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鎌田教授のインタビュー記事が掲載された『没後20年 司馬遼太郎の言葉2 この国のかたち』が出版されました

 2016年3月、鎌田東二教授のインタビュー記事が掲載された『没後20年 司馬遼太郎の言葉2 この国のかたち』が朝日新聞出版より刊行されました。「私と司馬さん」というコーナーにて、鎌田教授は司馬氏の著作や言葉を振り返りながら、宗教哲学者としての自身の活動と、司馬氏も訪れたアイルランドでのエピソードなどを紹介し、日本の神々に寄り添い生きる様子をいきいきと語っています。


1603kamata_shiba.png『没後20年 司馬遼太郎の言葉2 この国のかたち』
出版社: 朝日新聞出版 (2016/3/28)
定価:994円(税込)
A5判 300ページ ムック
ISBN-10: 4022770384
ISBN-13: 978-4022770387
出版社 書籍ページ
Amazon.co.jp 書籍ページ


「私と司馬さん」鎌田東二さん 宗教哲学・民族学者


 司馬さんの文章には、印象に残る言葉やセンテンスがあちこちにちりばめられています。『この国のかたち 五』の最初の1行、「神道に、教祖も教義もない」もいいですね。私は"フリーランス神主"を自称してきました。神職の資格を持ち、お祓いや地鎮祭をしたこともあります。しかし、どこの神社にも属さず、フリーな立場で神を敬いながら、神道などを研究する宗教哲学が専門です。(中略)
 私は、ダブリン大学の客員研究員になったこともあり、『愛蘭土紀行』も読みました。司馬さんのようにゴールウェイやアラン島にも行っています。私は修験道のほら貝や、縄文の石笛を吹くのが趣味。早朝にアラン島の断崖に行き、ほら貝を吹いていると、野良犬が寄ってきて「うぉ〜」と遠吠えを始めました。あの犬はフェアリー(精霊)だったのか、思わぬセッションを楽しみました(笑)。
 両国の共通点はアニミズム的な信仰があることと、ユーラシア大陸の東西の果てにあることです。


(掲載ページより)