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依存症に関する総合的研究

                    (教員提案型プロジェクト)
研究代表者
船橋新太郎 京都大学こころの未来研究センター 教授
連携研究員
福山秀直 京都大学大学院医学研究科 教授
谷岡一郎 大阪商業大学 学長・教授
十一元三 京都大学 教授
勝見幸則 大阪商業大学アミューズメント産業研究所 主任研究員
共同研究員
竹林美佳 京都大学 院生
プロジェクト趣旨
様々なメディアや機器の登場とその急速な発達により、携帯電話依存症、ゲーム依存症、ギャンブル依存症など、様々な新たな依存症が生まれている。新たな機器やメディアを利用して楽しむ段階を越えて、それなしでは日々の生活を円滑に営めないだけではなく、それによって自己の生活を破滅させるに至る例が見受けられている。このような依存症は、薬物に対する依存症とは別の新たな社会問題であり、これを放置することにより大きな社会的損失が生じることになる。したがって、このような依存症がどのような仕組みで生じるのか、どのようなプロセスを経て重度の依存症に至るのか、重度の依存症から抜け出すにはどのようにすればよいのか、重度の依存症の人に対してどのような支援が必要なのかなど、依存症に関する基礎的・臨床的研究の推進とともに、その防止と改善のための対策の立案が急務である。
本プロジェクトでは、ゲームやギャンブルに対する依存症の生物学的な要因に注目し、依存症に陥る仕組みに関する基礎的な研究を実施する。

2008/10/08

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