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発達障害の認知・感情特性と療育的関わり

                    (教員提案型プロジェクト)
研究代表者
吉川左紀子 京都大学こころの未来研究センター 教授
連携研究員
正高信男 京都大学霊長類研究所 教授
久保(河合)南海子 愛知淑徳大学 講師
共同研究員
伊藤祐康 京都大学大学院霊長類研究所 大学院生
プロジェクト趣旨
本研究では①学習障害児や発達障害児の認知的特性を実験的に研究する基礎研究と、②研究のフィードバックを含めて実際の療育研究を行うという2 つの指針を基に行っていく。①に挙げた基礎研究については、それぞれの脳機能の障害に応じて、もっとも適切かつ体系的な療育支援を考えていくために、学習の困難さをもたらす認知機能と脳機構の関連について解明することを目的とする。②療育研究については、まず、学習障害児、広汎性発達障害児の個々の得意なところ、苦手で困難なところを同定する。得意な部分については更に伸ばし、困難な部分は安定して学習が進むよう、認知的に強い能力によって学習の迂回路を形成してあげるなど、体系化されたプログラムの供給と長期的展望に立った支援を目的とする。

2008/10/08

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