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  2. プロジェクト
  3. 平成23年度のプロジェクト
  4. ミクロ文化事象分析と映像実践を通じたこころの学際的研究
    -文化と医療誌における映像資料・精神生態関与資料をおもな対象として-

ミクロ文化事象分析と映像実践を通じたこころの学際的研究
-文化と医療誌における映像資料・精神生態関与資料をおもな対象として-

研究代表者
宮坂敬造 慶応義塾大学 教授
連携研究員
石井美保 京都大学人文科学研究所 准教授
八代嘉美 慶應義塾大学医学部 助教
共同研究員
山口亮太 京都大学大学院アジアアフリカ地域研究科
大石高典 京都大学アフリカ地域研究資料センター・特任研究員
センター受け入れ教員
鎌田東二 京都大学こころの未来研究センター 教授
                                            (一般公募型)
 相互作用自然事態に現れる<こころ>の表現、相互の交流によって生じる相互的な<こころ>の流れをどのように効果的に学術映像によって写しとれるのかを、新設概念を組みあわせた分析枠組みを考案することによって、検討・検証し、その成果に基づいて、<こころを写す映像>がどのような映像表現制作上の基準・条件を満たすべきなのかを確定し、それに基づき、実際の学術映像を制作することを研究目的とする。そのために、文化と医療に関わる過去の映像人類学作品を中心とする学術映像の検討、そして、それがどのように聴衆にも伝わり理解されえるのかを、本研究が昨年度整えてきた上記基準との関連で継続検討する。本年度は上記基準を確定し、実用研究にも資する<こころを写す映像>を制作する。昨年度実施の研究会で示したように「負の感情にかかわるこころ」とその映像による把握可能性に焦点をあわせ、人類学・宗教学・心理学等の学際的検討を通して明確にしていくことが本研究の特徴であるが、国際的な連携による研究会も昨年同様に展開する見込みであり、パイオニア研究として本研究は国際的インパクトをもつと判断している。

2011/07/12

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