任講師
高野 由美子 島根大学 特任講師
センター参画
畑中 千紘  京都大学こころの未来研究センター 特定助教(上廣こころ学研究部門)
梅村 高太郎 京都大学こころの未来研究センター 特定研究員
センター受け入れ教員
河合俊雄  京都大学こころの未来研究センター 教授
                                    (一般公募型)
現在、新入社員の社会適応・企業内適応は社会的に重要な課題となっている。島根大学ではこれまで臨床心理学的視点を応用し産業に活かすため、企業向けのメンタルヘルステスト「島大式新入社員スクリーニングテストJ(SSS)を開発し、実践してきた。このテストは、新入社員を6つの観点からパーソナリティの偏りを判断する質問紙であり、その結果を行員のメンタルヘルスの向上・維持や、部署の運営および管理職教育に役立てることを目的としている。これまで申請者らは地域企業と連携し、質問紙の実施とフィードバックを行うという連携実践を通して、新入社員の課題の予測と対応についての検討を重ねてきた。ただし、本質問項目の妥当性や信頼性に不十分な点があることも明らかこなってきており、実用的なものとして改訂していく必要がある。そこで、京都大学こころの未来研究センターでの地域連携や現代の意識等の連携研究プロジェクトの知見と協働させつつ、質問紙の改訂を行うと共に、描画テストを同時に行い、潜在的な問題の発見につながる視点を探索的に検討する。これによって臨床心理学的知見を地域連携に活力すための視点を明らかにし、現場とインタラクティブに検討していくことにより、実践的な方法論を提案することに資することができると思われる。

2016/04/22

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