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鎌田教授の共著『火山と日本の神話──亡命ロシア人ワノフスキーの古事記論』が出版されました

1602kamata_kazan.png 鎌田東二教授の共著『火山と日本の神話──亡命ロシア人ワノフスキーの古事記論』が2016年2月、桃山堂より出版されました。ロシアの革命家で日本亡命後は戦前の早稲田大学で教鞭をとったワノフスキーの古事記研究の全貌とその人物像を多角的に分析した本です。鎌田教授は、第二部「『火山と太陽』を読む」において編者と対話し、ワノフスキーの火山神話論について、自身の古事記研究の知見と火山論を網羅しつつ日本列島やロシアの精神風土について考察しています。


『火山と日本の神話──亡命ロシア人ワノフスキーの古事記論』
桃山堂編 アレクサンドル・ワノフスキー、鎌田東二、野村律夫、保立道久ほか著


○本の紹介
ロシアの革命家で日本への亡命者、早稲田大学の教師ワノフスキーは古事記神話の根幹に火山の記憶を見出し、戦後まもなく『火山と太陽』を出版しました。今回、火山神話論の先駆的論考として密かに注目されていたこの本を復刻したうえで、分野の異なる三人の大学教授に読んでもらい、解説と感想をまとめてもらいました。
加えて、ワノフスキーの評伝「火山と革命」、火山神話論の地質学的背景を探る現地ルポ「火山と神話の現場からの報告」(協力:桜島ミュージアム理事長・福島大輔氏)を掲載。二千万年以上まえの日本列島の形成期にまで視野を広げて、神話研究と地質学の二つのルートから火山列島の神話の謎を探っています。


[第一部]
ワノフスキー著『火山と太陽』ほかの復刻
[第二部]
『火山と太陽』を読む
鎌田東二(京都大教授、宗教哲学) 「火山と黙示録」
野村律夫(島根大教授、地質学) 「地球の時間、人間の時間」
保立道久(東大名誉教授、歴史学)「歴史学からみる火山神話」
[第三部]
評伝ワノフスキー「火山と革命」
[第四部]
「火山と神話の現場からの報告」


単行本:269ページ
出版社:桃山堂
ISBN-10:4905342058
ISBN-13:978-4905342052
発売日:2016/2/1
価格:2,000円+税  


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