上田祥行特定講師らの2件の研究が日本心理学会第86回大会で特別優秀発表賞を受賞しました。
上田祥行特定講師らが行った2件の研究発表が、2022年9月8–11日に行われた日本心理学会第86回大会で特別優秀発表賞に選ばれました。 1件目は、上田特定講師(筆頭著者)が、中山真孝 本研究院特定講師、阿部修士 同准教授、内田由紀子 同教授、齋木潤 京都大学大学院人間・環境学研究科教授らと共同で発表したもので、発表題目は『「こころ」の概念に関する多国間調査―「こころワールドマップ」の作成に向け…
上田祥行特定講師らが行った2件の研究発表が、2022年9月8–11日に行われた日本心理学会第86回大会で特別優秀発表賞に選ばれました。 1件目は、上田特定講師(筆頭著者)が、中山真孝 本研究院特定講師、阿部修士 同准教授、内田由紀子 同教授、齋木潤 京都大学大学院人間・環境学研究科教授らと共同で発表したもので、発表題目は『「こころ」の概念に関する多国間調査―「こころワールドマップ」の作成に向け…
広井良典教授が武蔵野美術大学・日本総合研究所主催の共同シンポジウム「自律協生社会のデザイン」で基調講演を行いました(11月1日、武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス)。 本シンポジウムは、株式会社日本総合研究所と武蔵野美術大学・ソーシャルクリエイティブ研究所が、主体的・自律的な個人が力を合わせることで生まれる地域社会(自律協生社会)の実現に向けた共同研究を開始することのキックオフイベントとして開催さ…
近年、人工知能(AI)によるアートが盛んですが、絵画や写真などの視覚芸術に比べ、AIが生成する詩や文学はまだ発展途上の段階です。このようなAIが作ったアートでは、AIの創作に人間が介入することなく完結するもの(Human out of the loop:HOTL)と、何らかの形で人間がかかわるもの(Human in the loop:HITL)に分けられます。 京都大学人と社会の未来研究院の上田…
人と社会の未来研究院では、今後、本研究院における様々な活動を展開していく際に活用するため、本研究院のロゴマークを制定することになりましたので、そのデザインを幅広く公募いたします。 使用範囲 Webサイト、名刺、印刷物、画像、映像、各種ノベルティなど広範囲に活用します。 募集内容(1)応募資格 ・どなたでも応募していただけます。 ・個人応募又はグループ応募のいずれかの方法で応募できます。ただし、個人…
新型コロナのためにしばらく休講になっていましたが、後期から思想塾を再開します。今回は、現代文明の危機的な様相(たとえばロシア・ウクライナ戦争など)を論じるとともに、日本思想・文化についても議論する予定です。現代文明を構成している西洋の近代主義の特質は何か。また、それとは異なった伝統をもつ日本思想の底流にあるものは何か。それを、講師の方による講義(予定)も含めて、参加者の皆さんと自由に議論したいと考…
熊谷誠慈准教授と古屋俊和CEO(株式会社テラバース)らが共同開発をしたAR(拡張現実)技術「テラ・プラットフォームAR Ver1.0」および仏教仮想空間「テラバース」開発構想、仏教対話AI「ブッダボット」に関する記事が、マサチューセッツ工科大学(MIT)の科学技術誌『MIT Technology Review(ドイツ語版)』に掲載されました。 https://www.heise.de/hinter…
広井良典教授が第81回日本公衆衛生学会総会で特別講演を行いました(10月7日、YCC県民文化ホール、山梨県甲府市)。 今回の総会は「公衆衛生イノベーションー原点確認、変革促進」をテーマとし、科学技術イノベーションを取り入れた斬新的視点と手法を用いた公衆衛生活動の変革を通じて、昨今の健康危機を乗り越えることを基本的な趣旨としています(学会長・山縣然太郎山梨大学教授)。 学会は10月7-9日の3…
熊谷誠慈准教授と古屋俊和CEO(株式会社テラバース)らが共同開発をしたAR(拡張現実)技術「テラ・プラットフォームAR Ver1.0」および仏教仮想空間「テラバース」開発構想、仏教対話AI「ブッダボット」に関する記事が、ブータン王国のクンセル新聞に掲載されました。熊谷准教授らが昨年公表した仏教対話AI「ブッダボット」に、AR(拡張現実)技術を付加した新技術「テラ・プラットフォームAR Ver1.0…
上田祥行講師(筆頭・責任著者)、吉川左紀子教授(京都芸術大学)らの研究が国際学術誌『Frontiers in Psychology』に掲載されました。 私たちが人間関係を構築する際には、初対面でもできるだけ最適な相手を選択することが重要です。これまでの研究では、一人の顔写真を提示してその人を判断するという比較的単純な方法が用いられ、短時間で判断するときも長時間かけて判断するときでも、一貫して「笑顔…
熊谷誠慈准教授と古屋俊和CEO(株式会社テラバース)らが共同開発をしたAR(拡張現実)技術「テラ・プラットフォームAR Ver1.0」および仏教仮想空間「テラバース」開発構想に関する記事が、中国新聞に掲載されました。 熊谷准教授らが昨年公表した仏教対話AI「ブッダボット」に、AR(拡張現実)技術を付加した新技術「テラ・プラットフォームAR Ver1.0」が完成しました。熊谷准教授らの開発チームは、…
『Journal of Analytical Psychology』第67号に、河合俊雄教授の論文が掲載されました。 河合俊雄. (2022). The symbolic and non-symbolic aspect of image: clinical and cultural reflections. Journal of Analytical Psychology, 67 (…
広井良典教授がSCI(スマートシティインスティテュート)-Japan、京都大学経営管理大学院共催カンファレンス「デジタル田園都市国家構想におけるスマートシティ実装に向けたマネジメントとガバナンスの課題と解決の方向性」で基調講演を行いました(10月2日、京都大学100周年記念ホール)。 本カンファレンスは、日本のスマートシティが直面するマネジメントやガバナンスに関する課題について討議するもので、…
『精神科治療学』第37号に、河合俊雄教授の論考が掲載されました。 河合俊雄. (2022). 箱庭療法-その特徴と文化的背景-. 精神科治療学, 37 (9), 969-974. 〔構成〕 はじめに Ⅰ. 他のイメージの技法との比較 Ⅱ. 見立てとしての箱庭 Ⅲ. 象徴と物語-解釈の視点- Ⅳ. 文化差とこころの古層 Ⅴ. 日本の芸道による内面化 Ⅵ. 象徴性と象徴性を超えたもの &…
『いのちの科学の最前線 生きていることの不思議に挑む』に、河合俊雄教授のインタビュー「身体の外にも広がりゆくこころ」が掲載されました。 本書は「いのち」をテーマに、様々な分野の10名の研究者へのインタビューから構成されたもので、河合教授は、臨床心理学による「こころの研究」という視点から、時代・社会の変化とこころの問題の関連、「発達障害」の増加や心理療法家のアウトリーチの需要の高まりなどを紹介して…
熊谷誠慈准教授と古屋俊和CEO(株式会社テラバース)らが共同開発をしたAR(拡張現実)技術「テラ・プラットフォームAR Ver1.0」および仏教仮想空間「テラバース」開発構想が、日経BP(Beyond Health)で特集されました。 熊谷准教授らが昨年公表した仏教対話AI「ブッダボット」に、AR(拡張現実)技術を付加した新技術「テラ・プラットフォームAR Ver1.0」が完成しました。熊谷准教授…
熊谷誠慈准教授と古屋俊和CEO(株式会社テラバース)らが共同開発をしたAR(拡張現実)技術「テラ・プラットフォームAR Ver1.0」および仏教仮想空間「テラバース」開発構想が、9月27日、tssテレビ新広島の報道番組「ライク!」で特集されました。 熊谷准教授らが昨年公表した仏教対話AI「ブッダボット」に、AR(拡張現実)技術を付加した新技術「テラ・プラットフォームAR Ver1.0」が完成しまし…
本年4月に京都大学に設置された京都大学人と社会の未来研究院は、旧こころの未来研究センター上廣倫理財団寄附研究部門を継承し、同寄附研究部門は今期で第3期を迎えることになりました。第3期における新たな展開を見据え、このたび、「成熟時代における生き方と社会の在り方-ポストSDGsを見据えて-」と題しキックオフシンポジウムを開催することになりました。シンポジウムでは、各研究プロジェクトの概要発表のほかデ…
広井良典教授が沖縄経済同友会・SDG委員会で「幸福度指標をめぐる展望と課題――沖縄発・新しい豊かさのモデル」と題する報告を行いました(9月16日、那覇市りゅうぎん健保会館)。 沖縄経済同友会では、同SDGs委員会の中に本年5月「沖縄県民総幸福度(GOH)構築推進のためのチーム(略称:チームGOH)」を設置し、県の新21世紀ビジョンの客観的指標を支え、その横串となる主観的幸福度指標の構築について…
京都大学 人と社会の未来研究院「社会的共通資本と未来」寄附研究部門創設記念シンポジウムBeyond Capitalism 〜拡張する社会的共通資本〜の開催報告 京都大学 人と社会の未来研究院に「社会的共通資本と未来」寄附研究部門(以下、本研究部門)が創設されました。本研究部門は、宇沢弘文氏(うざわ・ひろふみ)が提唱した「社会的共通資本」の理念を気候変動や格差拡大など現代社会の課題解決につなぎ、学…
熊谷誠慈准教授と古屋俊和CEO(株式会社テラバース)らが共同開発をしたAR(拡張現実)技術「テラ・プラットフォームAR Ver1.0」および仏教仮想空間「テラバース」開発構想が、華僑日報(*中国語)、星島日報(*中国語)、聯合報(*中国語)、Yahoo Hong Kong(*中国語)、日本経済新聞、中外日報に報道されました。熊谷准教授らが昨年公表した仏教対話AI「ブッダボット」に、AR(拡張現実)…
内田教授・中山特定講師・ボウエン准教授による論文「Interdependence of Emotion: Conceptualization, Evidence, and Social Implications From Cultural Psychology」が、国際誌「Current Directions in Psychological Science」に掲載されました。https://jo…
開催日:2022年10月10日(休日) 時間:13時30分~16時30分 (開場:13時00分) 会場:京都大学百周年記念ホール https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r-y 対象:一般・地域の方(子ども・学生を含む) 企業・研究者の方どなたでも参加いただけます。 定員:350名(会場参加のみ) 子ども・学生参加枠あり 参加費…
広井良典教授がさわやか福祉財団(堀田力会長)主催「いきがい・助け合いサミットin東京」に登壇し報告を行いました(9月1日・2日、グランドプリンスホテル新高輪)。 本サミットは、「共生社会をつくる地域包括ケア-生活を支え合う仕組みと実践」をテーマとし、高齢者ケアや子育て支援などを含む、これからの時代の地域社会やコミュニティのあり方を幅広い角度から考えるもので、大阪(2019年)、神奈川(2021…
熊谷誠慈准教授と古屋俊和CEO(株式会社テラバース)らが共同開発をしたAR(拡張現実)技術「テラ・プラットフォームAR Ver1.0」および仏教仮想空間「テラバース」開発構想が、京都大学から発表され、The Mainichi、香港01、NHK World JAPAN、京都新聞、日刊工業新聞、毎日新聞に報道されました。熊谷准教授らが昨年公表した仏教対話AI「ブッダボット」に、AR(拡張現実)技術を付…
熊谷誠慈准教授と古屋俊和CEO(株式会社テラバース)らが共同開発をしたAR(拡張現実)技術「テラ・プラットフォームAR Ver1.0」および仏教仮想空間「テラバース」開発構想が、読売テレビTEN「スマホで仏様に悩み相談 京大チーム開発」(2022年9月7日)で報道されました。熊谷准教授らが昨年公表した仏教対話AI「ブッダボット」に、AR(拡張現実)技術を付加した新技術「テラ・プラットフォームAR …
内田由紀子教授が登壇したオンラインシンポジウム「まちをつくる人を、つくる 〜デジタル田園都市国家構想とウェルビーイングな社会のゆくえ〜」におけるまとめ記事「まちづくりにおけるウェルビーイングとは」が公開されました。 https://loftwork.com/jp/event/20220621-22_digiden_well-being/digiden_well-being_report_1
ウェルビーイングリーダーズサミットに内田由紀子教授が登壇します。 申し込み等は下記をご参照ください。 https://www.recme.jp/lp/well-being-leaders-summit/2022-autumn/?data=speaker14
熊谷誠慈准教授と古屋俊和CEO(株式会社テラバース)らが共同開発を続けてきた仏教対話AI「ブッダボット」と、仏教仮想空間「テラバース」構想が、関西テレビ報道ランナー「“人工知能”ブッダが「お悩み相談」で煩悩解消 京大チームが開発 目指すは仮想空間「テラ(寺)バース」」(2022年9月6日)で報道されました。 熊谷准教授らが開発を進めてきた仏教対話AI「ブッダボット」にAR(拡張現実)技術が融合され…
熊谷誠慈准教授と古屋俊和CEO(株式会社テラバース)が共同開発したAR「テラ・プラットフォームAR Ver1.0」が、朝日放送ABCニュース「お悩み相談に“AIブッダ”が回答!? 仏教とメタバース融合させた「テラバース」 京大研究チームが開発進める」(2022年9月6日)で報道されました。熊谷准教授と古屋CEOが、AR(拡張現実)やAIを用いて共同開発したこの技術では、スマホのカメラ画面上に召喚さ…
熊谷誠慈准教授らが開発した仏教対話AI「ブッダボット」が、NHKニュース「スマホに仏像の姿:仏教の教えで悩みに答える対話型AI開発」(2022年9月6日)で報道されました。2021年3月に、熊谷准教授は、東伏見光普執事長(青蓮院門跡)、古屋俊和CEO(株式会社テラバース)らと仏教対話AI「ブッダボット」を開発し、公表しました。このたび、この「ブッダボット」にAR(拡張現実)技術が融合され、視覚・聴…
2022年7月3日、木村整民研究員が、BS松竹東急「号外!日本史スクープ砲 やはり聖徳太子は実在した?!太子研究最前線」に出演し、聖徳太子の「三経義疏」について解説しました。番組では、大蔵経のテキストデーターベースを使って、『法華義疏』『勝鬘義疏』『維摩義疏』(三経義疏)に共通する部分があることを明らかにしています。 同番組の動画 同番組の紹介ウェブサイト 同番組の紹介動画
広井良典教授が第72回日本病院学会で特別講演を行いました(7月7日、島根県民会館)。 日本病院学会は、一般社団法人日本病院会が毎年開催する学会で、今回は「医療の持続可能性――COVID19を超えて、未曽有の高齢化時代へ向けて」をテーマとし、COVID19のパンデミックを通じ、これまで優良とされてきた日本の医療福祉体制の脆弱性があらわになったことを踏まえ、かつその後に世界でどの国も経験したことの…
このたび、京都大学人と社会の未来研究院に社会的共通資本と未来寄附研究部門が創設されました。本寄附研究部門は、世界的な業績を挙げた経済学者である宇沢弘文氏が唱えられた「社会的共通資本」の理念を継承しつつ、それを気候変動や格差拡大など現代社会の課題解決につなげ発展させるとともに、学問分野の垣根を越えて様々な社会的セクターと連携し、未来に向けた社会的インパクトの創出を図っていくことをミッションとしてい…
人と社会の未来研究センターでは、人文社会科学・文理融合的研究プロジェクトを学内公募します。申し込み期限は、令和4 年7 月22 日(金)12 時必着となります。詳細は、下記のリンク先をご覧ください。 令和4 年度人文社会科学・文理融合的研究プロジェクトの募集について
内田由紀子教授らのチームが作成した地域の協調的ウェルビーイングの指標がスマートシティInstituteのLiveable Well-Being City指標(LWC指標)に採用され、デジタル田園都市国家構想におけるWell-Being指標として活用されることとなりました。 関連サイト 一般社団法人スマートシティ・インスティテュート|Liveable Well-Being City …
広井良典教授が共著書の一人である西垣通編『AI・ロボットと共存の倫理』が岩波書店より刊行されました。 本書は、「限りなく人間に近づきつつあるテクノロジーは、果たして生命を持つようになるのか。そして私たちはAI・ロボットといかに付き合うべきか」というテーマについて、異分野の研究者が上廣倫理財団の助成を得て行った共同研究の成果をまとめたものです。執筆者は広井教授のほか、西垣通・東京大学名誉教授、河島…
広井良典教授の論考が京都新聞(6月20日付夕刊)の「現代のことば」欄に掲載されました。 タイトルは「「人生百年時代」の『論語』」で、の「われ十有五にして・・・」から始まる孔子の文章の現代的意味を述べる一方、「人生百年時代」とされる現在、もしも孔子が生きていたとしたら「80にして」「90にして」「100にして」の部分を書き加えるのではないかという点を指摘し、認知症や「老年的超越」、「生と死のグラ…
亀山隆彦研究員の展覧会レビュー「禅との隔たりを写す」が『アートコレクターズ』2022年6月号に掲載されました。 関連サイト アートコレクターズ No.159 2022年06月号 – 生活の友社
広井良典教授が2022年度社叢学会年次総会にて報告及びコーディネーターを務めました(6月11日、秩父神社)。 社叢学会は、「鎮守の森」を学際的に研究するNPO法人で、関連する様々な研究分野(民俗学、歴史学、植物生態学、都市計画等々)の垣根を取り払って調査研究を進め、地域に密着した新しい学問の創造と社叢の保存・開発をめざす趣旨で2002年に設立された学会です(理事長は薗田稔・京都大学名誉教授、秩…
Igor de Almeida (イーゴル・デ・アルメイダ)特定助教のインタビュー記事が、新しい科学技術の発展を紹介する学術誌ScienceNewsに掲載されました。本記事は、ラテンアメリカ文化に関する最近の研究を取り上げ、今後それらが文化的差異を扱う心理学研究に影響を与える可能性を示唆しています。また、この記事では、KubaKrys博士(2017~2019年、日本学術振興会特別研究員)、内田由紀…
2022年6月4日、京都市の私立ヴィアトール学園洛星高等学校の生徒さん20名が研究院を訪問し、中山真孝特定講師が講義等を行いました。訪問はOBの研究室訪問の一環として行われ、「こころの科学」について、最近の研究を紹介しながら講義を行いました。講義後には質疑・議論が行われ、鋭い質問が飛び交う活発な議論となりました。
上田祥行講師、文学研究科の坂田千文(筆頭著者)さん、教育学研究科の野村理朗准教授らの研究が国際学術誌『Psychologia』に掲載されました。 同性結婚や移民の受入れなどの政治的トピックは、しばしば人によって賛否が分かれます。このようなトピックに関して、自分の態度(例えば賛成)とは反対の態度である他者(例えば反対)の意見を聴くと、前よりももっと自分の賛否の程度を強めるという、「態度の固執」が…
広井良典教授のインタビュー記事が韓国・中央日報に掲載されました(5月27日)。 中央日報は、東亜日報、朝鮮日報と並ぶ韓国の主要新聞で、今回の記事は、昨年韓国において韓国語版が翻訳刊行された広井教授の著書『人口減少社会のデザイン』に関するものです。 記事では、AIを活用した日本社会の未来シミュレーションや、都市集中と地方分散、社会保障における世代間配分のあり方、若い世代への支援、日本・韓国の比較と…
金森学振特別研究員らの研究の内容が、日本農業新聞の論説「農村のうつ対策 生き心地の良い環境を」(2022年5月16日)にて紹介されました。 記事のオンライン版はこちらになります。 該当する研究は、金森氏のWebサイトにて概要が紹介されています。 1.都市部に比べて農村部では1.2倍うつが多いただしまちの中心部まで時間のかかるところに住む人は1割うつが少ない~ソーシャル・キャピタルが都市-農村格差を…
広井良典教授が第19回日本自治総合学会研究大会で講演を行いました(5月19日、一橋大学学術総合センター)。 同学会は、市民的な視野に立ち、学術と実践の知的交流を通じて日本の再生、地方自治の創造をめざし、地域主権国家にふさわしい自立・自律的な地方自治を推進することを目的に設立されたものです。 今回の研究大会は二日間にわたって行われ、第一日目は牧島かれん・デジタル大臣の「日本のデジタル政策」、多…
畑中千紘特定准教授、河合俊雄教授、鈴木優佳特定助教、粉川尚枝特定助教らが執筆した論文が”Innovation: The European Journal of Social Science Research”誌に掲載されました。 論文タイトル:Paradoxical nature of narrative in analytical psychotherapyhttps://www….
熊谷誠慈准教授(上廣倫理財団寄附研究部門長)がプログラムディレクター(PD)をつとめる、内閣府ムーンショット型研究開発制度の目標9(2050年までに、こころの安らぎや活力を増大することで、精神的に豊かで躍動的な社会を実現)に関する紹介記事が、宗教専門の新聞「文化時報」(2022年4月22日1面および6面)に掲載されました。 同目標では、採択した13名のプログラムマネージャー(PM)を中心に、こころ…
5月7日に金森学振特別研究員が日本農業新聞に掲載されました。 金森学振特別研究員による、研究内容の概要の紹介: 「都市部に比べて農村部では1.2倍うつが多い ただしまちの中心部まで時間のかかるところに住む人では1割うつが少ない ~ソーシャル・キャピタルが都市—農村格差を縮める可能性~」 金森氏のWebサイト 【論文出版】農村度とうつ、ソーシャル・キャピタル
熊谷誠慈准教授(上廣倫理財団寄附研究部門長)によるブータン国教でもある「ドゥク派」の初期の歴史を概説した論稿が、オックスフォード大学出版局の『オックスフォード研究百科事典』(Oxford Research Encyclopedias)宗教分野に掲載されました。 Seiji Kumagai: “Early History of the Drukpa Kagyü School,”…
広井良典教授が長野県、日立コンサルティングと行った「AIを活用した長野県の未来に関するシミュレーション」の記者発表が長野県庁で行われました(4月22日)。 本シミュレーションは、広井教授と長野県、日立京大ラボ等が2019年4月にまとめた「AIを活用した、長野県の持続可能な未来に向けた政策研究」の内容をより客観的かつ精度の高いものにし、県の総合計画策定における基礎資料として活用しようとするもので…
熊谷誠慈准教授(上廣倫理財団寄附研究部門長)によるブータン仏教開祖ツァンパギャレー(1161-1211)の概説シリーズ「The Life and Legacy of Tsangpa Gyare」(計3回)の第3回目「Part 3: Spiritual activities and institutional legacies」が、ブータン王国のクンセル新聞(2022年4月7日9面)およびクンセル新…
広井良典教授の論考が京都新聞(4月18日付夕刊)の「現代のことば」欄に掲載されました。 タイトルは「パラダイムと「真理」」で、トマス・クーンのいわゆるパラダイム論をめぐる科学史での議論や、宇宙物理学者ホーキングが晩年唱えた「モデル依存実在論」などに言及しつつ、人間は生存に必要な“世界の断面”を切り取って認識しており、世界のありようは“見る側”の視点に依存していることを指摘しながら、しかしそうした点…
畑中千紘特定准教授が執筆した記事が「群馬自治」令和4年4月号に掲載されました。 この記事は「コロナ禍のこころ こころの危機が変化の可能性を開く」と題されたもので、 コロナ禍での心理療法やSNSカウンセリングの分析を基に執筆されました。 コロナ禍は未だに我々の生活を制限しており、物理的・経済的・社会的なリスクが高い状態が続いています。 一方、そうした危機をきっかけに変化の可能性が開かれることもあ…
畑中千紘特定准教授、鈴木優佳特定助教が編集・執筆に携わった『SNSカウンセリング・トレーニングブック』が誠信書房より発刊されました。 本書は、 『SNSカウンセリング・ハンドブック』(http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/snscounselingbook_hatanaka/) 『SNSカウンセリング・ケースブック:事例で学ぶ支援の方法』(http://kokoro.kyot…
内田教授がJSTーRISTEX事業で実施した京丹後でのネットワーク調査の論文がJournal of Computational Social Scienceに発表されました。 Masashi Komori, Kosuke Takemura, Yukihisa Minoura, Atsuhiko Uchida, Rino Iida, Aya Seike & Yukiko Uchida E…
2022年度のWorld Happiness Report (世界幸福レポート)において 内田教授が執筆に携わった章「Insights from the first global survey of balance and harmony」が公開されました。 これまで各国で参照されている世界幸福レポートにおいて、東洋的な価値観にルーツをもつ、バランスと協調的 志向的幸福感という視点での章が含まれた…
「群馬県幸福度レポート」に内田教授のインタビューが掲載されました。 群馬県では幸福度を指標化し、レポートが取りまとめられました。 レポート冒頭第1部にて、内田教授の「幸福とコミュニティについて」という インタビュー記事が掲載されています。 URL:https://gunma-v.jp/wellbeing/
熊谷誠慈准教授(上廣倫理財団寄附研究部門長)によるブータン仏教開祖ツァンパギャレー(1161-1211)の概説シリーズ「The Life and Legacy of Tsangpa Gyare」(計3回)の第2回目「Part 2: Birth, family background, education and practices」が、ブータン王国のクンセル新聞(2022年4月2日8面)およびクンセ…
熊谷誠慈准教授(上廣倫理財団寄附研究部門長)が、独立型緩和ケア病院「あそかビハーラ病院」(京都府城陽市)の、浄土真宗本願寺派による運営撤退に関するインタビューを受け、宗教専門の新聞「文化時報」(2022年3月8日2面)に記事が掲載されました。 同病院は、仏教版ホスピスとして10年前に開業しましたが、運営母体の浄土真宗本願寺派が運営撤退を決めました。運営撤退そのものは残念なことではあるものの、こ…
4月1日に金森学振特別研究員が、雑誌「Suicide and Life-Threatening Behavior」にて、 ファーストオーサーの論文の引用数が表彰されました。 受賞名は「Top Cited Article 2020-2021」 論文タイトルは「Suicide and Types of Agriculture: A Time-Series Analysis in Japan」 です。 …
熊谷誠慈准教授(上廣倫理財団寄附研究部門長)によるブータン仏教開祖ツァンパギャレー(1161-1211)の概説シリーズ「The Life and Legacy of Tsangpa Gyare: A three-part series」(計3回)の第1回目が、ブータン王国のクンセル新聞(2022年3月30日7面)およびクンセル新聞オンライン版(2022年3月30日)に掲載されました。 https:…
改組のお知らせ: 京都大学こころの未来研究センターは2022年4月1日より「京都大学人と社会の未来研究院」(英語名称:Kyoto University Institute for the Future of Human Society)として改組され、京都大学の人文社会科学や文理融合研究発信のマネージメントを行うことになりました。 新しいウェブサイトが出来上がり次第、以降のお知らせをいたします。 …
熊谷誠慈准教授(上廣倫理財団寄附研究部門長)が、プログラム・ディレクター(PD)を務める内閣府ムーンショット型研究開発制度(目標9)「2050年までに、こころの安らぎや活力を増大することで、精神的に豊かで躍動的な社会を実現」のプロジェクト・マネージャー(PM)が決定しました。 分子生物学や脳神経科学から人文社会科学にいたるまで文理の壁を越え、さらに伝統知や音楽、芸術といった人類の叡智を統合し、個人…
2022年3月13日(日)、人文社会科学・文理融合的研究プロジェクト 2021年度研究報告会が、こころの未来研究センター本館において開催されました。参加者はZoomを介し、オンライン上からリアルタイムで視聴することができました。 本プロジェクトでは「国立大学改革強化推進補助金」の枠組みを受け、学内の多様な分野の研究者による、人社・文理融合プロジェクトの達成を目的とする研究案を公募しました。特に…
広井良典教授が松下政経塾「Next Leaders Program」で基調講演を行いました(3月24日、オンライン)。 松下政経塾はパナソニックの創業者である松下幸之助が1979年に設立した公益財団法人で、政治、行政等の公共部門で活躍する人材をこれまで多く輩出してきました。 本プログラムは塾の理念を踏まえ、講師と受講生が交流するアクティブラーニングの場として行われたもので、全3回の講座のうち…
「鎮守の森コミュニティセミナー2022」が開催され、広井良典教授らが登壇しました(3月17日、京都アカデミアフォーラムin 丸の内〔新丸ビル10階〕)。 日本全国には神社、お寺がそれぞれ約8万か所存在しますが、そうした神社ないし社寺の森としての「鎮守の森」は、 自然信仰と一体となったローカルなコミュニティの拠点としての貴重な性格をもってきました。こうした「鎮守の森」を、 自然エネルギーの分散的整…
熊谷誠慈准教授(上廣倫理財団寄附研究部門長)が、2022年4月15日に京都大学百周年時計台記念館百周年記念ホールで開催される「京都大学春秋講義(令和4年度 春季講義) AIと向き合う」で講演をおこないます。 春秋講義は、京都大学における知的資源を広く学内外の人々に伝えるために、一般の方に無料開講しています。今回、熊谷准教授の講演テーマは「伝統とテクノロジーの融合によって切り拓くこころの未来:伝統知…
熊谷誠慈准教授(上廣倫理財団寄附研究部門長)のインタビュー記事「AIで「スーパー説法マシン」開発 京都大学の俊英が語る宗教と科学の融合」が、京都新聞(2022年3月17日27面)および京都新聞オンライン版(2022年3月20日)に掲載されました。宗教研究を人文科学の枠内のみならず、サイエンスと融合して、より効果的なものにしていく試みが取り上げられました。特に、熊谷准教授を中心に開発中の仏教対話AI…
学術広報誌「こころの未来」第26号が刊行されました。今号の特集は「正念場」です。 PDFをダウンロードのうえ閲覧可能です。下記リンク先にアクセスしてご覧ください。 ごあいさつ 「正念場」というのが、もともと仏教用語で「雑念を払い仏道を思い念ずることで、正しい真理を思うこと」で、それが「歌舞伎・浄瑠璃などで、主人公がその役の本質的性格(性根)を発揮させる最も重要な場面」という意味になり、さらに転じて…
亀山隆彦研究員の展覧会レビュー「普遍性とローカリティの往還」が『アートコレクターズ』2022年3月号に掲載されました。 https://www.tomosha.com/book/b601657.html
本書は、2013年に岩波現代全書から翻訳出版された、河合隼雄先生の著書『日本人の心を解く-夢・神話・物語の深層へ』を、岩波現代文庫に新しく収録したものです。本書の内容は、河合先生が1983年~88年のエラノス会議で行った、5回の講義を元としており、今回の収録に際して、書名が『夢・神話・物語と日本人 エラノス会議講演録』に変更されています。 本書の最後には、訳者である河合俊雄教授の「河合隼雄のコ…
広井良典教授が「政策提言AIセミナー:AIを活用した未来構想と戦略策定」に登壇しました(2月25日、京都アカデミアフォーラムin 丸の内・大会議室C・D)。 本セミナーは京都大学こころの未来研究センターが主催し、株式会社日立製作所研究開発グループ及び株式会社日立コンサルティングの共催の下で行われたもので、広井教授と日立製作所及び日立コンサルティングがここ数年行ってきた、AIを活用した未来シミュレー…
2021年12月5日、人文社会科学・文理融合的研究プロジェクトキックオフ国際シンポジウムが、英語にてオンラインで開催されました。人文社会科学・文理融合的研究プロジェクトの始動を記念する今回のシンポジウムでは、「人・社会・地球のウェルビーイング」(英題:”Pursuing Well-Being in Cultural Context: Humans, Societies, and th…
広井良典教授が環境省・中央環境審議会の炭素中立型経済社会変革検討小委員会で報告を行いました(3月2日)。 本委員会は、今年1月に岸田総理が示した「炭素中立型の経済社会に向けた変革を成し遂げるためには、エネルギー供給構造の変革だけでなく、産業構造、国民の暮らし、そして地域の在り方全般にわたる取組が必要」との方針を受け、環境省の中央環境審議会に設置されたもので、広井教授は17名の委員の一人となってい…
熊谷誠慈准教授の新刊『ボン教:弱者を生き抜くチベットの知恵』(創元社)についての記事が『中外日報』に掲載されました。相手に勝つのではなく折り合いをつけるというボン教の「柔軟さと弾力性」が、不透明なポストコロナ時代の生きるヒントになるのではないかとの見解が紹介されています。https://www.chugainippoh.co.jp/article/kanren/books/20220218-004…
日本認知心理学会第18回大会 (2021年3月3―4日・ウェブ開催) において武藤拓之特定助教らが行った口頭発表に対して、2022年2月28日に優秀発表賞「国際性評価部門」が授与されました。この研究は、関西学院大学の小林穂波さん (筆頭発表者)、清水裕士教授、小川洋和教授との共同研究です。 視野の中心に提示された標的刺激の情報の処理が、その周囲に提示された競合する刺激 (フランカー) によって妨害…
こころの未来研究センターが編集している国際誌『プシコロギア』(63巻2号)にて学際研究の特集号「Integrative Science of Human History: How Can Psychology, Archeology, Anthropology and Biology Work Together」が発行されました。 本特集号はプシコロギア編集委員の齋木潤(大学院人間・環境学研究科教…
広井良典教授の論考が京都新聞(2月16日付夕刊)の「現代のことば」欄に掲載されました。 タイトルは「ワン・ウェルビーイング」で、地球環境問題の二つの柱である気候変動と生物多様性のうち、昨今特に関心が高まっているのは前者だが、新型コロナなど「人獣共通感染症」の背景に森林の減少が関与しているという近年の研究からすると、生態系の乱れが人間の生命・健康にまで影響を及ぼすに至っているという点では生物多様性の…
上田祥行講師、嶺本和沙教務補佐員(筆頭著者)、吉川左紀子教授(京都芸術大学)らの研究が国際学術誌『Attention, Perception, & Psychophysics』に掲載されました。 私たちは,複数の表情が同時に呈示されたときに,それらの表情の平均(アンサンブル平均)を素早く自動的に計算することができます。頭の中で計算されるこのアンサンブル平均が,まるで実在する表情と同じよう…
2021年10月17日、第2回京都こころ会議国際シンポジウムが、京都大学百周年時計台記念館百周年記念ホールで開催されました。公益財団法人稲盛財団からの支援を受けて2015年に発足した京都こころ会議は、これまでに「こころと歴史性」(第1回シンポジウム)、「こころの内と外」(第2回シンポジウム)、「こころと共生」(第1回国際シンポジウム)、「こころと生き方―自己とは何か」(第3回シンポジウム)、「ここ…
2021年9月8日(水)に、2021年度第4回京都こころ会議研究会が開催され、明治大学政治経済学部・教授の石山徳子教授が「世代を超えたトラウマと希望 アメリカ核開発と先住民族」と題した発表を行いました。研究会はオンラインで開催され、10名が参加しました。 発表では、まず、アメリカ合衆国に内在する構造として、「セトラー・コロニアリズム」と呼ばれる概念が説明されました。「セトラー・コロニアリズム」とは…
内田由紀子教授らの論文がPerspectives on Psychological Scienceに掲載されました。 オンライン版で早期公開されています。https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/17456916211029632 第1著者で共同研究者のKrys氏はJSPSの外国人特別研究員としてこころの未来研究センターに2017-2019年に滞在してい…
熊谷誠慈准教授と松下賀和研究員のインタビュー出演動画を、米国ラジオ放送局RFA(Radio Free Asia)が公開されました。 本動画では、日本のボン教研究の現状について解説しています(インタビューはチベット語で行われました)。 https://www.youtube.com/watch?v=ReiuFVji2DQ
広井良典教授が経済産業省「今後の地域経済社会の再構築に向けた検討会」で報告を行いました(2月4日)。 本検討会は、日本全体の人口減少の進展に加え一極集中のトレンドなお継続し、地方の人口減少・高齢化に歯止めが掛からない中で、テクノロジーの動向も踏まえつつ地域経済社会の再構築のための方策を検討する趣旨で設置されたもので、広井教授は委員の一人として参加しています。 今回開催された会合で、広井教授は「人口…
熊谷誠慈准教授、上田祥行講師、粟野皓光 京都大学情報学研究科准教授、三浦典之 大阪大学情報科学研究科教授らが研究開発を進めてきた、こころを理想状態に導く「サイキ・ナビゲーション・システム」(PNS)が、企業向けIT製品の総合サイト「キーマンズネット」に取り上げられました。 https://kn.itmedia.co.jp/kn/articles/2201/19/news041.html?fbcli…
熊谷誠慈准教授と松下賀和研究員が、米国ラジオ放送局RFA(Radio Free Asia)にインタビュー出演し、日本のボン教研究の現状について解説しました(インタビューはチベット語で行われました)。https://www.rfa.org/tibetan/sargyur/tibet-japan-01242022100540.html
日本心理学会第85回大会 (2021年9月1日(水)―8日(水)・ウェブ開催) で武藤拓之特定助教が行った研究発表に優秀発表賞が授与されました。 頭の中で物体を回転させるイメージ能力 (心的回転) は,空間的思考と呼ばれる知能の一種です。この心的回転は,回転させる物体を人の姿に見立てることによって効率化されることが知られています。本研究は,この効率化のプロセスとして,物体自体を人の身体に似せること…
日本心理学会第85回大会 (2021年9月1日(水)―8日(水)・ウェブ開催) で、SNSカウンセリングとコミュニティ支援プロジェクトの研究発表が優秀発表賞を受賞しました。 新型コロナウィルスは人々にとって身体的脅威となるだけでなく、心理的にも大きな影響をもたらします。その影響は何かしらの心理的脆弱性を抱えた人の方が大きいとも考えられ、支援が必要です。近年急速な広まりを見せるSNSを用いたカウンセ…
内田由紀子教授らの共著論文が国際学術誌Frontiersに掲載されました。 De Almeida I & Uchida Y (2021)Who can buffer marginalization risk? Affect experience, affect valuation, and social marginalization in Japan and Brazil.Front…
内田由紀子教授らの共著論文が国際学術誌Frontiersに掲載されました。 Froehlich, L., Tsukamoto, S., Morinaga, Y., Sakata, K., Uchida, Y.,Keller, M. M., Stuermer, S., Martiny, S. E., & Trommsdorff, G. (2022).Gender stereotypes …
熊谷誠慈准教授の新刊『ボン教:弱者を生き抜くチベットの智恵』(創元社)が発売されました。 同書は、世界的なボン教儀礼研究者のダニエル・ベロンスキー(プラハ・カレル大学)と密教研究者ニマ・オーセル(プラハ・カレル大学)、さらに欧米随一のボン教瞑想指導者テンジン・ワンギェル師(リクミンチャ・インターナショナル)、さらには、歴史学の三宅伸一郎(大谷大学教授)、文化人類学の小西賢吾(金沢星稜大学)、日本…
内田由紀子教授のインタビュー記事が日経新聞電子版に掲載されました。 「成長の未来図 識者に聞く」シリーズにおける企画インタビュー記事です。 「社員の多様性に向き合う経営を」 京大教授・内田氏 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA23DWY0T21C21A2000000/
ドイツ日本研究所副所長のBarbara Holthus博士の講演会を12/20に開催しました。 社会学者であるBarbara先生に、ライフコースとWell-beingについてお話しいただきました。日本におけるこどもを育てる際のWell-beingのジェンダー格差や地域格差についてのご自身の一連の研究をご報告いただきました。研究手法もメディア分析、質的研究や量的研究、またそれを組み合わせた混合研究法…
広井良典教授が第25回日本統合医療学会(京都大会)で基調講演を行いました(12月18日、オンライン)。 統合医療とは心身の相関やケアの全体性を重視し、非西欧的医学の知見も視野に入れた医療のあり方を意味しており、日本統合医療学会は2008年に設立された一般社団法人です(現在の理事長は伊藤壽記・大阪がん循環器予防センター所長)。 今回の京都大会は「統合医療の未来――エコロジー・自然治癒力・ソーシャルキ…
広井良典教授が「COCNフォーラム2021 地球のサステナビリティへの産業界の貢献」において基調講演を行いました(12月16日、オンライン)。 COCN(産業競争力懇談会、Council on Competitiveness Nippon)は、産業界の有志企業を中心に2006年に発足した組織で、持続的発展の基盤となる産業競争力の強化につながる科学技術の強化やイノベーションの創出を目的として、産官学…
上田祥行特定講師、人間・環境学研究科の大塚幸生(筆頭著者)さん、齋木潤教授らの研究が国際学術誌『Frontiers in Psychology』に掲載されました。 近年の文化研究では、世界各地で調査された多数のサンプルを用いて、人間の行動の普遍性や多様性が議論されています。我々は、この議論を心理学における研究活動の領域へと拡張することを試みました。研究機関の多くには、基礎や臨床、応用など心理学の様…
広井良典教授のコメントが国際経済誌『Economist』の日本特集(2021年12月11日号)で紹介されました。本特集は「Special Report Japan: On the Front Line」と題する企画で、「ジャパン・シンドローム(日本症候群)」という言葉が提起された前回(2010年)の日本特集から約10年をへて、現在の日本が置かれた状況や直面する課題を様々な角度から論じる内容となって…
広井良典教授の論考が京都新聞(12月7日付夕刊)の「現代のことば」欄に掲載されました。タイトルは「グローバル定常型社会」で、合計特殊出生率が1.0を割り“人口絶壁”という議論が行われている韓国を含め、中国や東アジア全体で人口減少が始まりつつある状況を指摘した上で、「21世紀後半に向けて世界は、高齢化が高度に進み、人口や資源消費も均衡化するような、ある定常点に向かいつつあるし、またそうならなければ持…
2021年11月5日に、JST未来社会創造事業採択課題「個人の最適化を支える『場の状態』:個と場の共創的Well-beingへ 」キックオフシンポジウムが開催されました。 当日は、若宮翔子准教授(奈良先端科学技術大学院大学)が司会を務め、まず、代表の内田由紀子教授(京都大学こころの未来研究センター)が全体の趣旨説明を行いました。多様な個人の最適化を支える「場」を生み出す要因を探求することを目的とし…
広井良典教授の論説が神戸新聞(11月26付朝刊)ほか全国の地方紙に掲載されました(共同通信配信)。 タイトルは「「幸福」を考える時代――新たな社会像の議論を」で、近時、①心理学におけるポジティブ心理学の展開、②福祉分野における「ポジティブ・ウェルフェア」の提唱、③地域再生における「あるもの探し」など、人間や社会におけるプラスの価値を積極的に引き出していくという考えが様々な領域において浮上しているこ…
熊谷誠慈准教授がプログラムディレクター(PD)をつとめる「ムーンショット目標9」が、日刊工業新聞(2021年11月26日)で特集されました。https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00619749 ・ムーンショット目標9「2050年までに、こころの安らぎや活力を増大することで、精神的に豊かで躍動的な社会を実現」同目標では、文理融合を強く推奨し、科…
広井良典教授が幸せリーグ実務者会議で講演を行いました(2021年11月12日、オンライン)。 「幸せリーグ」とは、幸福度に関する指標づくりや政策展開を進めている全国の市町村が集まり、情報交換や連携を行うネットワークで、荒川区自治総合研究所(RILAC)が事務局を務め、広井教授は顧問の一人となっています。2013年に52の自治体が参加して発足し、現在では88自治体が参加しています。 今回の講演会は、…
広井良典教授が共著者の一人である中島隆博編『人の資本主義』が東京大学出版会から刊行されました。 本書は、「人の資本主義」というコンセプトを軸として、資本主義の意味やこれから実現されるべき新たな社会の構想及び理念を学際的な観点から考究する内容のものです。全体は12章から構成され、広井教授は第2章(人の資本主義への視点)及び第9章(脱成長そして地球の有限性の中の資本主義)を担当しています。  …
熊谷誠慈准教授がプログラムディレクター(PD)をつとめる「ムーンショット目標9」(2050年までに、こころの安らぎや活力を増大することで、精神的に豊かで躍動的な社会を実現)の研究開発方針説明の動画が公開されました。 https://www.youtube.com/watch?v=0EQCk3Nz5Hg ムーンショット目標9では、現在、研究開発を実施するプロジェクトマネージャー(PM)を公募して…
個と場の共創的Well-Being Symposium(2021年11月5日(金)開催/Zoomを用いたオンライン配信)の動画を公開しました。 本課題において、多様な個人の最適化は「場」によって支えられるという立場から、「場」の状態を計測する技術の開発、個人を最適化する「場」の状態を生み出す要因と技術、さらには社会実装の方法を議論しました。様々なセクターの方と共に議論し、Well-being共創の…
広井良典教授が国際社会福祉協議会の北東アジア地域会議で基調報告を行いました(2021年11月9日、オンライン)。 本会議は、国際社会福祉協議会が北東アジア地域(韓国、台湾、香港、モンゴル、日本)において隔年で開催しているもので、今回のテーマは「誰ひとり取り残されない包摂的な福祉コミュニティの形成――Afterコロナを見据えて」と題し、コロナ禍で分断された人と社会を再構築し、withコロナ、afte…
広井良典教授の著書『人口減少社会のデザイン』の韓国語版が刊行されました(翻訳者は鄭善哲・ソウル市都市再生センター長、出版社はHakgojae Publishers)。同書は2019年に東洋経済新報社から刊行された書籍で、人口減少社会ないしポスト成長社会をめぐる課題を幅広い観点から論じる内容となっています。現在、韓国では出生率が1.0を切り、“人口絶壁”といった表現とともに人口減少に関するテーマが活…
昨今のコミュニケーションツールは若年層を中心にソーシャルネットワーキングサービス(SNS)へ移行しており、電話・メールでの心理相談が担ってきた機能をSNSでも構築していくことが求められています。しかしながら、SNSを用いた心理相談については、試験的導入が始まったばかりであり、専門家の間でも新たな領域として認知され始めつつある状況で、相談の体制や技法と理論の整備が喫緊の課題となっています。 SNSカ…
科学技術の進歩により、人類は物質的な豊かさを享受できるようになりました。他方で、こころに起因する様々な問題は未解決のままであり、いまだ多くの人々が苦しみや辛さを抱えながら暮らしています。科学技術開発の向かう先に、「こころの幸福」という目標がなければ、今後どれだけ科学が発展しても、人類は真の幸せを実現できないでしょう。 2021年1月、京都大学こころの未来研究センターの熊谷誠慈准教授、上田祥行特定講…
粉川尚枝研究員の共著論文“Differences in dream content and structure between Japanese and Western dreams”が、International Journal of Dream Research第14号2巻に掲載されました。 Roesler, C., Konakawa,H., Tanaka, Y. (2021)….
広井良典教授の総選挙に関するインタビュー記事が、毎日新聞(21年10月18日付朝刊)に掲載されました。タイトルは「持続可能な日本へ――経済成長神話からの転換を」で、1200兆円に及ぶ借金を将来世代にツケ回ししている点を含め、若い世代や将来世代に過大な負担を負わせている日本社会の現状が選挙において十分議論されていないことの問題を指摘しつつ、「成長が全ての問題を解決してくれる」という昭和的なパラダイム…
広井良典教授がベトナム・ホーチミン政治国家学院(HCMA)で高齢化をめぐる日本の経験と課題について講義を行いました(2021年10月15日、オンライン)。本講義はJICA(国際協力機構、Japan International Cooperation Agency)が企画したもので、HCMA より高齢化社会に関する日本の経験と政策に関する講義の要望があったことを受けて実施に至ったものです。 HCMA…
熊谷誠慈准教授、上田祥行特定講師、粟野皓光准教授(本学情報学研究科)、三浦典之教授(大阪大学情報科学研究科)の執筆した構想論文「Psyche Navigation System構想」が、人工知能学会の学会誌『人工知能』(Vol.36, No. 6, pp. 684-694; 2021年11月号)に掲載されました。 サイキ・ナビゲーション・システム(PNS:Psyche Navigation Sys…
2021年10月9日-10日に日本箱庭療法学会第34回大会が開催されました。 当初は佐賀で開催の予定でしたが、社会状況に鑑み、全日程オンラインでの開催となりました。 この大会において、当センター上廣倫理財団寄付研究部門の畑中千紘講師が、2021年度河合隼雄賞を受賞しました。 この賞は、箱庭療法およびこれと関連する諸技法に関する優れた研究および実践活動を奨励する目的で、学会の創設者である河合隼雄氏の…
学術広報誌「こころの未来」第25号が刊行されました。今号の特集は「開かれる和のこころ」です。 PDFをダウンロードのうえ閲覧可能です。下記リンク先にアクセスしてご覧ください。 ごあいさつ 和のこころの特徴は、花にしろ、おもてなしにしろ、相手あってのもので、相手が中心になっている。だから和のこころは常に開かれたものである。本号特集「開かれる和のこころ」の対談での笹岡隆甫氏の「花は師匠です」や、前田昌…
河合俊雄教授の著書『心理臨床の理論』(岩波書店)がオンデマンドブックスとして出版(復刊)されました。 本書は心理臨床の理論を、歴史的パラダイム、諸学派、精神医学的診断と治療的見立てなどの視点から記述しているものです。 ○書籍データ心理臨床の理論著:河合俊雄出版社:岩波書店(2021年10月08日)単行本: 212ページISBN-13: 978-4007311291書籍ページ:http…
JST未来社会創造事業 令和3年度の募集提案課題「個人に最適化された社会の実現」領域に、内田由紀子教授が代表、中山真孝特定助教がメンバーを務める課題「 個人の最適化を支える「場の 状態」:個と場の共創的Well-Beingへ」が採択されました。 採択課題一覧 https://www.jst.go.jp/mirai/jp/uploads/r03-211001-1.pdf 本課題においてはどのような場…
2021年9月30日、京都大学生活協同組合X-academy(https://www.s-coop.net/service/research/xacademy/)が開催する夏休み企画として、こころの未来研究センター提供のオンラインセミナーを実施しました。セミナーでは上田竜平助教、上田祥行特定講師、鈴木優佳特定助教、武藤拓之特定助教がそれぞれの専門分野の紹介を通し、「心理学ではどのような方法で『ここ…
内田由紀子教授がサントリー文化財団主催の国際オンラインフォーラム(2021年5月開催)に登壇し、そのレポート記事(英文)が公開されました。内田教授は文化心理学の視点から、2013年以降の主要な幸福のトレンドについて、さまざまな層の幸福度の推移、若者の幸福、COVID-19パンデミックの影響などを論じています。 https://www.suntory.com/sfnd/jgc/forum/019/
広井良典教授と堂目卓生大阪大学教授の対談が「人文学・社会科学を軸とした学術知共創プロジェクト」(文部科学省委託事業・大阪大学)サイトに掲載されました。 本プロジェクトは、未来社会で求められる新しい考え方や技術、社会的課題に向き合うための、人文学や社会科学を中心とする新たな学術知の創造を目的とするプロジェクトで、2020年9月に文部科学省の委託を受けて大阪大学にてスタートしたものです(プロジェクトマ…
2021年5月22日(土)に、京都大学こころの未来研究センターで開催されたムーンショット目標検討シンポジウム(極限状態におけるこころのあり方)のイントロダクション「Psyche Navigation Systemによる安寧と活力が共存する社会の実現」の動画がYouTubeで公開されました。 【発表者】 熊谷誠慈(京都大学こころの未来研究センター准教授) 三浦典之(大…
熊谷誠慈准教授、上田祥行特定講師、粟野皓光准教授(本学情報学研究科)、三浦典之教授(大阪大学情報科学研究科)らの研究グループが、岡田志麻准教授(立命館大学)の研究グループ、西本智実氏(指揮者・舞台演出/慶應義塾大学) の研究グループと共同提案し、日本政府に採択されたムーンショット第9目標「2050年までに、こころの安らぎや活力を増大することで、精神的に豊かで躍動的な社会を実現」に関する記事が、中外…
こころの未来研究センターでは、2019年度より研究プロジェクト「SNSカウンセリングとコミュニティ支援」を進めています。本プロジェクトは臨床心理学の知見を生かして地域貢献をしつつ、学術的観点からも新しいこころのケアサービスの構築に貢献することを目的とするものです。「京都大学LINEこころの相談室」は、上記の目的に根ざし、企業で働く従業員とそのご家族を対象に開室されたSNSカウンセリングサービスで、…
内田由紀子教授が「第1回 日経Well-beingシンポジウム」のセッションに参加し、地域のウェルビーイングについての知見についてのパネルディスカッションを行いました。 https://channel.nikkei.co.jp/well-being/
内田由紀子教授が「2021年度 NEDO‐モノづくり日本会議『TSC Foresight』オンラインセミナー」に登壇し、これからのウェルビーイング政策や科学技術のあり方についてのディスカッションを行いました。 https://www.nedo.go.jp/events/NA_100062.html
2021年9月25日、京都市の私立ヴィアトール学園洛星高等学校で中山真孝特定助教が講義を行いました。講義は高校2年生を対象とした土曜講座でのOBによるレクチャーシリーズの一環として行われました。「人工知能と社会」というテーマで、人工知能と社会の関係について、心理学的知見からどのように考えられるかについて講義を行いました。受講生からの質問と合わせて、充実した議論が交わされました。
広井良典教授の著書『無と意識の人類史――私たちはどこへ向かうのか』の書評が毎日新聞(9月25日付朝刊)に掲載されました(評者:中島岳志東京工業大学教授)。 書評のタイトルは「究極の科学こそが「無の考究」に接続する」で、人間は「万物の有限性」という概念を手にした動物であるとしつつ、そうしたテーマと資本主義、宗教、人類史、死生観等との関連を論じた本書の意義について述べるとともに、近年の物理学の展開など…
京都大学人社未来形発信ユニットによるYouTubeライブ無料配信の特別講義シリーズ「京都大学オンライン公開講義 “立ち止まって、考える”」シーズン3が2021年8月14日から9月25日にわたって配信されました(講義数22回)。 本シリーズは、コロナパンデミックを共通テーマに据えた京都大学オンライン公開講義第3弾です。アフターコロナの社会の再起動が視野に入りつつある中、改めて私たちのあり方を考えるた…
広井良典教授が内閣官房まち・ひと・しごと創生本部「データ分析セミナー」で報告を行いました(2021年9月21日、オンライン)。 本セミナーは、公共政策や地域におけるデータの利活用そして「根拠に基づく政策決定(EBPM)」を促進する趣旨で開催されるもので、今回が第12回目となります。 今回のテーマは「AIを活用した未来構想と政策提言」で、広井教授のほか福田幸二氏(日立製作所・研究開発グループ先端AI…
河合俊雄教授が、9月19日〜21日に京都国際会館でハイブリッドで開催された第117回日本精神神経学会に招待され、教育講演「 カール・グスタフ・ユング:主体の定位・対立・反転と心理療法の変化」を行いました(プログラム122ページ)。 これは、言語連想研究によってコンプレックスという現象を発見し、夢などのイメージと向き合い、象徴性を重視する心理療法を行ってきたユングの寄与を振り返ったものです。また…
熊谷誠慈准教授、上田祥行特定講師、粟野皓光准教授(本学情報学研究科)、三浦典之教授(大阪大学情報科学研究科)らの研究グループが開発を進めるサイキ・ナビゲーション・システム(PNS:Psyche Navigation System)の紹介動画(長編)がYouTubeで公開されました。 本プロジェクトは、身体や空間情報のセンシングを通じて人の状態を推定し、パフォーマンスを十分に発揮できるように導くAI…
熊谷誠慈准教授、上田祥行特定講師、粟野皓光准教授(本学情報学研究科)、三浦典之教授(大阪大学情報科学研究科)らの研究グループが、岡田志麻准教授(立命館大学)の研究グループ、西本智実氏(指揮者・舞台演出/慶應義塾大学) の研究グループと共同提案した「2050年までに、こころの安らぎや活力を増大することで、精神的に豊かで躍動的な社会を実現」が、内閣府の総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)より、…
熊谷誠慈准教授、上田祥行特定講師らの研究グループが開発を進めるサイキ・ナビゲーション・システム(PNS:Psyche Navigation System)の紹介動画(短編)がYouTubeで公開されました。 本プロジェクトは、身体や空間情報のセンシングを通じて人の状態を推定し、パフォーマンスを十分に発揮できるように導くAIおよびフィードバック技術「Psyche Navigation System」…
中谷森特定研究員の論文「福田恆存訳『ハムレット』にみる翻訳を通じた文体創造」(Shakespeare Journal, vol. 7 [2021] pp. 41-54.)が、2021年度日本シェイクスピア協会奨励賞を受賞しました。論文では、これまでイギリスでのシェイクスピア上演の模倣に過ぎなかったとの批判も受けてきた福田恆存翻訳・上演の『ハムレット』(1955年)について、福田が翻訳のプロセスを…
2021年8月18日(水)に、2021年度第3回京都こころ会議研究会が開催され、北海道大学大学院理学研究院・講師の渡邊剛先生が「サンゴ礁と地球環境変動」と題した発表を行いました。研究会はオンラインで開催され、10名が参加しました。 発表では、まず、環境汚染に敏感でありながら、様々な地球環境の変動を生き抜く耐性を持つサンゴの特性が紹介されるとともに、サンゴの生態や成長過程について解説が行われました。…
広井良典教授の論説がハーバード大学デザイン大学院(Harvard Graduate School of Design) のサイト「Japan Story」に掲載されました。本サイトは、日本における建築や都市デザインの現状と展望を、都市の未来、デザインの役割、都市と農村の対立、テクノロジーの意味など幅広い観点から論じる性格のものです。広井教授の論説は“Designing for an Aging, …
重宗弥生・東北福祉大学准教授(元・京都大学こころの未来研究センター研究員)と阿部修士准教授らの共著論文 “Intrinsic motivation in patients with Parkinson’s disease: a neuropsychological investigation of curiosity using dopamine transporter imaging” が、『N…
阿部修士准教授らの共著論文 “Impaired perception of illusory contours and cortical hypometabolism in patients with Parkinson’s disease” が、『NeuroImage: Clinical』に掲載されました。本研究はパーキンソン病(PD)による腹側形態知覚処理に関わる高次視覚皮質機能低…
リアルな京都大学の魅力を発信するスペシャルサイト「ザッツ・京大」に熊谷誠慈准教授が紹介されました。タイトルは「ブッダの叡智がAIに!? サイバー×フィジカル×マインドの調和が生み出す、これからの社会とは?」で、熊谷准教授のプロフィールと最新の研究業績である仏教対話AI「ブッダボット」や「Psyche Navigation System」が紹介されています。 https://www.thats.pr…
広井良典教授の論説が神戸新聞(8月6日付朝刊)ほか全国の地方紙に掲載されました(共同通信配信)。 タイトルは「人口減少社会の土地承継」で、現在の日本において顕著となっている地方都市の商店街「シャッター通り」問題と、その総計が富山県の面積に匹敵するものとなっている「耕作放棄地」の問題とは、一見異分野のテーマであるように見えて、日本社会における「家族主義」的傾向、つまり家族以外の者への土地や事業の承継…
熊谷誠慈准教授らが開発中の仏教対話AI「ブッダボット」に関する記事が読売新聞に掲載されました。 読売新聞(2021年8月4日、夕刊第10面) https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20210804-OYO1T50021/(読売新聞サイト) 仏教対話AI『ブッダボット』は、以下のメディアでもすでに紹介されています。 http://www.asah…
内田由紀子教授らのチームの論文が公刊されました。 音楽の好みは、音楽の特徴によって表現されます。音楽ストリーミングの普及により、サービスプロバイダを介して音楽特徴情報を集約し、分析することが可能になっています。本稿では機械学習により、音楽の特徴による比較文化(台湾、日本、アメリカ)研究を行い、それぞれの文化市場におけるポピュラー音楽の文化差を検討しました。 論文情報 (オープンアクセスでお読みいた…
広井良典教授が「持続可能な開発目標(SDGs)に関して特別区として取り組むべき実行性のある施策」に関する報告を特別区長会調査研究機構・調査研究報告会で行いました(7月8日、東京区政会館)。 本調査研究は、2018年に設立された特別区(東京23区)長会調査研究機構(広井教授は顧問の一人)が行う調査研究プロジェクトの一つとして2019年度から2年間にわたり実施されたもので、広井教授は研究リーダーを務め…
広井良典教授のエッセイが京都新聞(7月29日付夕刊)の「現代のことば」欄に掲載されました。 タイトルは『ジャパン・アズ・ナンバーワン』で、1979年に社会学者エズラ・ヴォ―ゲルが著書のタイトルとして提示した時代から状況は大きく変わり、日本は現在においては「高齢化と人口減少」における「ナンバーワン」となっていることをまず指摘しています。その上で、日本社会についての認識が世代間で大きく異なることを論じ…
2017年から2019年までJSPS外国人特別研究員Kuba Krys博士が中心となり、まとめた内田由紀子教授との共著論文が、アジア社会心理学会のMisumi Award (Runners up) を受賞しました。 論文情報 Krys, K., Zelenski, J. M., Capaldi, C. A., Park, J., van Tilburg, W., van Osch, Y., Haa…
熊谷誠慈准教授、上田祥行特定講師らの研究グループが開発を進めるPsyche Navigation System(サイキ・ナビゲーション・システム)についての記事が京大広報757号(2021年7月号)に掲載されました。 https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/public/issue/kouhou 『Psyche Navigation Sys…
2021年7月16日、京都リサーチパークで開催された第11回ふれデミックカフェに畑中千紘特定講師・中山真孝特定助教が登壇し、「SNS時代のこころのケア:企業におけるLINE相談」と題した講演を行いました。ふれデミックカフェは研究者の講演と一般からの観客参加型で行われるサイエンスカフェです。講演前半では畑中講師がLINEを用いた心理相談について、その背景や意義とともにこころの未来研究センターが開始し…
柳澤邦昭・神戸大学講師(元・京都大学こころの未来研究センター特定講師)、阿部修士准教授、中井隆介特定講師らの論文 “Neural representations of death in the cortical midline structures promote temporal discounting” が、『Cerebral Cortex Communications』に掲載されました。 本…
河合俊雄教授が監修を務めた『C・G・ユングの夢セミナー パウリの夢』が、2021年7月に創元社より出版されました。 本書は、ユングが「個性化過程の夢象徴」とのタイトルで行った2回のセミナーの記録で、ノーベル物理学賞受賞者ヴォルフガング・パウリが心理療法で報告した夢が素材として取り上げられています。今回、日本での翻訳書の出版にあたって、河合教授は監修を務め、監修者によるまえがき「セミナー記録「パウリ…
本書は、ユング派の心理療法家ジェイムズ・ヒルマンの著作“The Soul’s Code: In Search of Character and Calling”の全訳で、鏡リュウジ氏が翻訳を務めて1998年に出版されたもので、今回、朝日新聞出版から復刊されることとなりました。今回の復刊に際して、河合俊雄教授は、解説「どんぐりと守護霊」を執筆しています。 教授は、ヒルマンがユング心理学を背景とする心…
熊谷誠慈准教授が、2021年7月15日のNHKテレビ「あさイチ」に出演し、仏教対話AI「ブッダボット」を実演し、開発状況を紹介しました。 仏教対話AI『ブッダボット』は、以下のメディアでもすでに紹介されています。 http://www.asahi.com/ajw/articles/photo/38954863 (*英語/Asahi Shimbun)https://hk.on.cc/hk/bkn/c…
熊谷誠慈准教授が、2021年7月2日のNHKラジオニュース「Nらじ」に生出演し、共同開発を進めるサイキ・ナビゲーション・システムやブッダボットについて紹介しました。 コロナ禍では、こころのケアがますます重要になりつつあります。こころの時代を見すえ、伝統知とテクノロジーを融合したサイキ・ナビゲーション・システムの開発を進め、人々と社会に安寧と活力をもたらしたいという開発チームの想いと、具体的な開発計…
亀山隆彦研究員が共編著を務めた書籍「中世禅の知」がまもなく発売されます。 http://www.rinsen.com/linkbooks/ISBN978-4-653-04184-9.htm
亀山隆彦研究員の日本仏教に関する論考「海を越える密教の思想:空海における『即身』のビジョン」が佐伯啓思特任教授が編集を務める雑誌「ひらく」に掲載されました。 https://hirakuweb.com/20210613/
亀山隆彦研究員が代表を務める私塾「上七軒文庫」が、京都新聞に掲載されました。前編は同文庫の活動紹介で、後編は亀山研究員の活動の紹介となっています。 前編https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/595315 後編 https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/595316
『PRESIDENT』に、河合俊雄教授のインタビュー「心理学者が分析「おそろしい夢、ヘンテコな夢」の意味」が掲載されました。 『PRESIDENT』は、プレジデント社発行のビジネス雑誌で、2021.7.30号には特集として「世界一の最新研究!睡眠革命」が組まれ、その中に河合教授の夢についてのインタビュー記事も掲載されています。 教授は、自身のユング派心理療法の実践を基に、「蛇がいる夢」や「歯が抜け…
熊谷誠慈准教授の記事が、京都新聞 2021年6月23日付夕刊「人文知のフロンティア(27)仏教と科学の融合」に掲載されました。 ※画像をクリックすると記事をご覧いただけます。
内田由紀子教授による論考「場所と幸福感についての文化心理学的考察」が日本建築学会によるウェブメディア「建築討論」にて公開されました。 https://medium.com/kenchikutouron
広井良典教授が韓国政策企画大統領委員会等主催の国際会議「ポスト・パンデミック時代の東アジアにおけるニューノーマル(The New Normal in Post Pandemic East Asia)」で報告を行いました(2021年6月25日)。 本会議は韓国政策企画大統領委員会(The Presidential Commission on Policy Planning of the Republ…
『ユリイカ』2021年7月臨時増刊号 総特集 安野光雅に、河合俊雄教授の寄稿文「安野光雅と河合隼雄の交叉点」が掲載されました。こちらは『ふしぎなえ』などの作品で有名な芸術家 安野光雅氏の追悼特集として刊行されたもので、様々な分野の著名人らが本書への寄稿を行っています。 教授は、安野氏と河合隼雄先生の交流を、二人の対談『生きることはすごいこと』などを引きながら振り返っていきます。安野氏と河合隼雄先生…
広井良典教授の著書『無と意識の人類史――私たちはどこへ向かうのか』が朝日新聞(6月26日付朝刊)の「著者に会いたい」欄で紹介されました。 内容は、どのような経緯で同書の執筆に至ったかの背景、近年関心が高まっている「ビッグヒストリー」や手塚治虫氏の『火の鳥』との関係、人類史における「定常化」の意味や「地球倫理」、無をめぐるテーマとの関連など、幅広い話題にそくしながら同書を紹介するものとなっています。…
広井良典教授が東京大学臨床死生学・倫理学研究会で「生と死のグラデーションー死生観の再構築」と題する講義を行いました(2021年6月23日) 本研究会は、臨床死生学および臨床倫理学の諸課題に関して、医療と介護の現場の実践家や、医学・看護学・保健学・哲学・倫理学・社会学・教育学などのさまざまな分野で取り組んでいる研究者が講演を行い、それについてディスカッションするという趣旨のものです。 広井良典教授の…
2021年6月9日、第1回京都こころ会議研究会が開催され、東京大学大学院人文社会系研究科在籍で日本学術振興会特別研究員PDの原塁さんが、「武満徹の霊性:関係、自然、共同体」と題した発表を行いました。 発表の前半では、1967年発表の《ノヴェンバー・ステップス》に至るまでの武満の創作が考察され、この時期の武満作品の特徴として、論理的構築を目指す西洋の音楽と非合理性を備えた東洋の音楽という二項対立、ま…
こころの未来研究センターが発行する国際心理学誌『Psychologia』のVol. 1 no. 1に掲載された論文が、オンラインジャーナルJ-STAGEにて公開されました。https://www.jstage.jst.go.jp/browse/psysoc/1/1/_contents/-char/en 『Psychologia』は60年以上の歴史をもつ心理学の英語論文雑誌で、現在Vol. 62…
河合俊雄教授が執筆した『別冊NHK 100分de名著 集中講義 河合隼雄 こころの深層を探る』が出版されました。 本書は、NHK Eテレで放送されている“100分de名著”の2018年7月放送時に、「河合隼雄スペシャル こころの構造を探る」とのテーマで、河合教授が出演した際のテキストを加筆修正したものです。河合隼雄先生の4つの著作『ユング心理学入門』『昔話と日本人の心』『神話と日本人の心』『ユング…
広井良典教授が審査委員の一人を務めた第36回(2021)京都賞(思想・芸術部門)が発表され、フランスの哲学者ブリュノ・ラトゥール氏(パリ政治学院名誉教授)が選ばれました。 京都賞は、科学や文明の発展、また人類の精神的進化・高揚に著しく貢献した方々を讃える国際賞で、公益財団法人稲盛財団が運営しています。今回は先端技術部門、基礎科学部門、思想・芸術部門からそれぞれ1名の受賞者が決定されました。 京都賞…
広井良典教授のインタビュー記事が京都新聞(21年6月16日朝刊)に掲載されました。
第32回韓国箱庭療法学会にて、河合俊雄教授が“Sandplay and talking in Psychotherapy”の題で講演を行いました (2021年6月13日/オンライン講演)。 韓国箱庭療法学会のHPはこちらです。http://www.sandplay2004.or.kr/home/ この発表で教授は、箱庭療法が、非言語的な心理療法であることにまず着目してい…
河合俊雄教授が監訳をおこなった『ユングの神経症概念』が、2021年6月に創元社より出版されました。本書は、Wolfgang Giegerich, Der Jungsche Begriff der Neurose, Peter Lang, 1999を翻訳したものです。 著者であるギーゲリッヒ博士は、ユングの神経症理解について、1977年の「心理学の神経症」といった論文や、ユング研究所でのセミナー講義…
2021年3月3、4日に行われた第18回日本認知心理学会で上田祥行特定講師、齋木潤教授(京都大学大学院人間・環境学研究科)が発表した内容が優秀発表賞(総合性評価部門)に選ばれました。受賞した発表題目は、「視覚探索の個人差を決める要因」でした。 抄録はこちら(https://doi.org/10.14875/cogpsy.2020.0_18) 第18回日本認知心理学会優秀発表賞【総合性評価部門】…
熊谷誠慈准教授、上田祥行特定講師、三浦典之教授(大阪大学大学院情報科学研究科)、粟野皓光准教授(京都大学大学院情報学研究科)らの開発する、こころの安寧と活力のサポートシステム『Psyche Navigation System』に関する記事が、文化時報に掲載されました。 文化時報(2021年5月20日)https://note.com/bunkajiho/n/nbf65d2fffcdd(文化時報サイ…
第5回京都こころ会議シンポジウム「こころとコロナ危機」(2021年2月21日(日)開催/Zoomを用いたオンライン配信)の講演動画を公開しました。 第5回シンポジウムでは、現在の世界状況におけるこころを問うべく、「こころとコロナ危機」をテーマに掲げ、コロナ危機は、こころにどのような影響を与えるのか、こころにとってどのような意味があるのかを、医学、仏教学、心理学の異なる視点から考察しました。 下記リ…
広井良典教授の著書『無と意識の人類史――私たちはどこへ向かうのか』が東洋経済新報社から刊行されました。 本書は、不老不死をめぐるテクノロジーなど「個人の生の有限性」に関わるテーマと、新型コロナウイルスや気候変動など「地球環境の有限性」に関わるテーマが同時に浮上している状況を踏まえ、現在という時代を人類史の中での「第3の定常化」の時代としてとらえつつ、「限りない拡大・成長」に代わる価値や理念のあり方…
広井良典教授のエッセイが京都新聞(5月28日付夕刊)の「現代のことば」欄に掲載されました。 タイトルは「『脱炭素』の意味」で、昨今言及されることの多い「脱炭素」という言葉の意味について、呼吸と燃焼が同じ構造の現象であることを踏まえつつ、身体内のレベルにとどまる呼吸を“外部化”ないし大規模化し、大量の石油・石炭の燃焼を通じて環境全体を改変していったのが工業化社会であったととらえ、脱炭素という方向を進…
武藤拓之特定助教の解説論文「実験心理学者のための階層ベイズモデリング入門──RとStanによるチュートリアル──」が、学術雑誌『基礎心理学研究』(39巻2号) に掲載されました。 データの生成過程を確率モデルで表し、その確率モデルをデータに当てはめることで現象の理解と予測を目指す手法は統計モデリングと呼ばれます。近年、汎用的な推定アルゴリズムであるMCMC法を利用したベイズ推定の実行環境の普及…
2021年5月22日、京都市の私立ヴィアトール学園洛星高等学校で中山真孝特定助教が講義を行いました。講義は高校2年生を対象とした土曜講座でのOBによるレクチャーシリーズの一環として行われました。「こころ動かされること」というテーマで、「こころを動かされること」とはどういうことか、またそれを科学的に研究する方法はどういったものがあるかについて講義を行いました。受講生からは活発に質問が飛び交い、充実し…
熊谷誠慈准教授、上田祥行特定講師、三浦典之教授(大阪大学大学院情報科学研究科)、粟野皓光准教授(京都大学大学院情報学研究科)らの開発する、こころの安寧と活力のサポートシステム『Psyche Navigation System』に関する記事が、中外日報に掲載されました。中外日報(2021年5月21日、第1面)https://www.chugainippoh.co.jp/article/news/20…
阿部修士准教授のオンライン講義が京都大学春秋講義(令和3年度春季講義)で公開されました。今回の春秋講義のメインテーマは、「恐れ・無知・合理性」です。阿部准教授は「意思決定を支える脳のメカニズム ー道徳的判断の研究事例からー」と題した講義を行いました。https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news/2021-05-17-1 受講には申し込みが必要です。詳細は下記リンク先をご覧…
阿部修士准教授の著書『あなたはこうしてウソをつく』(岩波書店)が、2021年5月23日付朝日新聞朝刊の「天声人語」で紹介されました。https://www.asahi.com/articles/DA3S14913856.html 著書についての紹介記事は下記をご覧ください。http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/20210202_abe/
2021年5月22日に開催した「ムーンショット目標検討シンポジウム:極限状態におけるこころのあり方」のハイライトが、5月22日のNHKニュースで報道されました。 同シンポジウムでは、熊谷誠慈准教授、上田祥行特定講師、三浦典之教授(大阪大学大学院情報科学研究科)、粟野皓光准教授(京都大学大学院情報学研究科)らの開発するPsyche Navigation Systemの構想発表を行いました。続いて、D…
熊谷誠慈准教授、上田祥行特定講師らの研究グループは、伝統知とサイエンスの循環的融合を通じて、人のこころを伝統知から抽出された理想状態に導く補助をすべく、Psyche Navigation System(サイキ・ナビゲーション・システム)という新たなテクノロジーの開発を始めました。詳細は下記URLをご覧ください。 https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news/2021-05-1…
広井良典教授の著書『ポスト資本主義――科学・人間・社会の未来』の中国語版が刊行されました。 同書は岩波新書として2015年に刊行された書籍で、今回その中国語版が四川人民出版社より刊行されました。内容は、限りない拡大・成長を目指す時代の後に開かれる社会のありようを、「ポスト資本主義」ないし定常型社会として人類史の中で位置づけ、その内容を構想するもので、「第Ⅰ部 資本主義の進化」、「第Ⅱ部 科学・情報…
広井良典教授の論説が京都新聞(5月4日付朝刊)ほか全国の地方紙に掲載されました(共同通信配信)。 タイトルは「包括的な「分散型」社会へ」で、ポストコロナの日本社会について行ったAIを活用したシミュレーションと政策提言の内容を紹介しつつ、ポストコロナの日本においては、東京と地方の関係に関する空間的な意味での分散型社会という方向のみならず、より包括的な意味での分散型社会への移行が鍵となることを論じてい…
熊谷誠慈准教授が、2021年4月23日のJ-WAVE 81.3FMラジオの「JK RADIO TOKYO UNITED」(ナビゲーター:ジョン・カビラ氏)に出演しました。日本、そして世界で進行形のニュースの当事者、もしくはその事情通に生電話する「TAKENAKA FEATURE FOCUS」のコーナーです(「ブッダで悩みを解決!仏教対話AI「ブッダボット」」)。ナビゲーターのジョン・カビラ氏が熊谷…
仏教対話AI『ブッダボット』開発チームの公式Twitterが開設されました。 https://twitter.com/T48owj6OOA8wXWZ本Twitterを通じて、仏教対話AI『ブッダボット』の開発状況や今後の予定をお知らせしていきます。
熊谷誠慈准教授らの開発した仏教対話AI『ブッダボット』に関する記事が、毎日新聞に掲載されました。 毎日新聞(2021年4月21日夕刊、第9面(社会)) https://mainichi.jp/articles/20210420/k00/00m/040/112000c(毎日新聞サイト) https://mainichi.jp/english/articles/20210424/p2a/00m/0sc…
こころの未来研究センターでは、人文社会科学・文理融合的研究プロジェクトを学内公募します。申し込み期限は、令和3年5月17日(月)必着となります。詳細は、下記のリンク先をご覧ください。 人文社会科学・文理融合的研究プロジェクト公募要項
広井良典教授が全国市町村国際文化研修所「市町村議会議員特別セミナー」で講義を行いました(21年4月15日)。 全国市町村国際文化研修所(国際文化アカデミー、滋賀県大津市)は、全国の市町村職員や議会議員、市町村長を対象に、その政策立案能力の向上を図る目的で様々な研修を行う機関で、公益財団法人全国市町村研修財団が運営しています。今回の講演は市町村議会議員を対象として2日間にわたって行われた「市町村議会…
粉川尚枝研究員による原著論文が、Psychologia特集号第62巻2号に掲載されました。Konakawa,H. (2020). Characteristics of Japanese Dreams in Psychotherapy: Dreams that develop dreamers’ psychological themes based on a connection with the …
河合隼雄先生の著作である本書は、1986年に出版されたもので、今回、岩波現代文庫から復刊されることとなりました。本書の内容は、「宗教と科学の接点」と題して、雑誌『世界』での全6回にわたる連載を訂正加筆したものです。本書の中で河合隼雄先生は、現代に生きる人々がぶつからざるを得ないと思われる「宗教と科学の接点の問題」について、自身の心理療法家としての実際の経験を踏まえ、エピソードを織り込みながら、様々…
Journal of Analytical Psychology Latin American Conference 2021 (2021年4月9-11日/Sao Paulo (オンライン開催)) で、河合俊雄教授が“The symbolic and non-symbolic aspect of image: Clinical and cultural reflections”の題で口頭発表を行い…
『Psychologia』第62巻に、河合俊雄教授の共著論文が掲載されました。 Carmela Mento, Maria Catena Silvestri, Paola Merlino, Vanessa Nocito, Antonio Bruno, Maria R. Anna Muscatello, Rocco Antonio Zoccali, and Toshio Kawai. (2020). …
2021年4月1日付の人事異動をお知らせします。<着任>Kimberly Suzanne BOWEN准教授 上田 竜平助教
広井良典教授が福山市・日立製作所と行った「AIを活用したペルソナ未来予測分析」を踏まえた福山市「人口減少対策アクションプラン2021」が公表されました。 同研究は、ペルソナ・マーケティング(一定の属性をもった個人の類型にそくしたマーケティング手法)という方法をAI分析と結びつけ、9つの人物像(就活大学生、移住希望未婚男女、共働き夫婦など)をベースに、満足度の高い未来や仕事と子育てが両立しやすい環境…
河合俊雄教授が、日本ユング心理学会により企画された座談会(2020年8月20日/オンライン開催)に参加し、その記録が『ユング心理学研究』第13巻に掲載されました。 山本太郎, 河合俊雄, 川嵜克哲, 豊田園子 (2021) 「コロナ危機とユング心理学」. ユング心理学研究. 13. 13-42. この座談会は、『ユング心理学研究』にて新型コロナウイルスについての特集を組むこととなり企…
第5回京都こころ会議シンポジウム「こころとコロナ危機」(2021年2月21日開催/オンライン)に関する記事が、京都新聞(3月23日付朝刊)に掲載されました。「コロナ禍と文化」のコーナーに掲載された記事では、「コロナ禍と人間の心との関係性を考えるシンポジウム」として各講演と総合討論での議論のポイントが紹介されています。山本太郎教授(長崎大学熱帯医学研究所)の講演については、人間とウイルスとの「共生」…
2021年2 月21日、第5回京都こころ会議シンポジウムが、オンライン配信にて開催されました。公益財団法人稲盛財団からのご支援を受けて2015年に発足した京都こころ会議は、これまでに「こころと歴史性」(第1回シンポジウム)、「こころの内と外」(第2回シンポジウム)、「こころと共生」(第1回国際シンポジウム)、「こころと生き方―自己とは何か」(第3回シンポジウム)、「こころとArtificial M…
熊谷誠慈(こころの未来研究センター・准教授)、古屋俊和 (Quantum Analytics Inc. CEO)、東伏見光晋 (青蓮院門跡執事長)らの研究グループが、現代人の悩みや社会課題に対して仏教的観点から回答する仏教対話AI「ブッダボット」を開発しました。 Googleの提供する「BERT」というアルゴリズムを応用し、最古の仏教経典『スッタニパータ』から抽出したQ&Aリストを機械学習させた結…
河合俊雄教授が、一般社団法人 日本心理臨床学会 第39回大会(2020年11月20日(金)~26日(木)Web 大会として開催)にて行った、ミニ・レクチャー「心理療法とこころの古層」の映像が、京都大学OCW(KYOTO-U OpenCourseWare)にて公開されました。 公開ページは以下よりご覧いただけます。京都大学OCW公開ページ https://ocw.kyoto-u.ac.jp/ja/o…
『心身変容と医療/表現~近代と伝統』に、河合俊雄教授の論考「心理療法における暴力の浄化とその危険-ユングの体験から」が掲載されました。 本書は「身心変容技法シリーズ」の第3巻で、京都大学名誉教授の鎌田東二先生を研究代表者として、2011年に始められた身心変容技法研究の成果をまとめたものです。身心変容技法とは、「身体と心の状態を当事者にとって望ましい理想的な状態に切り替え、変容・転換させる知と技法」…
畑中千紘講師の英語論文が”Cultural Complexes in China, Japan, Korea, and Taiwan: Spokes of the Wheel”に掲載されました。 “Agency, a Japanese Cultural Complex:Transformation of Jungian-Oriented Psychotherapy in an Age …
河合俊雄教授の英語論文が”Cultural Complexes in China, Japan, Korea, and Taiwan: Spokes of the Wheel”に掲載されました(再掲)。 ”Postmodern Consciousness in the Novels of Haruki Murakami: An Emerging Cultural Complex”と題さ…
令和2年度国立大学附置研究所・センター会議ホームページに、河合俊雄センター長のインタビュー『未踏の領野に挑む、知の開拓者たち vol.88「臨床心理学で“こころ”の最前線を追いかける」』が掲載されました。 「こころ」をキーワードとして学際的な共同研究を展開する当センターの紹介に加え、自身が臨床心理学者を志すきっかけとなった「死への恐怖」や、アウトリーチの需要が高まっている現代のカウンセリング現場の…
広井良典教授が日立コンサルティングと行った、AIを活用したポストコロナ社会に関する共同研究の成果が公表され、2月24日に記者発表が行われました。 タイトルは「AIの活用により、ポストコロナの望ましい未来に向けた政策を提言――女性活躍と働き方・生き方の「分散型」社会が鍵に」で、ポストコロナの日本社会について、約350の社会的要因からなる因果連関モデルを作成し、2050年に向けての2万通りのシミュ…
上田祥行講師、文学研究科の坂田千文(筆頭著者)さん、森口佑介准教授らの研究が国際学術誌『Acta Psychologica』に掲載されました。 空間の中からある一つの物体を探すことを繰り返すと、その際に注意を向けた物体群に関して、それらがどこにあったのかという空間情報が記憶され、探索時間が速まることが分かっています。日常生活では、他者と同じ風景を見ながら、お互いに同じ物体や異なる物体を探すこと…
第4回京都こころ会議シンポジウム「こころとArtificial Mind」(於:京都大学百周年時計台記念館百周年記念ホール/開催日:2019年10月14日)の内容が書籍化され、『〈こころ〉とアーティフィシャル・マインド』というタイトルで創元社より出版されました。 書籍では、西垣通名誉教授(東京大学)、尾形哲也教授(早稲田大学/産業技術総合研究所人工知能研究センター・特定フェロー)、長尾真名誉教授…
広井良典教授が「京都商店街創生フォーラム2021」で報告を行いました(2021年2月13日)。 本フォーラムは、京都府・商店街創生センターが主催するもので、コロナ禍における商店街の現状や、これからの商店街の価値と可能性を幅広い視点から考える趣旨で開催されたものです(リアルタイム配信)。 今回のフォーラムは、京都府が昨年から進めている新型コロナウイルス感染症危機克服推進会議ともリンクする形で行われ、…
【お知らせ】 京都大学こころの未来研究センターのHP上に新たに「動画紹介」ページが追加されました。 イベントなどの収録動画を今後増やしていく予定です。 ぜひ、ご確認ください→http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/category/movies/
2020年12月6日(日)、京都大学こころの未来研究センター上廣倫理財団寄付研究部門2020年度研究報告会が開催されました。 今回の全体テーマは「仏教から考えるコロナ時代の生き方」です。令和2年にわが国を直撃した新型コロナウイルスは,世界中に蔓延し、大きな混乱をもたらしました。ソーシャルディスタンスが推奨され,オンライン化が進み、社会システムが大きく変わりつつあります。ウィズコロナ、さらにはポスト…
阿部修士准教授の著書『あなたはこうしてウソをつく』が出版されました。本書は心理学と神経科学によるウソに関する研究成果がまとめられており、岩波科学ライブラリーの一冊として出版されました。下記の岩波書店のウェブサイトにて、本書の紹介をご覧いただけます。 https://www.iwanami.co.jp/book/b553695.html 阿部修士 (2021)あなたはこうしてウソをつく岩波書店
内田由紀子教授が 2021年1月19日(火)に「スマートシティ・インスティテュートによるSCI-Japan特別フォーラム「日本型デジタル社会実現に向けたオールジャパン・サミット」(オンライン開催)に登壇しました。 内田教授はセッション6「スマートシティの最終目的としてのWell-Being」にて、これからのスマートシティのあり方について検討する際に、どのように地域文化からみた協調的幸福を検討するの…
『私の修業時代2』に、河合俊雄教授の論考が掲載されました。 本書は、「私の修業時代」というテーマの企画の第二巻で、様々な分野の専門的な職業で活躍する寄稿者らから、若い頃の自身の修行時代の体験談を得てまとめられたものです。第一巻は2019年に刊行されていて、今回の第二巻には、河合教授とともに、山極壽一氏 (京都大学前総長・霊長類学)、滝田栄氏 (俳優)、西垣通氏 (東京大学名誉教授・情報学)、為末大…
こころの未来研究センターでは、心理学、認知科学、脳科学、人文科学等からのアプローチによるこころの総合的研究拠点として、こころの総合研究を推進するため、センターの教員と共同で実施する連携プロジェクトを一般公募します。 申込期限は、令和3年3月5日(金)必着となります。詳細は、下記のリンク先をご覧ください。 【国内】令和3年度京都大学こころの未来研究センター 一般公募型連携プロジェクト公募要項http…
広井良典教授が日本医療政策機構シンポジウム「「医療システムの在るべき姿」への期待」で基調講演を行いました(2021年1月22日、大手町ファイナンシャルシティ・グランキューブ)。 日本医療政策機構(Health and Global Policy Institute, HGPI)は市民主体の医療政策の実現を目指す非営利組織で(代表理事・黒川清東京大学名誉教授)、今回のシンポジウムは、「医療システム…
広井良典教授のエッセイが京都新聞(1月22日付夕刊)の「現代のことば」欄に掲載されました。 タイトルは「環境問題としての医療」で、「人獣共通感染症」と呼ばれる野生動物等と人間に共通の感染症が近年増加しており、その主たる背景として熱帯雨林などの森林が急速に減少している点が挙げられることが近年の研究において示されるようになり、国連機関の国連環境計画(UNEP)もその点を指摘していることを踏まえつつ、新…
阿部修士准教授と浅野孝平研究員(大阪総合保育大学・教授)らの共著論文 “Development of the paternal brain in expectant fathers during early pregnancy” が、『NeuroImage』に掲載されました。 本研究では、連携MRI研究施設において機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を用いて、パートナーが初産で妊娠中の男性と、子を持…
学術広報誌「こころの未来」第24号が刊行されました。今号の特集は「生命のひろがり」です。 PDFをダウンロードのうえ閲覧可能です。下記リンク先にアクセスしてご覧ください。 ごあいさつ 今号は、新型コロナウイルスによるパンデミックを意識したものであるけれども、それをもう少し広い視点から考えてみようということで、それを逆にポジティヴに表現したような「生命のひろがり」を特集テーマとした。確かにウイルスは…
吉岡 洋 特定教授が編集委員長として携わった『美学の事典』が丸善出版より発刊されました。 ※画像をクリックすると書籍情報をご覧いただけます チラシはこちらからご覧いただけます。 吉岡 洋 特定教授のコメント 「美学」という学問は、美的判断や経験、感性や感情、芸術表現についての哲学的研究から、現在では文芸、美術、音楽、演劇、映画等の諸芸術に加え、現代アートやポップカルチ…
第5回京都こころ会議シンポジウム「こころとコロナ危機」 2015年4月に発足した「京都こころ会議」は、科学技術の進歩や経済のグローバル化により、複雑化した世界に生きる人間の「こころ」そのものを究明しようという試みです。その際に「こころ」という日本語に含まれる広がりや深いニュアンスを大切にしながら、「こころ」についての新しい理解をKyoto Kokoro Initiativeとして世界に向けて発信し…
河合教授、畑中講師、鈴木助教、粉川研究員らによる共著論文が、International Journal of Environmental Research and Public Health 第17巻23号に掲載されました。 Kawai, T., Suzuki, Y., Hatanaka, C., Konakawa, H., Tanaka, Y., Uchida, A. (2020). Gende…
第4回京都こころ会議シンポジウム「こころとArtificial Mind」(2019年10月14日開催/於:京都大学 百周年時計台記念館 百周年記念ホール)の講演動画を公開しました。 第4回シンポジウムは、「こころとArtificial Mind」をテーマとし、自然科学と技術の進歩の中でのこころについて問い直そうというもので、人工知能や深層学習の理解と発展に寄与してきた三名の研究者により、人工…
2020年11月19-20日にこころの未来研究センター共催にて、The Narratives in times of radical transformation Conference 2020が行われました。 本大会は、こころの未来研究センターと、ベルリン工科大学、国際分析心理学会(IAAP: International Association for Analytical Psycho…
12月19日に京都市によるSDGs・レジリエンスフォーラム『幸せ』を感じられる持続可能な暮らし方~ウィズコロナ社会の中で~がオンラインで開催されます。 鼎談「ウィズコロナ社会に私たちが今なすべきこととは?」に、こころの未来研究センターの内田由紀子教授が登壇します。 詳細は下記ウェブサイトをご覧ください(無料・要申し込み)https://kyotosdgsresilience.jp/
『Vienna 2019』に、河合俊雄教授の講演録が掲載されました。 本書は、国際分析心理学会(IAAP: International Association for Analytical Psychology)が、2019年8月にViennaで行った第21回大会での、5日間の内容をまとめたものです。本大会のタイトルは“Encountering the Other: Within us, betw…
内田由紀子教授が、 12月4日18時より、SCI-Japanウェビナーシリーズ「コロナとの共存時代のスマートシティを考える」 にてウェブ講演を行います。参加は無料です(事前申込制です)。 詳細は下記リンクをご覧ください。https://sci-jwebinar20201204.peatix.com/view
広井良典教授が「サイエンスアゴラ2020」開幕セッションに出演しました(2020年11月15日)。 サイエンスアゴラ(主催:国立研究開発法人・科学技術振興機構(JST))は、「科学」と「社会」の関係をより深めていくことを目的として、あらゆる立場の人たち(市民、研究者・専門家、メディア、産業界、行政関係者など)が参加し、対話するオープンフォーラムで、2006 年に開始以来、今年で 15 回目となりま…
柳澤邦昭・神戸大学大学院人文学研究科・講師(~2020年9月まで京都大学こころの未来研究センター・特定講師)と阿部修士准教授が分担執筆した『社会的認知―現状と展望―』がナカニシヤ出版から出版されました。本書は社会的認知の研究に関して、これまでに得られている基礎的な知見から、近年の発展的な研究の展開に至るまで、様々な研究分野の視点から紹介しています。柳澤講師と阿部准教授は第8章「神経科学と社会的認知…
前浦菜央(大学院生/リサーチアシスタント)・中山真孝特定助教・内田由紀子教授の共著論文 「日本における感動と Awe の弁別性・類似性」 が、『認知科学』に掲載されました。 我々はよく「感動した」ということを言います。その対象は様々であり、日々経験するようなことから人生を左右するような大きな感動まで様々です。一方で、欧米を中心にAweという感情も研究されています。この感情は日本語では…
中山真孝特定助教の論文 「Awe と意味生成」 が、『心理学評論』に掲載されました。 満天の星空を見上げて自然の美しさ雄大さを感じたり、地震や台風などの自然の脅威を目の当たりにして畏れおののき、人生観や世界観が変わる。このような体験で経験される感情はAwe(日本語で畏怖・畏敬など)として研究がされています。この経験によって引き起こされる行動には、向社会行動、価値観の変化や無知の知など…
中山真孝特定助教・内田由紀子教授の共著論文 “Meaning of awe in Japanese (con) text: Beyond fear and respect” が、『Psychologia』電子版に掲載されました。 満天の星空を見上げて自然の美しさ雄大さを感じたり、地震や台風などの自然の脅威を目の当たりにして畏れおののき、人生観や世界観が変わる。このような体験で経験され…
中山真孝特定助教・野崎優樹研究員(当時)・Taylor, Pamela(リサーチアシスタント:当時)・内田由紀子教授らの共著論文 “Individual and cultural differences in predispositions to feel positive and negative aspects of awe” が、『Journal of Cross-Cultural Psyc…
中山真孝特定助教の共著論文 “Wisdom of crowds and collective decision-making in a survival situation with complex information integration” が、『Cognitive Research: Principles and Implications』電子版に掲載されました。 我々は日…
広井良典教授がローカルベンチャーサミット2020で講演を行いました(2020年10月30日)。 ローカルベンチャーサミットは、2016年に発足したローカルベンチャー協議会が主催するもので、同協議会は地域の新たな経済を生み出すローカルベンチャーの輩出・育成を目指すことを目的とし、内閣府の地方創生推進交付金において「広域連携によるローカルベンチャー推進事業」として採択されたことを契機に発足したもので…
広井良典教授が大阪大学・社会ソリューションイニシアティブ(SSI)「第12回SSIサロン」で報告を行いました(20年10月29日)。 大阪大学SSIは、未来社会を構想するシンクタンクとして2018年に発足したもので(イニシアティブ長は堂目卓生大阪大学教授)、持続可能な共生社会を「命を大切にし、一人一人が輝く社会」として捉え、命を「まもる」、「はぐくむ」、「つなぐ」という視点から、社会の現場の人…
オンラインで開催中の日本心理学会第84回大会 (2020年9月8日~11月2日) で、武藤拓之特定助教の研究発表が特別優秀発表賞を受賞しました。 自分とは異なる視点に立って物の位置関係を把握する認知過程は空間的視点取得と呼ばれ、この能力は対人関係や道具使用、ナビゲーションといった様々な活動と関連していることが知られています。空間的視点取得能力を測定するテストとして最もよく用いられるSpatia…
オンラインで開催中の日本心理学会第84回大会 (2020年9月8日~11月2日) において、阿部修士准教授らのポスター発表(筆頭発表者:上田竜平 国立研究開発法人情報通信研究機構 協力研究員・元こころの未来研究センター オフィスアシスタント)が特別優秀発表賞を受賞しました。 本研究では、実験参加者自身の恋人と、恋人ではない異性人物がポジティブな感情を示す映像の呈示を期待する際の、側坐核の活動を…
京都大学 創立125周年記念事業サイト「発掘、京大」においてこころの未来研究センターが取り上げられました。 京都大学のこころの未来を掘り起こす「ベンチャー精神で切り拓くこころの時代」https://125th.kyoto-u.ac.jp/discover/09/ こころの未来研究センターの誕生から、現在の研究活動や今後について、河合俊雄センター長がインタビューを受けました。
粉川研究員による原著論文が、箱庭療法学研究 第33号1巻に掲載されました。 粉川尚枝 (2020). 現代の老年期の人々の自己感と夢の構造の検討. 箱庭療法学研究, 33 (1), 3-12. 本研究では現代の老年期の人々の自己のあり方を知ることを目的として、60歳以上の協力者を対象に質問紙調査を実施し、その結果を大学生の結果と比較しています。本調査の結果…
中沢新一特任教授が基調講演者を、河合俊雄教授が指定討論者を務めた日本箱庭療法学会第33回大会シンポジウム(2019年11月16日/国立京都国際会館)の記録が、箱庭療法学研究 第33号1巻に掲載されました。 中沢新一, 河合俊雄, 桑原知子 (2020) 河合隼雄と仏教. 箱庭療法学研究. 33 (1). 75-89. -構成-基調講演 東洋と西洋の心の違い 河合隼雄の「…
2020年10月1日付の人事異動をお知らせします。 <着任> Kimberly Suzanne BOWEN特定准教授
内田由紀子教授の書籍「これからの幸福について:文化的幸福観のすすめ」が9月18日付の神戸新聞「日々小論」で取り上げられました。下記URL先からご覧いただけます。https://www.kobe-np.co.jp/column/hibi/202009/0013705554.shtml 関連記事:http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/20200601_uchida_pu…
広井良典教授の論説が京都新聞朝刊(9月22日付)ほか全国の地方紙に掲載されました(共同通信配信)。 タイトルは「成長から持続可能性へ」で、今年の顕著な出来事としての「新型コロナ」と「気候変動」は、通常は別個の問題としてとらえられているものの、両者の共通の背景として、人間の行う経済活動の規模がいささか自然環境や地球の許容度を超え出るまでに至ろうとしている点があることを指摘しています。 その上で、人類…
武藤拓之特定助教の研究論文 “Evidence for mixed processes in normal/mirror discrimination of rotated letters: A Bayesian model comparison between single- and mixed-distribution models” が早期公開されました。下記のURLから全文を読むことができ…
広井良典教授が日本学術会議近畿地区学術講演会「未来の語り口:人間は神になれるか」で講演を行いました(9月22日、京都大学国際科学イノベーション棟シンポジウムホール。オンライン配信)。 今回の学術講演会は、AIやIoTなど新たな技術の発展のなかで、私たちがいかなる未来を構想しうるのかをめぐって議論を深める趣旨で開催されました。 講演会では、日本学術会議近畿地区会議代表幹事の伊藤公雄・京都産業大学教授…
広井良典教授の著書『人口減少社会のデザイン』が毎日新聞「読書日記」欄(2020年9月15日付夕刊)で紹介されました。 執筆者は情報学者の西垣通・東京大学名誉教授で、広井教授の行っているAIを活用した政策提言研究について、AIというと経済成長、規模拡大、発展加速といったキーワードと結びつけられがちだが、本研究ではそうした方向とは逆の持続可能性や地方分散型というビジョンが示されている点が興味深いとし…
畑中千紘講師が編集に携わった『SNSカウンセリング・ケースブック』出版記念イベントの出版記念YoutubeLive動画が9月21日に終了いたしました。リアルタイムでご視聴いただいた皆様、ありがとうございました。 SNS相談の経験豊富な先生方が、日頃の臨床実践の実感をもとにSNS相談をやってみて感じたこと、難しさ、コロナ禍での反応、今後の展開についてなどさまざまなテーマについてディスカッションしてい…
阿部修士准教授のサイコパスを対象とした研究(詳細はこちら:http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/20180700_abe_socialcognitive/)が、『ニュートン』で紹介されました。『ニュートン』は幅広い読者層を対象とした月刊科学雑誌で、2020年9月号ではサイコパスを対象とした特集が組まれています。 サイコパスは、普通の人とくらべてうそを頻繁につくか?Newton 2…
阿部修士准教授のコメント論文 “Overriding a moral default for honesty or dishonesty” が、『PNAS』に掲載されました。本コメント論文は、2020年8月に『PNAS』に掲載されたSebastian Speerらによる論文 “Cognitive control increases honesty in cheaters but cheating …
『新潮』2020年10月号に、河合俊雄教授の論考「「一人称単数」の出会いと闇」が掲載されました。教授は本稿で、村上春樹氏が2020年7月に新たに出版した短編集『一人称単数』を取り上げ、収録された各作品を基に論考を進めています。 教授は今回の短編集について、全体に共通するポイントとして、多くの作品の中で“日常の関係とは異なる一瞬の出会い”が描かれていることにまず注目しています。これまでの村上春樹氏の…
河合隼雄先生の著作である本書は、1996年に朝日新聞社より刊行された朝日文芸文庫『中年クライシス』を改題して刊行したものです。本書の刊行に際し、河合俊雄教授は「中年クライシスと物語」として解説を執筆しました。 本書の中で河合隼雄先生は、各章ごとにひとつの日本の文学作品を取り上げながら、そこに現れてくる中年期の問題に焦点を当てていきます。教授は、この“文学作品を通して語る”という方法について、河合隼…
畑中千紘講師が編集・執筆に携わった『SNSカウンセリング・ケースブック:事例で学ぶ支援の方法』が誠信書房より発刊されました。 本書は、『SNSカウンセリング・ハンドブック』(http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/snscounselingbook_hatanaka/)の続編にあたるもので、SNSを活用したカウンセリングで、実際にどのような相談がなされるのかについて事例をベースに学…
京都のまちと地域企業のあり方を紐解くインタビュー企画「価値観と関係性が紡ぎ続ける経済圏」の第3回に内田由紀子教授が「社会を豊かにする価値観とは」というテーマでインタビューを受けたものが記事になりました。 詳しくはこちらから京都市ソーシャルイノベーション研究所HP:https://social-innovation.kyoto.jp/spread/4082
河合俊雄教授の著書「心理療法家がみた日本のこころ―いま、「こころの古層」を探る―」が出版されました。 本書は、ミネルヴァ書房の月刊誌『究』に2016年9月号から2019年12月号までの、「こころの最前線と古層」と題して教授が執筆した、全40回にわたる連載をまとめたものです。今回の書籍化に際しては、こちらの全40回の連載を9章に構成し直した上で、各回の連載内容の加筆も行われています。加えて教授は、自…
学術広報誌「こころの未来」第23号が刊行されました。今号の特集は「失敗するこころ」です。 PDFをダウンロードのうえ閲覧可能です。下記リンク先にアクセスしてご覧ください。 ごあいさつ 自分が心理療法を専門としていることもあって、こころに関しては否定的なテーマ設定をしたほうが、その本質がよくわかるところがあると思う。今号の「失敗するこころ」というユニークな特集テーマもそうであろう。巻頭言に続く座談会…
河合俊雄教授が、オンラインシンポジウム「コロナで変わる?代える?還る?わたしたちの社会」vol.2にて、ゲストとして話題提供・シンポジストを務めました。 本シンポジウムはソーシャルデザインセンター淡路が主催しているもので、環境システム学、植物生態学、宇宙物理学を専門とする3名のパネリストを中心に、各回でゲストスピーカーを招きながら、コロナ後の社会の変化について「自然の摂理」「社会の規範(社会・経済…
広井良典教授の論文が『建築雑誌』2020年8月号に掲載されました。『建築雑誌』は日本建築学会の会誌で、1887年7月に創刊された日本最古の学会専門雑誌です。今号の特集テーマは「2050年 気候変動を超えて」で、広井教授の論文「ポスト成長社会のデザイン――気候変動とパンデミックを超えて」は論考1として掲載されています。 広井教授の論文は、気候変動ないし脱炭素をめぐる課題と新型コロナ・パンデミックに関…
『Jungian Perspectives on Indeterminate States: Betwixt and Between Borders』に、河合俊雄教授の英語論考「The tension and paradox between determinate and indeterminate state: Clinical, social, and cultural aspects」が掲載…
新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、私たちの身体的・心理的な負荷は増大しています。京都大学こころの未来研究センターでは、かねてより「SNSカウンセリングとコミュニティ支援」プロジェクトをたてて、LINEを活用した新しい心理的サポートをより有効なものとすべく、研究を行って参りましたが、このたび、大阪府様との共同研究としてコロナ禍で行われたSNS相談データの検討を行うことになりました。本研究の目的は以…
河合俊雄教授が監修をおこなったETH レクチャー第1巻1933-1934『近代心理学の歴史』が、2020年8月に創元社より出版されました。 本書は、ユングがチューリッヒ大学を去った後、1933年~1941年まで、チューリッヒのスイス連邦工科大学(ETH)で再び私講師として講義を行った際の、初年度の講義録になります。今回、日本での翻訳書の出版にあたって、河合教授は監修を務め、まえがきを執筆しています…
2020年2月23日、京都大学百周年時計台記念館百周年記念ホールにて「京都大学こころの未来研究センター 国際シンポジウム 『こころの科学 3つの顔』 ―吉川左紀子教授 退職記念講演会―」を開催しました。 このシンポジウムは、こころの未来研究センターの初代センター長 吉川左紀子教授(センター長在任期間2007年-2018年)の退職講演とあわせて実施されたものです。吉川教授の専門は認知心理学で、顔・表…
中山真孝特定助教の共著論文 “Verbal Working Memory, Long-Term Knowledge, and Statistical Learning” が、『Current Directions in Psychological Science』電子版に掲載されました。 情報を一時的に保持する心的機能はワーキングメモリとよばれ、様々な認知機能で中心的役割を果たしています。特に、言…
広井良典教授が日立京大ラボと行ったAIを活用した未来構想研究が令和2年版科学技術白書で紹介されました。 今回の科学技術白書のテーマは「科学技術が広げる未来社会の可能性と選択肢」で、政府の政策形成や企業の経営戦略策定における活用が広がりつつある科学技術に関する未来予測の取組について、その歴史的変遷や国内外の取組事例等を紹介する内容となっています。 この中で、「人工知能を活用した我が国社会の未来に関す…
内田由紀子教授の書籍が出版されました。 「これからの幸福について:文化的幸福観のすすめ」新曜社 https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b510165.html 内田教授がこれまで携わってきた文化と幸福に関する研究からの視点をまとめた書籍が出版されました。 書籍帯の記述より 幸せな人とはどんな人だろう?日本における幸福な社会のありようとは?文化心理学と幸福に関す…
河合俊雄教授のイタリア語論文「Conseguenze della concezione tradizionale della natura e della psiche per la definizione dei problemi ambientali e psicologici」(訳:自然とこころの伝統的概念の環境・心理学的問題にもたらす寄与)が、論集『Il corpo della terr…
広井良典教授のインタビュー記事がNHK「特設サイト新型コロナウイルス――専門家・著名人~私はこう考える」に掲載されました(2020年5月15日)。 本サイトは、新型コロナウイルスに関する情報を幅広い視点から掲載しているもので、本欄の趣旨は、「世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。その影響は政治、経済、社会、文化、スポーツ…など、あらゆる分野に及び、私たちの生活や行動、考え方にも大きな影響を与え…
現在、新型コロナウイルスのパンデミックによって、国内外の社会は大きな変化の局面に立たされています。この非常事態が意味するところを、少しだけ立ち止まって考える人文・社会科学の立場から、京都大学・人社未来形発信ユニットが対談インタビューシリーズを企画しています。このインタビュー企画(全4回)に、こころの未来研究センターの広井教授と内田教授が登場しています。 広井教授前編 http://ukihss…
2018年7月に、河合俊雄教授が出演しました NHK Eテレ『100分de名著』の7月の名著「河合隼雄スペシャル」が、この度、Eテレのサブチャンネルでアンコール放送されます。 放送日:5月25日(月)~28日(木) 午前11:30~11:54 皆様、この機会にぜひご覧ください。 前回放送時の記事はこちらからご覧いただけます。 関連記事はこちら
佐藤弥特定准教授・嶺本和沙教務補佐員らが執筆した論文が出版されました。詳細な栄養情報を持つ日本食サンプルの画像データベースを開発しました。 Sato, W., Minemoto, K., Sawada, R., Miyazaki, Y., & Fushiki, T. (in press).Image database of Japanese food samples with…
2020年4月1日付の人事異動をお知らせします。<着任> 熊谷誠慈准教授 鈴木優佳特定助教 武藤拓之特定助教 中沢新一特任教授
佐藤弥特定准教授・嶺本和沙教務補佐員らが執筆した論文が出版されました。摂食中の主観感情反応の表情筋筋電図相関を解明しました。 Sato, W., Minemoto, K., Ikegami, A., Nakauma, M., Funami, T., & Fushiki, T. (2020). Facial EMG correlates of subjective hedonic respo…
広井良典教授が内閣府「選択する未来2.0」懇談会で報告を行いました。(2020年4月10日) 同懇談会は、2014年に公表された経済財政諮問会議の専門調査会「選択する未来」委員会報告から一定期間が経過していることを踏まえ、日本社会が直面する人口減少や地域再生等の課題にどう取り組むかをあらためて検討する趣旨で本年3月に設置されたもので、広井教授はその委員の1人となっています。 4月10日に開催され…
SNSカウンセリングとコミュニティ支援プロジェクトでは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言を受け、【緊急!企業向け支援事業・LINEこころの相談室】を開室いたしました。 お申し込みいただいた企業の従業員およびそのご家族の方が、6月末日まで無料で、LINEカウンセリングを受けられるサービスです。相談希望者の方が、ご自分の端末(スマートフォン等)から直接LINEでアクセスするだけなので、気…
佐藤弥特定准教授らが編集した書籍が出版されました。幸福の神経科学に関する論文を集めました。 Kong, F., Heller, A. S., van Reekum, C. M., & Sato, W. (eds.) (2020). Positive neuroscience: the neuroscience of human flourishing. Frontier…
広井良典教授の論説「幸福度指標をめぐる展開と課題」が収められた『いわて幸福白書2020』が公表されました。 岩手県においては、2016年に『「岩手の幸福に関する指標」研究会』(広井教授は研究会のアドバイザーとして参加)を設置して幸福度指標に関する検討を行うとともに、2019年には幸福度指標を盛り込んだ県の総合計画を策定するなど独自の政策を展開しています。今回の白書はそうした流れを受けて公表され…
広井良典教授が研究リーダーを務めた「持続可能な開発目標(SDGs)に関して特別区として取り組むべき実効性のある施策について」調査研究報告書が公表されました。 本調査研究は、2018年に設立された特別区(東京23区)長会調査研究機構(広井教授は顧問の1人)が行う調査研究プロジェクトの1つとして2019年度から実施されているもので、東京のような大都市圏においては、国連が掲げるSDGsに関する認知や…
広井良典教授の著書『人口減少社会のデザイン』(東洋経済新報社、2019年)が第10回不動産協会賞を受賞しました。 『不動産協会賞』は、不動産協会の社会貢献活動の一環として、日本経済や国民生活に関する著作物の中から、世の中の多くの方々に読んでいただくことにより、同協会が直面する幅広い課題について理解を得ることに資する著作物を表彰するものです。著作のジャンルは、「国際競争力を高める都市再生」「良好な住…
齊藤章江研究員・佐藤弥特定准教授・吉川左紀子特定教授が Royal Society Open Science に執筆した論文が出版されました。高齢者は幸福表情の検出があまり速くないことを解明しました。 Saito, A., Sato, W., & Yoshikawa, S. (2020). Older adults detect happy facial expression…
広井良典教授が第26回大学教育研究フォーラムのシンポジウムで講演を行いました(2020年3月18日、京都大学百周年時計台記念館) 本フォーラムは、京都大学高等教育研究開発推進センターが主催し、大学教育に関する研究・実践交流の場として全国から教職員がつどうものです。 今回は、「2040年の社会と高等教育・大学を展望する」を全体シンポジウムのテーマとし、我が国の高等教育を取り巻く未来予測を踏まえ、…
学術広報誌「こころの未来」第22号が刊行されました。今号の特集は「こころと持続可能性」です。 PDFをダウンロードのうえ閲覧可能です。下記リンク先にアクセスしてご覧ください。 ごあいさつ 「持続可能性」とは、広井良典も本号で述べているように、近年重視されていると同時に、ほとんど言い古された言葉になっている。地球環境問題や経済システムの問題としては確かにそうであろうが、そこに「こころ」という要素を入…
主催イベントにおける新型コロナウイルス感染症への対策について
2月23日(日)に開催予定の国際シンポジウム「こころの科学 3つの顔」―吉川左紀子教授 退職記念講演会―
International Symposium, Kokoro Research Center, Kyoto University “The Three Faces of Psychological Science”については、予定通り開催する方向で準備を進めております。
●新型コロナウイルス感染拡大の状況によっては、イベントの開催を中止させていただく場合があります。ご来場前に必ず当該イベントのホームページにて開催の有無をご確認ください。(2020/2/19)
上田祥行特定講師が、京都大学大学院教育学研究科の藤野正寛助教らと執筆した研究論文がマインドフルネス研究に掲載されました。 近年、マインドフルネスやコンパッションを育むための様々な実践法が開発されていますが、その背景メカニズムには未だ不明な点が多くあります。これらの実践法のもとになっている集中瞑想・洞察瞑想・慈悲瞑想の3つを比較し、それぞれがどのように身心の症状の改善や健康の増進に寄与するのかを調べ…
佐藤弥特定准教授らが執筆した論文が出版されました。この論文は 動的表情研究を概観しています。 Sato, W., Krumhuber, E. G., Jellema, T., & Williams, J. H. G. (in press). Editorial: Dynamic emotional communication. Frontiers in Psychology. http…
2019年10月14日、京都大学百周年時計台記念館百周年記念ホールにて、第4回京都こころ会議シンポジウムを開催いたしました。公益財団法人稲盛財団からのご支援を受けて2015年に発足した京都こころ会議は、これまでに「こころと歴史性」(第1回シンポジウム)、「こころの内と外」(第2回シンポジウム)、「こころと共生」(第1回国際シンポジウム)、「こころと生き方―自己とは何か」(第3回シンポジウム)をテー…
2019年11月14日、石清水八幡宮(京都府八幡市)において、太陽光エネルギーによる展望台竹灯篭のライトアップ点灯式が行われ、広井良典教授が挨拶を行いました。 本事業は、広井教授が進めている「鎮守の森・自然エネルギーコミュニティ構想」の一環をなすもので、全国津々裏々に約8万存在し、古くから自然信仰と一体となった地域コミュニティの拠点として機能してきた神社と、再生可能エネルギー拠点の分散的整…
佐藤弥特定准教授らが執筆した論文が出版されました.文化による食物への無意識感情反応の調整を解明しました. Sato, W., Rymarczyk, K., Minemoto, K., Wojciechowski, J., & Hyniewska, S. (in press).Cultural moderation of unconscious hedonic responses to …
広井良典教授が、ロンドン大学(University College London)で開催されたUCL-Japan Grand Challenge Symposium で報告を行いました(2019年11月5日)。 本シンポジウムは11月4日・5日の2日間にわたり開催された「Janet Forum 2019: Demographic Change and Higher Education in the…
佐藤弥特定准教授らが執筆した論文が出版されました.自閉症スペクトラム障害における動的表情処理での脳の非定型な機能結合を解明しました. Sato, W.*, Kochiyama, T.*, Uono, S., Yoshimura, S., Kubota, Y., Sawada, R., Sakihama, M., & Toichi, M. (* equal contributors) (…
阿部修士准教授、北山忍特任教授らの共著論文 “Cultural variation in the gray matter volume of the prefrontal cortex is moderated by the dopamine D4 receptor gene (DRD4)” が、『Cerebral Cortex』に掲載されました。 本研究では、前頭前野の灰白質容量における文化差…
広井良典教授が、韓国の全州市で開かれた韓国・幸福実現地方政府協議会創立1周年記念シンポジウムで報告を行いました(2019年10月17日・国立無形遺産院3階国際会議場)。 近年、世界的に「幸福政策」が広がりを見せる中、韓国においても国や自治体レベルで幸福度指標の開発や条例の制定等が始まりつつあります。こうした中、昨年には韓国において40余りの基礎自治体が「幸福実現地方政府協議会」を設立し、幸福度指標…
日本感情心理学会の企画による書籍『感情心理学ハンドブック』が北大路書房から出版されました。本書では、感情研究に関する様々なトピックが網羅されています。阿部修士准教授と柳澤邦昭特定講師は第9章「感情の脳科学」を執筆しました。
吉川左紀子特定教授は、放送大学京都学習センター主催の公開講演会「IT技術を介護に活かす:ケア情報学の現在と未来」を企画し、講演を行いました。(9月8日.於:キャンパスプラザ京都) この公開講演会では、まず京都大学大学院情報学研究科の中澤篤志准教授が「『優しい介護』を明らかにする情報学のアプローチ」、続いて社会福祉法人三條会老人保健施設ひうな荘リハビリ部長の森山由香氏(理学療法…
現在スタンフォード大学の行動科学先端研究センターに滞在中の内田由紀子教授が、同大学の心理学部・社会心理学のセミナーシリーズで9月30日に講演を行いました。 幸福感の文化比較を例に文化心理学的アプローチの重要性を述べた後、近年地域や組織で実施している調査プロジェクトを紹介し、「文化的価値がどのような場所で生じ、なぜ人々に共有されているか」について議論をしました。 教員と大学院生60名ほどが参加を…
内田由紀子教授が、2019年―2020年のフェローとして、スタンフォード大学のCenter for Advanced Study in the Behavioral Sciences(CASBS)に採択され、米国で研究活動を実施しています。採用期間は2019年9月から2020年5月です。 https://casbs.stanford.edu/ スタンフォード大学のCASBSは195…
広井良典教授が、日本看護研究学会第45回学術集会において基調講演を行いました(大阪国際会議場、2019年8月21日)。 日本看護研究学会は、広く看護学の研究者を組織し、看護学の教育、研究および進歩発展に寄与することを目的とする団体で、4つの国立大学教育学部特別教科(看護)教員養成課程から発足した、日本で最初の看護の学会です。第45回となる今回の学術集会は、「研究成果をためる つかう ひろげる―…
日本神経科学学会は、脳・神経系の基礎研究・臨床研究・応用研究を推進する、神経科学研究者の日本最大規模の学会です。 昨年秋、日本神経科学会マスコットキャラクターの公募が行われ、今回選考結果の発表がありました(https://www.jnss.org/190819-01/)。 その結果、最優秀作品として、こころの未来研究センターの浅野孝平特定研究員の作品が選出されました。 日本神経科学会…
▽ 日時:2019年10月14日(月・祝) 13:30~17:40(13:00~受付開始)
▽ 会場:京都大学 百周年時計台記念館 百周年記念ホール
学術広報誌「こころの未来」第21号が刊行されました。今号の特集は「アーティフィシャル・マインド」です。 PDFをダウンロードのうえ閲覧可能です。下記リンク先にアクセスしてご覧ください。 ごあいさつ 近年、ビッグデータによる分析、AI、深層学習などの進歩はめざましく、社会にも浸透してきている。しかしそれらは人間のこころを凌駕するのであろうか、あるいはどのような関係を持つのであろうか。心理療法に関わる…
2019年8月2日、福岡県久留米市の福岡県立明善高校の生徒さんがこころの未来研究センターを訪問し、吉岡洋特定教授と阿部修士准教授のレクチャーを受け、センター連携MRI研究施設を見学しました。文部科学省SSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定され、その活動の一環として関西研修に訪れた同校の訪問は7度目となりました。はじめに吉岡特定教授がセンターの特徴や「こころ(Kokoro)」という言葉を含ん…
令和という新時代の幕開けとともに、新しい「雑誌」が創刊された。その名は『ひらく』。正確にいえば「雑誌」と称するのはやや語弊があって、年2回という発刊回数では「定期刊行物」(periodical)としては分類されず、「書籍」扱いになるそうだが、いずれにせよ、「新たなる」媒体が春(5月)と秋(11月)に発行されることになった。 この手の「雑誌」にしては派手な装丁で、サイズもかなり大振りである。冊子を開…
佐藤弥特定准教授らの論文「Widespread and lateralized social brain activity for processing dynamic facial expressions」がHuman Brain Mapping誌の表紙を飾りました。 https://onlinelibrary.wiley.com/doi/epdf/10.1002/hbm.24291
佐藤弥特定准教授がメルボルンで開かれた第6回世界ポジティブ心理学会(6th World Congress on Positive Psychology)にて2019年7月20日に招待講演を行いました。
佐藤弥特定准教授がアムステルダムで開かれた国際感情心理学会(ISRE2019)のシンポジウムにて2019年7月11日に講演を行いました。
広井良典教授が日本工学アカデミー「政策立案のための科学」プロジェクト・第2回公開研究会「公共政策におけるAIの活用可能性を探る」で報告を行いました(8月1日、御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター)。日本工学アカデミーは、工学・科学技術全般の発展に寄与する目的で設立された産学官の指導的技術者の団体で、今回の公開研究会は同アカデミーのプロジェクト「政策立案のための科学」の一環として行われました。研…
2019年7月7日(日)に畑中講師が福知山市民交流プラザにて「看護の仕事とこころ その光と影」と題した講演を行いました。 これは京都府北部地域における看護師確保対策事業の一環として行われたもので、新任の方を中心に80名を超える看護師の方を対象に行われました。 講演では、地域医療に長く貢献していただくために、自身のこころの影の側面をどのように理解し、つきあっていけばよいのかについて話されました。
医療、福祉、教育の現場で「人を支える仕事」に従事している専門職の方たちを対象に「支える人たちが元気になる学びの場を作りたい」という発想のもと、2013年から毎年開催してきたこころ塾は、今回でひとつの区切りを迎えます。 今年度は、科学、実践、心、という3つの視点から発達障がいについて考えるプログラムを企画しました。多数の皆様のご参加をお待ちしています。 支える人の学びの場医療、福祉および教育専門職の…
第3回京都こころ会議シンポジウム「こころと生き方―自己とは何か」(2018年11月18日開催/於:京都大学国際科学イノベーション棟西館5階 シンポジウムホール)の講演動画を公開しました。 第3回シンポジウムは、「こころと生き方―自己とは何か」をテーマとし、こころの内面性や固有性に迫ろうとするもので、三名の講演者によって、社会や集団とのつながり、さらには自然科学の知見を含めた検討が試みられま…
2019年5月31日、畑中講師が大阪市で開催された2019年度食育推進支援セミナーで講演を行いました。 本セミナーは公益財団法人大阪府学校給食会・大阪府教育委員会・公益社団法人全国学校栄養士協議会・大阪府学校栄養士協議会の共催で行われたもので、大阪府下の小中学校に勤務する栄養教諭の先生方を対象に行われたものです。現代では、食育がそのままこころのケアとなることも多く、学校現場で働く栄養教諭の先生…
本発表では、現代の若者世代が攻撃性や主張性を出しにくくなってきていることをふまえ、心理検査からその現状を捉えると共に、攻撃性の表出スタイルと心身の健康度の関連について検討しました。その結果、現在・過去の健康状態と攻撃性・主張性の表出/抑制のバランスが関連していることが明らかになりました。本研究成果については、論文として成果を公表していく予定です。 畑中千紘「現代大学生のアグレッショ…
近年、心理相談においてもSNSを活用する必要性が叫ばれてきましたが、2017年に国の援助を受けつつ、一部の自治体で試験的に導入されたことをきっかけに、少しずつLINEを用いた相談事業が開始されてきています。 本発表はこれを受け、心理臨床の専門家の集まる心理臨床学会においてその必要性と基本的な姿勢とスキルを示すと共に、初期の事業のデータ分析を通してわかってきた現状と課題について問題提起を行いまし…
広井良典教授が、EHESS Paris(社会科学高等研究院・パリ)日仏財団の設立10周年記念シンポジウムでパネリストの一人として報告を行いました(2019年6月4日、パリ)。 EHESS Paris日仏財団は、日仏の知的交流の促進を目的に2009年に設立された団体で、財団が基礎を置くEHESS(Ecole des Hautes etudes en sciences socials) は、社会科学…
2019年4月17日、広井良典教授が、長野県、日立京大ラボ等と行ったAIを活用した政策研究に関する記者発表を長野県庁で行いました。 発表タイトルは「AIを活用した、長野県の持続可能な未来に向けた政策研究について」で、これは長野県と広井教授、日立京大ラボ、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社の4者が昨年度から行って研究成果をまとめたものです。 具体的には、長野県が2040年に向けて持続…
京都大学の公式ホームページ内のスペシャルサイト『京大先生シアター』で、内田由紀子教授が紹介されました。『京大先生シアター』は、京大のユニークな先生、研究を動画で紹介するもので、内田教授の動画テーマは「文化と心に関する社会心理学研究」です。 動画で内田教授は、所属している京都大学こころの未来研究センターが、様々な角度から こころ について研究をしていることを話し、続いて、内田研究室で行われてる「…
2019年4月1日付の人事異動をお知らせします。 <昇任> 内田由紀子教授 柳澤邦昭特定講師 <着任> 阿部修士准教授 吉川左紀子特定教授
2019年3月14日、石清水八幡宮(京都府八幡市)において、太陽光エネルギーによる本殿釣燈籠のライトアップ点灯式が行われ、広井良典教授が挨拶を行いました。 本事業は、広井教授が進めている「鎮守の森・自然エネルギーコミュニティ構想」の一環としての意味をもつもので、全国津々裏々に約8万存在し、古くから自然信仰と一体となった地域コミュニティの拠点として機能してきた神社と、再生可能エネルギー拠点の分散…
2019年3月15日16日に東京大学本郷キャンパスで開催された「第21回日本ヒト脳機能マッピング学会」において、阿部修士特定准教授らのポスター発表(筆頭発表者:上田竜平文学研究科博士課程3回生・元こころの未来研究センターオフィスアシスタント)が「若手奨励賞」を受賞しました。 日本ヒト脳機能マッピング学会は、ヒト脳の機能局在とそのマッピングを横断的・包括的に研究し、関連学会との連絡を保ち、広く知…
学術広報誌「こころの未来」第20号が刊行されました。今号の特集は「コミュニティ」です。 PDFをダウンロードのうえ閲覧可能です。下記リンク先にアクセスしてご覧ください。 ごあいさつ 本号の特集テーマは「コミュニティ」で、これは当センターの3 領域のうちの「こころときずな」に関係している。こころが個人のものとして捉えられがちなのに対して、おもしろい切り口であるし、2017年の国際京都こころ会議の「こ…
募集を締め切りました (2019年2月8日) 京都大学こころの未来研究センターの特定研究員を募集します。 詳細はこちらをご覧ください。 こころの未来研究センター 特定研究員 募集要項
募集を締め切りました (2019年2月8日) 京都大学こころの未来研究センターの事務補佐員(時間雇用職員)を募集します。 詳細はこちらをご覧ください。 こころの未来研究センター 事務補佐員募集要項
河合俊雄教授がNHKカルチャーラジオ「文学の世界」の「河合俊雄が読み解く村上春樹の“物語”」(全12回)に出演します。 2019年1月10日から3月28日までの毎週木曜、午後8時30分から午後9時まで、NHKラジオ第2で放送されます。(再放送 毎週木曜 午前10時)。 『1Q84』など村上春樹の作品を読み解き、現代的な世界に、神話的モチーフが噴出してくる物語に今のわれわれのこころを探ります。 …
京都大学こころの未来研究センターの特定講師または特定助教を募集します。 詳細はこちらをご覧ください。 こころの未来研究センター 特定講師 または 特定助教 募集要項
広井良典教授のエッセイが京都新聞夕刊(11月29日付)の「現代のことば」欄に掲載されました。 タイトルは「精神と物質」で、“「物質(あるいはその一部としての脳)」からどうして「精神」が生まれるのか”という基本的な問いについて、現在まで無数の議論が行われてきていながらなお決着がついていない状況を指摘した上で、「声」という現象が物質と精神の両義的な性格をもつことを手がかりにしつつ、私たちが「物質」…
熊谷誠慈特定准教授(上廣倫理財団寄付研究部門)が、2018年11月27日に、プラハ大学(カレル大学)にて「チベット仏教の歴史および近隣ヒマラヤ地域への影響」と題した招待講演を行いました。同大学は、1348年に神聖ローマ皇帝カール4世によって創立された、中央ヨーロッパ最古の大学です。
京都府あけぼの賞はさまざまな分野での先駆的な活躍で特に功績の著しい女性やグループに贈られます。 吉川左紀子教授が平成30年度京都府あけぼの賞を受賞し、10月20日に行われた授賞式で、西脇隆俊京都府知事より表彰状と記念品を授与されました。 表彰理由は以下の通りです。 「京都大学こころの未来研究センターという他に類のない研究組織の初代センター長として多彩な専門の研究者を束ね、研究の成果を…
2018年11月18日、京都大学国際科学イノベーション棟シンポジウムホールにて、第3回京都こころ会議シンポジウムを開催いたしました。公益財団法人稲盛財団からのご支援を受けて2015年に発足した京都こころ会議は、これまでに「こころと歴史性」(第1回シンポジウム)、「こころの内と外」(第2回シンポジウム)、「こころと共生」(第1回国際シンポジウム)をテーマに、計3回のシンポジウムを行ってまいりました。…
art space co-jinでは、瀧澤長幸さんの初個展「この、黒き光明」が開催されています。 吉岡洋特定教授は、この展覧会の会場内解説「瀧澤長幸作品について」を執筆しました。 瀧澤長幸さんは、網膜色素変性症という視野が狭くなる病気になりましたが、仕事を引退した後、左目にわずかに残された視野で、細密な絵を描き始めました。 会場には、瀧澤さんが自ら撮影した写真や資料をもとに、社寺や仏像が鉛筆のみで…
日時:2018年12月1日 13:00~17:00(受付開始 12:30~)
会場:京都大学稲盛財団記念館3階大会議室
京都市左京区吉田下阿達町46(川端近衛南東角)
日時:2018年11月18日(日) 13:30~17:40(13:00~受付開始)
会場:京都大学 国際科学イノベーション棟西館5階 シンポジウムホール
河合俊雄教授が、2018年10月20日・21日に新潟青陵大学(新潟県新潟市)で開催された日本箱庭療法学会第32回大会において、学会賞を受賞しました。 この賞は、当学会の諸活動における優れた業績を讃える目的で設けられた賞です。 河合教授は、当学会の事務局長、常任理事、常務理事を歴任し、特に2008年から現在まで、学会誌編集委員長という要職で、学会の発展に尽力してきました。 また、多くの著書・訳…
吉川左紀子教授が『京都府あけぼの賞』を受賞しました。 『京都府あけぼの賞』は、女性の一層の能力発揮に資するため、様々な分野での先駆的な活躍で特に功績の著しい女性やグループに贈られます。 吉川教授は、京都大学こころの未来研究センターの初代センター長(2007-2017)として異分野の研究者が集まり成果を社会に発信する活動を推進したことで受賞されました。なお、2018年10月20日に京都市の京都テ…
京都大学こころの未来研究センターの特定研究員 または 研究員(非常勤)を 募集しています。 詳細はこちらをご覧ください。 http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/jp/recruitment/2018/10/post_15.html
学術広報誌「こころの未来」第19号が刊行されました。今号の特集は「京都大学こころの未来研究センター創立10周年」です。 PDFをダウンロードのうえ閲覧可能です。下記リンク先にアクセスしてご覧ください。 ごあいさつ 今年の4月から、吉川左紀子初代センター長からその職を引き継ぐことになった。こころの未来研究センターは、小さいながらも非常に多くの分野にわたっているので、センター長としても様々な業務があり…
熊谷誠慈特定准教授(上廣倫理財団寄付研究部門)が字幕監修を務めた映画『ゲンボとタシの夢見るブータン』が、京都新聞(2018年8月23日付)をはじめ複数のメディアに紹介されました。(協力:京都大学ブータン友好プログラム) この度、京都新聞社より転載許可を頂きましたので、記事を当ページに掲載します。画像をクリックするとより大きくPDFページが開きます。 「2018年8月23日 京都新聞掲載」 *ウ…
センターの一般公募型連携研究プロジェクト(海外公募)での共同研究を開始しました。 (Christina Brown准教授:Arcadia University; Andrew Ryder 准教授:Concordia University) Arcadia UniversityのChristina Brown准教授の研究テーマ「Emotions and Motivation Following …
河合俊雄教授が出演したNHK Eテレの番組『100分de名著』の7月の名著「河合隼雄スペシャル」。 番組のウェブページに、河合教授の『名著、げすとこらむ。』、番組MC島津百合子NHKアナウンサーの『ゆりこ’sEYE』、番組プロデューサーの『プロデューサーAのこぼれ話。』が掲載されました。 河合教授の『名著、げすとこらむ。』では、放送で取り上げる河合隼雄の代表作「ユング心理学入門」「…
熊谷誠慈特定准教授(上廣倫理財団寄付研究部門)が字幕監修を務めた映画『ゲンボとタシの夢見るブータン』が公開されました。協力:京都大学ブータン友好プログラム ・東京:8月18日(土)~ ポレポレ東中野にて上映開始 https://www.mmjp.or.jp/pole2/ ・大阪:8月25日(土)~ 第七藝術劇場にて上映開始 http://www.nanagei.com/movie/data/12…
2018年3月26日、27日、畑中千紘特定講師(訪問時は特定助教)が佐賀市を訪問し、講演を行いました。 佐賀市では発達障害のトータルライフ支援の取り組みをはじめられており、センターでの発達障害関連プロジェクトの成果を共有すべく「発達障害への理解とアプローチ:心理療法の立場からみた現状」と題して講演を行いました。講演には約100名の職員の方が参加し、熱心に聴講されました。 その後、佐賀市内の発…
2018年8月1日付にて、こころの未来研究センターに 中山 真孝(なかやま まさたか)特定助教が着任しました。 専門は心理学です。詳しいプロフィールは、下記のリンク先をご覧ください。 中山 真孝 | Masataka Nakayama |特定助教| 心理学
2018年7月31日、福岡県立明善高校の生徒54名がセンターを訪問し、吉岡洋特定教授、阿部修士特定准教授、佐藤弥特定准教授、上田祥行特定講師の講義を受けました。 明善高校は「知力を以て社会に寄与する人材を育成する」目的で「高い志」、「豊かな人間性」、「確かな学力」を有したグローバルリーダを育成する教育活動を展開しています。今回は理数科コース1年の30名、総合文科コース1年の24名、計54名が「…
第1回京都こころ会議国際シンポジウム 「こころと共生」(2017年9月18日開催/於:京都大学百周年時計台記念館 百周年記念ホール)の講演動画を公開しました。 吉川左紀子センター長(2007-2017)の開会の言葉、海外からのお二人を含めた4つの講演、河合俊雄教授を司会に加えた講演者らによるディスカッション、湊長博京都大学理事の閉会の言葉を動画でご視聴いただけます。 下記リンク先にアクセスし…
上田祥行特定講師が教育学研究科の藤野正寛日本学術振興会特別研究員(筆頭発表者)と進めている共同研究が、2017年12月16日・17日に開催された日本マインドフルネス学会第4回大会(早稲田大学)で、昨年度に引き続き「最優秀研究賞」を受賞しました。 私たちは笑顔よりも怒り顔に注意が向きやすい傾向があることが知られています。これに対して、先行研究では、継続的なマインドフルネス瞑想の実践によって、怒り…
NHK Eテレの番組『100分de名著』の7月の名著「河合隼雄スペシャル」に河合俊雄教授が出演します。 NHK Eテレ 『100分de名著』 ウェブサイト画像 7月の名著「河合隼雄スペシャル」 ウェブサイト画像 『100分de名著』は毎週月曜日午後10時25分から10時50分までNHK Eテレで放映されている番組で、古今東西の”名著”を、25分×4回、つま…
広井良典教授のエッセイが京都新聞夕刊(6月4日付)の「現代のことば」欄に掲載されました。 タイトルは「「無の科学」は可能か」で、超高齢化の進展により年間死亡者数が2040年前後にかけて急速に増加していく中で死生観の再構築が急務になっていることを指摘しつつ、芭蕉の句の解釈や「無のエネルギー」など現代物理学の知見との関わり等を述べながら、無や死についての文理を超えた、科学、人間、社会等の多領域に及…
NHKのテレビ番組『ガッテンGATTEN』(2018年5月9日19:30~放送:5月12日00:25~再放送)に阿部修士特定准教授がセンター連携MRI研究施設での実験で出演しました。 『ガッテン』は毎週水曜日19時30分からNHK総合で放映されている番組で、生活の「なぜ?」「どうして?」について、最先端の科学とユニークな実験、世界の隅々を取材するなど、あらゆるアプローチで解明しています。 5…
平成30年4月1日付の人事異動をお知らせします。 <就任> 河合俊雄 センター長 <昇任> 上田祥行 特定講師 清家理 特定講師 畑中千紘 特定講師 <着任> 中井隆介 特定講師 粉川尚枝 研究員
2013年から毎年開催しています「 医療および教育専門職のためのこころ塾2018」のテーマ、日程、講師が決まりましたのでお知らせします。 こころ塾は、教育、医療関係の専門職の方たちを対象とした、こころの科学と実践に関する教育講座です。 2018年度こころ塾の全体テーマは「コミュニケーションと身体性」。 受講申し込みは6月からセンターウェブサイトで受け付けますので、今しばらくお待ちください。 受講資…
京都大学こころの未来研究センターと、京丹後市大宮南里力再生協議会は2018年3月23日、「つながりと幸福感を育む地域づくりに関する包括連携協定」を締結しました。 京丹後市大宮南里力再生協議会は、京丹後市の玄関口にある上常吉、下常吉、奥大野、谷内、三坂の5つの地域が協力して地域を盛り上げていこうと立ち上げた団体です。 内田由紀子准教授を中心に進められる協定に関する研究は、地域における新たな豊か…
学術広報誌「こころの未来」第18号が刊行されました。今号の特集は「幸福と社会」です。 PDFをダウンロードのうえ閲覧可能です。下記リンク先にアクセスしてご覧ください。 ごあいさつ 子どものころ、「青い鳥」という絵本を読みました。幸せをもたらすという青い鳥を探して遠い国まででかけたチルチルとミチルの物語です。苦難の末、青い鳥は見つからずに失意で家に戻ってきたら、以前から家で飼っていた…
こころの未来研究センターと岩手県滝沢市は2018年1月29日、「幸福感を育む環境づくりに関する包括連携協定」を締結しました。 協定に関する研究は内田由紀子准教授を中心に実施します。同市が第1次滝沢市総合計画を進めていくに当たり、幸福感を育む環境づくりの観点から連携し、市内における意識調査等、滝沢市をフィールドとした研究に取り組んでいきます。 同日、稲盛財団記念館1階セミナールームにおいて締結…
畑中千紘助教(上廣倫理財団寄付研究部門)が、2017年12月25日に大阪市中央公会堂で開催された公益財団法人大阪府学校給食会設立60周年記念事業食育講演会において同会より感謝状を受け取りました。 栄養教諭、学校栄養職員に向けて、心理療法に基づいた心理学の専門知識を食育の現場において活用すること、発達障害への理解とアプローチや子どもの食とこころについてなどの研修を行ったことに対し、大阪府内の学校…
清家理助教(上廣倫理財団寄付研究部門)が、2017年9月22日から9月24日に岡山コンベンションセンターで開催された「第7回日本認知症予防学会学術集会」において一般演題発表を行い、「浦上賞」を受賞しました。 浦上賞は、同学術集会で行われた発表のうち、学術の向上に貢献すると認められる優秀なものに授与される賞です。清家助教の発表題目は、「認知症にやさしい街づくりのリーダー養成プログラムの効果検証 …
河合俊雄教授、畑中千紘助教、梅村高太郎研究員らが日本箱庭療法学会第31回大会(2017年10月7日・8日/上智大学四谷キャンパス・東京都千代田区)において、口頭発表を行いました。 1. 研究チームによる共同発表 発表タイトル:発達障害の子どものプレイセラピーにおけるセラピストの積極的働きかけについて 発表者:鈴木優佳・畑中千紘・梅村高太郎・皆本麻実・田附紘平・松波美里・粉川尚枝・西珠美・大場有希…
広井良典教授が参加したTVシンポジウム「”生きがい”と”役割”が循環する持続可能な社会」がNHK・Eテレで放映されます(2017年11月18日(土)14時~15時)。 本シンポジウムは、10月22日に長野県松本市の神宮寺で行われたもので、参加者は広井教授のほか、藤山浩氏(持続可能な地域社会総合研究所長)、勝部麗子氏(豊中市社会福祉協議会コミュニ…
布井雅人聖泉大学講師と吉川左紀子教授の共著論文が、平成29年度日本心理学会優秀論文賞を受賞しました。 受賞した論文は、『心理学研究』第87巻第4号に掲載された「表情の快・不快情報が選好判断に及ぼす影響―絶対数と割合の効果―」です。優秀論文賞は、同学会が発行するジャーナル「心理学研究」および”Japanese Psychological Research”の2誌に掲載され…
2017年10月1日付にて、こころの未来研究センターに佐藤 弥(さとう わたる)特定准教授が着任しました。 専門は実験心理学・認知神経科学です。詳しいプロフィールは、下記のリンク先をご覧ください。 佐藤 弥 | Wataru Sato | 特定准教授| 実験心理学・認知神経科学
2017年9月18日、京都大学百周年時計台記念館百周年記念ホールにて、第1回京都こころ会議国際シンポジウム「こころと共生」を開催しました。公益財団法人稲盛財団からのご支援を受けて2015年に発足した京都こころ会議は、これまでに「こころと歴史性」(第1回)、「こころの内と外」(第2回)をテーマに2回のシンポジウムを開催してまいりました。今回はそれを受けた初めての国際シンポジウムでしたが、国内外から3…
下條信輔特任教授(カリフォルニア工科大学教授)が、10月15日に石川県金沢市の石川県文教会館で行われる第16回ひと・健康・未来シンポジウム2017金沢で講演します。また、総合討論において、吉川左紀子センター長が司会進行を務めます。 ひと・健康・未来研究財団が主催し、こころの未来研究センター他が後援するシンポジウム「第16回ひと・健康・未来シンポジウム2017金沢」は、テーマを『身体とこころの不…
広井良典教授がアドバイザーを務めた『「岩手の幸福に関する指標」研究会』の最終報告書が2017年9月7日に公表されました。 同研究会は、岩手県としての独自の幸福度指標を策定する目的で昨年4月に岩手県庁に設置され、これまで関連の調査やワークショップ等と並行して8回の会合を重ねてきており、その成果としての幸福度指標がこのたびまとまったものです。岩手県としての強みや”岩手らしさ”…
広井良典教授が、昨年6月に設置された日立京大ラボの研究チームと行った共同研究「AIの活用により、持続可能な日本の未来に向けた政策を提言」が公表され、2017年9月5日に記者発表が行われました(写真は記者発表風景)。 内容は、AIを活用しながら、これからの日本に関する社会構想と政策提言を行うもので、2050年の日本を視野に収めながら、現在のままでは日本社会は「破局シナリオ」に向かう可能性が大きい…
▽ 日時:2017年9月18日(月・祝) 13時~18時(12時30分~受付開始)
▽ 会場:京都大学百周年時計台記念館 百周年記念ホール
(京都市左京区吉田本町)
▽ 定員:500名(申込みによる先着順)※定員になり次第、締め切らせていただきます。
▽ 対象:研究者、学生、一般
▽ 参加費:無料
学術広報誌「こころの未来」第17号が刊行されました。今号の特集は「アート」です。 PDFをダウンロードのうえ閲覧可能です。下記リンク先にアクセスしてご覧ください。 ごあいさつ 本号の特集は「アート」です。美学・芸術学が専門の吉岡洋先生が企画し、香港で活躍するアーティストへのインタビューを含め、多様な分野で活躍するアーティストの現在が浮かび上がるユニークな特集号です。人は、1枚…
河合俊雄教授が代表理事を務める河合隼雄財団が主催する第五回河合隼雄物語賞・学芸賞の授賞式が、2017年7月14日、京都ホテルオークラにて開催されました。 本年の河合隼雄物語賞は、今村夏子氏の『あひる』(書肆侃侃房)、河合隼雄学芸賞は、釈徹宗氏(相愛大学人文学部教授・僧侶)の『落語に花咲く仏教:宗教と芸能は共振する』(朝日選書)が受賞しました。 河合隼雄財団のウェブサイトでは、授賞式・パーティ…
2017年7月1日付にて、こころの未来研究センターにイヴ・ジネスト特任教授が着任しました。 フランスのジネスト・マレスコッティ研究所の創設者で所長を務めるイヴ・ジネスト特任教授は、人間の尊厳を守るための根源的な哲学と、言語・非言語での多様なコミュニケーション技法に基づいた実践的なケアメソッド「ユマニチュード」の考案者です。詳しいプロフィールは、下記のリンク先をご覧ください。 イヴ・ジネスト |…
こころの未来研究センターに2017年3月まで在籍し、現在は医学研究科・政策のための科学ユニットに所属するカール・ベッカー教授が出演したTV番組「比叡の光」が、2017年6月11日(日)と18日(日)、2週連続で放映されます(放映エリアは下記リンク先を参照ください)。 番組は、ベッカー教授がセンターで研究活動を行っている期間中に収録されたもので、「死」と「癒し」がテーマとなっています。 (写真:…
河合俊雄教授が代表理事を務める河合隼雄財団による「第5回河合隼雄物語賞・学芸賞」の受賞作品が、2017年5月24日に発表されました。物語賞は今村夏子氏の『あひる』(2016年11月/書肆侃侃房)、学芸賞は釈徹宗氏の『落語に花咲く仏教-宗教と芸能は共振する-』(2017年2月/朝日新聞出版)が選ばれました。 受賞発表は、毎日新聞や産経新聞などで報じられました。なお、授賞式は7月14日に京都市内で…
上田祥行助教が教育学研究科の藤野正寛日本学術振興会特別研究員(筆頭発表者)と進めている共同研究が、2016年11月5日・6日に開催された日本マインドフルネス学会第3回大会(早稲田大学)で「最優秀研究賞」ならびに「最優秀ポスター発表賞」を受賞しました。 マインドフルネス瞑想における集中瞑想(FA)と洞察瞑想(OM)は、どちらも「内省を低下させる」、 「その背後のデフォルトモードネットワーク(…
NHKのドキュメンタリー番組『認知症 ともに新しい時代へ 第3回 ~驚きの介護術でみんなハッピー!~』で、センター連携MRI研究施設で行った実験シーンが紹介されました。 認知症に関わる人たちの取り組みや新たな道を拓くためのヒントを探った同番組では、フランスで考案されたケア技法「ユマニチュード」が紹介されました。実験は、情報学研究科の中澤篤志准教授がイヴ・ジネスト先生(ジネスト・マレスコッテ…
センター恒例の教育講座「支える人の学びの場:こころ塾2017」の日程と講師が決まりましたのでお知らせします。 こころ塾は、教育、医療関係の専門職の方たちを対象とした、こころの科学と実践に関する教育講座です。毎回、2つの講義のあと、事例報告、グループディスカッションと質疑を行います(午前10時から午後5時まで)。 受講申し込みは6月上旬からセンターウェブサイトで受け付けますので、今しばらくお待…
広井良典教授が担当講師の一人である放送大学科目「人口減少社会の構想」が4月からスタートしました。 放送大学はテレビ、ラジオ、インターネットを用いて教養教育を行い、幅広い人々に教育の機会を提供する教育機関です。「人口減少社会の構想」は本年度、新たに設けられた専門科目で、宮本みち子放送大学副学長及び大江守之慶応大学教授が主任講師となり、人口減少社会あるいは少子・高齢化をめぐる諸課題や今後の展望を幅…
第2回京都こころ会議シンポジウム 「こころの内と外」(2016年10月10日開催/於:京都大学芝蘭会館稲盛ホール)の講演動画を公開しました。 河合俊雄教授からの「こころの内と外」をテーマに開催された4度のこころ研究会の報告、赤坂憲雄学習院大学教授の講演、吉川左紀子センター長、湊長博京都大学理事のスピーチを視聴いただけます。 下記リンク先にアクセスしてご覧ください。動画サイトの Youtube…
2017年3月21日、京都大学 百周年時計台記念館にて「第7回 京大おもろトーク:アートな京大を目指して」(主催: 京都大学、後援: 京都大学こころの未来研究センター、京都大学アートサイエンスユニット)が開催されます。 第1部では、文化庁の内丸幸喜文化部長と山極壽一総長が対談します。第2部のパネルディスカッションは、「芸術と毒の微妙な関係」というテーマで、国際日本文化研究センタ-の小松和彦所長、ヴ…
下條信輔センター特任教授が平成28年度日本心理学会国際賞の特別賞を、内田由紀子准教授が同賞の奨励賞を受賞しました。 こころの未来研究センターでは、2015年に北山忍センター特任教授と阿部修士准教授がそれぞれ平成27年度日本心理学会国際賞の特別賞と奨励賞を受賞しており(受賞報告記事はこちら)、2年連続でセンターのスタッフが受賞する栄誉となりました。また、内田准教授は優秀論文賞も前年に受賞しており…
下條信輔センター特任教授が平成28年度日本心理学会国際賞の特別賞を、内田由紀子准教授が同賞の奨励賞を受賞しました。 こころの未来研究センターでは、2015年に北山忍センター特任教授と阿部修士准教授がそれぞれ平成27年度日本心理学会国際賞の特別賞と奨励賞を受賞しており(受賞報告記事はこちら)、2年連続でセンターのスタッフが受賞する栄誉となりました。また、内田准教授は優秀論文賞も前年に受賞しており…
梅村高太郎研究員が、2016年10月15日・16日に帝塚山学院大学(大阪府堺市)で開催された日本箱庭療法学会第30回大会において「第17回日本箱庭療法学会河合隼雄賞」を受賞しました。 本賞は,箱庭療法およびこれと関連する諸技法に関する優れた研究および実践活動を奨励する目的で、日本箱庭療法学会の創設者である河合隼雄京都大学名誉教授の名前を冠して設けられた賞です。 日本箱庭療法学会誌『箱庭療法学…
梅村高太郎研究員が、2016年10月15日・16日に帝塚山学院大学(大阪府堺市)で開催された日本箱庭療法学会第30回大会において「第17回日本箱庭療法学会河合隼雄賞」を受賞しました。 本賞は,箱庭療法およびこれと関連する諸技法に関する優れた研究および実践活動を奨励する目的で、日本箱庭療法学会の創設者である河合隼雄京都大学名誉教授の名前を冠して設けられた賞です。 日本箱庭療法学会誌『箱庭療法学…
2016年10月10日、京都大学芝蘭会館・稲盛ホールにて第2回京都こころ会議シンポジウムを開催しました。今回の第2回シンポジウムでは、昨年度の第1回シンポジウム「こころと歴史性」で議論された閉じることと開くことの逆説性から、「こころの内と外」がテーマとなりました。当日は200名を超える参加者にご来場いただきました。 はじめに、吉川左紀子センター長が、主催者を代表して開会の言葉を述べました。京都ここ…
吉岡洋教授が、2016年10月1日付にて美学会(The Japanese Society for Aesthetics)の会長に就任しました。 美学会は、哲学的美学や芸術哲学、音楽学・演劇学・映画学などの芸術諸学、そして美術史などからなる、 広い意味での美学・芸術学・芸術史の研究促進を目的として1949年に設立された、この分野で最も伝統ある日本全国規模の団体です(美学会サイトより)。 美学会で…
河合俊雄教授がNHKラジオ第2放送の語学講座「英語で読む村上春樹」の10月30日放送回(11月5日再放送)にゲスト出演します。 番組は、英語に訳された村上作品の朗読を通して、世界的な文学者・村上春樹の作品の魅力を再発見していく講座番組で、10月30日のテーマは「ハルキをめぐる読みの冒険7」です。『村上春樹の「物語」―夢テキストとして読み解く』(新潮社/2011年)の著書があり、村上春樹作品を分…
清家理助教(上廣こころ学研究部門)が、2016年9月23日から9月25日に東北大学(宮城県仙台市)で開催された「第6回日本認知症予防学会学術集会」において一般演題発表を行い、「浦上賞」を受賞しました。浦上賞は、同学術集会で行われた発表のうち、学術の向上に貢献すると認められる優秀なものに授与される賞です。 本年度の同学術集会の大会テーマは、「グローバル化する認知症ー予防と先制医療の時代へー」で、…
第2回京都こころ会議シンポジウム 「こころの内と外」 ※定員に達したため締め切りました(2016/9/23) 二〇十五年四月に発足した「京都こころ会議」は、科学技術の進歩や経済のグローバル化により、複雑化した問題に直面している人間の「こころ」そのものを究明しようという試みです。その際に「こころ」という日本語に含まれる広がりや深いニュアンスを大切にしながら、「こころ」についての新しい理解をKyoto…
2016年8月3日、福岡県久留米市の福岡県立明善高校の生徒さんがこころの未来研究センターを訪問し、吉岡洋教授と阿部修士准教授(上廣こころ学研究部門)のレクチャーを受け、センター連携MRI研究施設を見学しました。文部科学省SSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定され、その活動の一環として関西研修に訪れた同校の訪問は4度目で、訪問生徒数は62名と、前年の倍になりました。 はじめに吉川左紀子セ…
河合俊雄教授が代表理事を務める河合隼雄財団による第四回河合隼雄物語賞・学芸賞授賞式・授賞パーティーが2016年7月8日、京都市のホテルオークラで開催されました。 (写真左よりいしいしんじ氏、武井弘一氏) 物語賞はいしいしんじ氏の『悪声』(2015年6月/文藝春秋)、学芸賞は武井弘一氏の『江戸日本の転換点-水田の激増は何をもたらしたか』(2015年4月/NHK出版)が選ばれました。 授賞式で…
日本心理学会第79回大会の学術優秀発表賞が決定し、上田祥行助教が、教育学研究科の市村賢士郎さん、楠見孝さんらと発表したポスター発表「課題動機づけと努力に及ぼす遂行結果の影響」で、優秀発表賞を受賞しました。 また、上田助教は2016年6月18日・19日、広島大学で開催された日本認知心理学会第14回大会における前年度の第13回大会優秀発表賞の表彰式において、「総合性評価部門」で表彰を受けました。受…
2015年7月22日に逝去した映画監督、大重潤一郎氏(元センター連携研究員)の5作品が、大阪・十三の淀川文化創造館シアターセブンで2016年7月22日まで上映されています。 上映作品は「久高オデッセイ第一部 結章」(2006年)、「久高オデッセイ第二部 生章」(2009年)、「久高オデッセイ第三部 風章」(2015年)、「黒神」(1970年)、「光りの島」(1995年)で、7月9日(土)には、…
こころの未来研究センターでは2016年秋、医療の現場や教育現場で働く専門職の方々を対象に、「支える人の学びの場 “こころ塾”」を、東北大学と京都大学で開講します。このたび、各講義タイトルが次の通り決まりましたのでお知らせします。 受講申し込みは6月開始の予定です。講義題目などの詳細は、当サイトのイベント欄に後日掲載しますので、今しばらくお待ちください。→イベント欄に掲載…
第1回京都こころ会議シンポジウム 「こころと歴史性」(2015年9月13日開催/於:京都ホテルオークラ)の講演動画を公開しました。全ての講演、総合討論、挨拶を収録しています。 「こころと歴史性」をテーマに中沢新一明治大学野生の科学研究所長、河合俊雄教授、広井良典千葉大学教授、下條信輔カリフォルニア工科大学教授、山極寿一京大総長ら5名のシンポジストがおこなった講演とディスカッション、吉川左紀子セ…
広井良典教授が、JICA(国際協力機構)調査の一環で来日したベトナム保健省等の視察団の研修で講義をおこないました。 現在、ベトナムは公的医療保険制度の整備を進めていますが、日本が医療保険の政策展開において欧米諸国にない独自の経験をもち、また高齢化においても先駆していることから、医療保険の制度運営に関する協力支援を日本に要請することを検討しており、こうした動きを受け、今回のJICA調査(「ベトナ…
河合俊雄教授が代表理事を務める河合隼雄財団による「第4回河合隼雄物語賞・学芸賞」の受賞作品が、2016年5月9日に発表されました。物語賞はいしいしんじ氏の『悪声』(2015年6月/文藝春秋)、学芸賞は武井弘一氏の『江戸日本の転換点-水田の激増は何をもたらしたか』(2015年4月/NHK出版)が選ばれました。 受賞発表は、毎日新聞や時事通信などで報じられました。なお、授賞式は7月8日に京都市内で…
2016年4月20日、日本科学未来館(東京・お台場/毛利衛館長)が全面リニューアルオープンし、広井良典教授が監修の一部を担当した「未来逆算思考」の常設展示が公開されました。 50年後の地球が存続するために何をしたらよいかをゲーム形式でアクティブに体験する展示で、温暖化、エネルギー、健康、言語、芸術など8つの領域にそくして構成されています(広井教授が担当したのは経済社会の領域〔不平等や貧困のない…
こころの未来研究センターのスタッフを紹介するスタッフ一覧のページを更新しました。2016年4月現在のスタッフリストが掲載されています。研究者のリストの右側にある「詳細ページ」というリンクをクリックすると、それぞれのプロフィールと業績のページにアクセスできます。ぜひご覧ください。 スタッフ一覧 | こころの未来研究センター
4月1日付で、以下の教員が着任しました。 広井良典 教授(公共政策、科学哲学) 小村 豊 教授(神経生理学) 吉岡 洋 特定教授(美学・芸術学) 一言英文 特定助教(文化心理学) (氏名のリンクをクリックすると、プロフィールページが開きます。)
第1回京都こころ会議シンポジウム「こころと歴史性」(於:京都ホテルオークラ/開催日:2015年9月13日)の内容が書籍化され、『〈こころ〉はどこから来て、どこへ行くのか』というタイトルで岩波書店より出版されました。 書籍は、河合俊雄教授、山極寿一京大総長、中沢新一明治大学野生の科学研究所長、広井良典千葉大学教授、下條信輔カリフォルニア工科大学教授ら5名のシンポジストによる講演とディスカッションが一…
こころの未来研究センターでは、医療の現場や教育現場で働く専門職の方々を対象に、「支える人の学びの場 “こころ塾”」を開講しています。こころ塾の講義は、認知神経科学、発達科学、精神医学、臨床心理学など広い分野をカバーしており、充実した内容で、毎回受講生の方々から好評をいただいています。 2016年度のこころ塾の日程と担当講師が下記のとおり、決まりましたのでお知らせします。…
阿部修士准教授(上廣こころ学研究部門)が、NPO法人ニューロクリアティブ研究会の2015年度研究者支援「創造性研究奨励賞」2等を受賞しました。 同賞は、「脳と創造性に関する研究」ならびに「創造的人材の育成」 を目的とし、研究者および開発者の支援をおこなう活動の一環で設けられたもので、2015年度は、「研究者支援」(創造性研究奨励賞) と 「開発者支援」 (開発研究奨励賞)の2部門で募集がありま…
上田祥行助教が、第13回日本認知心理学会、日本基礎心理学会第34回大会にて優秀発表賞を受賞しました。 2015年7月4日・5日に開催された第13回日本認知心理学会で、上田助教は「アンサンブル処理によって生じる単純接触効果」という演題で発表をおこない、推薦発表総数62件の中から総合性評価部門において優秀発表賞を受賞しました。また、2015年11月28日・29日に開催された日本基礎心理学会第34回…
2015年12月14日、群馬県立太田東高校の生徒さんがセンターを訪問し、鎌田東二教授のレクチャーならびに阿部修士准教授によるレクチャーを受講し、センター連携MRI施設における実験見学をおこないました。 訪問したのは同校一年生から選抜された20名の生徒さんで、文部科学省「平成26年度高等学校普通科におけるキャリア教育の実践に関する調査研究」の一環で、将来の進路を検討する手がかりとしてセンターを訪…
鎌田東二教授による2015年度ポケットゼミ「沖縄・久高島研究」の久高島合宿文集が完成しました。門前斐紀研究員(上廣こころ学研究部門)が編集し、鎌田教授が巻頭言を寄せています。 合宿は、2015年9月11日から15日の期間、沖縄県南城市久高島にておこなわれました。文集には、参加した学生たちによるレポートが、写真付で収められています。(右の表紙画像をクリックするとPDFが開きます) 巻頭言 201…
北山忍センター特任教授、阿部修士准教授が平成27年度日本心理学会国際賞を受賞し、内田由紀子准教授が平成27年度日本心理学会優秀論文賞を受賞しました。 日本心理学会では、日本の心理学の国際化を促進するために国際賞を設けており、「特別賞」「奨励賞」「功労賞」の3つのカテゴリで表彰しています。今回、北山特任教授は「国際的に特段に優れた研究業績をあげ心理学の発展に寄与した心理学者」として特別賞を、阿部…
北山忍センター特任教授、阿部修士准教授(上廣こころ学研究部門)が平成27年度日本心理学会国際賞を受賞し、内田由紀子准教授が平成27年度日本心理学会優秀論文賞を受賞しました。 日本心理学会では、日本の心理学の国際化を促進するために国際賞を設けており、「特別賞」「奨励賞」「功労賞」の3つのカテゴリで表彰しています。今回、北山特任教授は「国際的に特段に優れた研究業績をあげ心理学の発展に寄与した心理学…
2015年9月13日、京都ホテルオークラにて第1回京都こころ会議シンポジウム「こころと歴史性」を開催しました。4月に発足した「京都こころ会議」の第1回シンポジウムとして、こころの歴史性に焦点をあて、5人の講演者がそれぞれの専門分野から講演、討論をおこないました。当日は、400名を超える参加者にご来場いただきました。 はじめに吉川左紀子センター長が、京都こころ会議発足の経緯を紹介し、その意義と取り組…
2015年8月7日、広島市の広島女学院中学高等学校の生徒さん9名がこころの未来研究センターを訪問しました。同校の卒業生である内田由紀子准教授と対面した生徒さんたちは、内田准教授より京都大学やこころの未来研究センター、心理学研究についての説明を受け、熱心に耳を傾けたり質問を投げかけていました。 こころの未来研究センターでは、学問、研究のよろこびを多くの人に伝え、研究成果を社会に発信すべく、引き続…
2015年8月4日、福岡県久留米市の福岡県立明善高校2年生の生徒さん31名がこころの未来研究センターを訪問し、鎌田東二教授と阿部修士准教授のレクチャーを受け、センター連携MRI研究施設を見学しました。文部科学省SSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定され、その活動の一環として関西研修に訪れた同校の訪問は、昨年、一昨年に続き3度目となり、過去最多の31名が来訪されました。 はじめに一行は、…
第1回京都こころ会議シンポジウム 「こころと歴史性」 ※定員に達したため締め切りました(2015/7/30) 科学技術の進歩や経済のグローバル化は、人類がこれまで体験したことのない大きな変化をもたらしています。 2015年4月に発足した「京都こころ会議」では、複雑化した問題に直面している人間の「こころ」に焦点をあて、「こころ」という日本語に含まれる広がりや深いニュアンスを大切にしながら、豊かなここ…
こころの未来研究センターでは教授の公募をおこなっています。詳細は下記リンク先ページをご参照ください。 こころの未来研究センター教授公募要領
2015年7月2日・3日に大阪・毎日新聞オーバルホールで開催された「第17回日本ヒト脳機能マッピング学会」において、阿部修士准教授(上廣こころ学研究部門)らのグループによるポスター発表(筆頭発表者:上田竜平京都大学文学研究科修士課程2回生、こころの未来研究センターオフィスアシスタント)が「若手奨励賞」を受賞しました。 【受賞した演題】 前頭前野・報酬系の活動が「無分別な恋愛行動」の個人差を説明す…
こころの未来研究センターのスタッフを紹介するスタッフ一覧のページを更新しました。2015年4月現在の教員と職員の写真、スタッフリストが掲載されています。研究者のリストの右側にある「詳細ページ」というリンクをクリックすると、それぞれのプロフィールと業績のページにアクセスできます。ぜひご覧ください。 スタッフ一覧 | こころの未来研究センター
この度、公益財団法人稲盛財団の支援を受け、「京都こころ会議(Kokoro Initiative)」を開催していくはこびとなりました。2015年4月14日、本会議の発足にあたって、京都大学百周年時計台記念館迎賓室にて調印式および記者発表がおこなわれました。 調印式では、吉川左紀子センター長による京都こころ会議の趣旨説明、山極寿一京都大学総長ならびに稲盛和夫稲盛財団理事長からの挨拶があり、寄付同意…
2015年4月、こころの未来研究センターに2名の特任教授が加わりました。 乾敏郎特任教授は、認知神経科学を専門とし、2015年3月まで京都大学大学院情報学研究科教授を務め、2015年4月、京都大学名誉教授の称号を授与。センターが秋に開催している「支える人の学びの場 こころ塾」では毎年、メイン講師を務めています。 佐伯啓思特任教授は、2015年3月まで京都大学大学院人間・環境学研究科教授を務め…
内田由紀子准教授と竹村幸祐滋賀大学経済学部准教授(元こころの未来研究センター特定研究員・現連携研究員)が「平成26年度日本農業普及学会奨励賞」を受賞し、2015年3月6日に開催された日本農業普及学会平成26年度春季大会で表彰を受けました。 内田准教授らは、2012年に農業の普及指導員を対象とした大規模な調査研究の結果をまとめた共著『農をつなぐ仕事 ~普及指導員とコミュニティへの社会心理学的アプ…
【イベント名】Bhutanese Buddhism and Its Culture出版記念祝賀会 【日時】2015年2月27日(金)10:30~11:30 【場所】王立ブータン研究所(ブータン王国ティンプ市) 熊谷誠慈特定准教授(上廣こころ学研究部門)の近著『Bhutanese Buddhism and Its Culture』 (Kathmandu: Vajra Publications, 2…
内田由紀子准教授が、第7回京都大学たちばな賞(優秀女性研究者賞)を受賞しました。 京都大学では、若手の女性研究者の優れた成果を讃える制度として、平成20年度より「京都大学たちばな賞(優秀女性研究者賞)」が創設され、毎年表彰しています。この度、内田准教授は京都大学のすべての分野の女性研究者から1名のみに授与される「研究者部門」を受賞。2015年3月3日に楽友会館でおこなわれる表彰式で山極総長から…
センター発行の学術広報誌「こころの未来」第13号を公開します。以下のリンク先から、全文をPDFファイルでお読みいただけます。 学術広報誌「こころの未来」第13号 目次 P.01 巻頭言 宇宙・螺旋・音楽 (新実徳英) P.02 向井千秋さんインタビュー 仕事場は宇宙 (向井千秋+鎌田東二+熊谷誠慈) 論考 〈特集 宇宙〉 P.12 宇宙教育の意義と「こころ」研究への期待 (磯部洋明) P.16 宇…
詳細は、こちらをご覧ください。 http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/jp/recruitment/2015/01/H27Project.html
11月13日、岡山県立岡山操山(そうざん)中学校の生徒さんが、こころの未来研究センターを訪問しました。 同校では「未来航路プロジェクト」と名付けた総合学習プロジェクトをおこなっており、京都への研修旅行で様々な機関を訪問し、研究成果発表会と中学の卒論発表に向けた学習を進めています。昨年に続き、こころの未来研究センターには2年生の生徒さん3名が訪れました。当日は、臨床心理学を専門とする梅村高太郎研…
11月13日、岡山県立岡山操山(そうざん)中学校の生徒さんが、こころの未来研究センターを訪問しました。 同校では「未来航路プロジェクト」と名付けた総合学習プロジェクトをおこなっており、京都への研修旅行で様々な機関を訪問し、研究成果発表会と中学の卒論発表に向けた学習を進めています。昨年に続き、こころの未来研究センターには2年生の生徒さん3名が訪れました。当日は、臨床心理学を専門とする梅村高太郎研…
鎌田東二教授、伊勢武史京都大学フィールド科学教育センター准教授らによるグループが「2014京都大学学際研究着想コンテスト」で最優秀賞を受賞しました。 京都大学学際融合教育研究推進センターが開催した同コンテストは、 京都大学の研究者からなる「分野融合チーム」による研究アイデアを競い合うユニークなイベントです。応募者は研究分野の垣根を越えたメンバーでグループを結成し、オリジナルな研究プランを一枚…
こころの未来研究センターでは、研究拠点のある京都以外の様々な場所に研究者が赴き、研究成果を発信しています。 2014年5月から6月にかけて、京都大学東京オフィスで4回に渡っておこなわれた連続講演会「東京で学ぶ 京大の知 シリーズ15『こころの未来-私たちのこころは何を求めているのか』」には、吉川左紀子センター長、河合俊雄教授、内田由紀子准教授、阿部修士准教授(上廣こころ学研究部門)、熊谷誠慈准…
以下のリンク先から、全文をPDFファイルでお読みいただけます。 学術広報誌「こころの未来」第12号 目次 P.1 巻頭言 いつも心の中に 未来の世界を(日野原重明) P.2 小柴昌俊先生インタビュー「基礎科学」の意義は、人間がいままで知らなかったことが分かったという喜びにある(小柴昌俊+鎌田東二+阿部修士) 論 考 特集・科学教育と科学研究の未来 P.12 科学教育の推進に向けて(稲葉カヨ) P….
Michael Boigerさん(前センター滞在研究員/マックス・プランク研究所・ドイツ)がこの度、国際学会賞「IACCP Harry and Pola Triandis Dissertation Award」を受賞し、フランスで開催されたIACCP学会にて受賞講演をおこないました。 Boigerさんは、2011年と2014年の二度(2011/9/16-12/8 & 2014/4/1-5…
強い陽射しが照りつける8月1日の午後、福岡県久留米市の福岡県立明善高校2年生の生徒さん19名がこころの未来研究センターを訪問し、鎌田東二教授と阿部修士准教授のレクチャーを受け、センター連携MRI研究施設を見学しました。 文部科学省SSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定され、その活動の一環として関西研修に訪れた同校は昨年に続いて2度目の訪問です。今回は、昨年の倍以上の生徒さんがやって来ま…
強い陽射しが照りつける8月1日の午後、福岡県久留米市の福岡県立明善高校2年生の生徒さん19名がこころの未来研究センターを訪問し、鎌田東二教授と阿部修士准教授のレクチャーを受け、センター連携MRI研究施設を見学しました。 文部科学省SSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定され、その活動の一環として関西研修に訪れた同校は昨年に続いて2度目の訪問です。今回は、昨年の倍以上の生徒さんがやって来ま…
2014年4月11日、12日に京都ホテルオークラにて、ダライ・ラマ法王ご臨席のもと、米国Mind & Life Instituteとの共催にて国際会議Mapping the Mindを開催したことをご報告しましたが、このたび会議の動画をウェブ上で公開する運びとなりました。 当日は「こころ(mind)」をテーマとして、科学と宗教の垣根をこえて、自由闊達な対話が行われました。対話の内容と…
いつもこころの未来研究センターのウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。この度、トップページの構成を変更しました。 新しくなったトップページは、イメージはこれまで通りで、左サイドに関連ページへのアイコンを揃え、中央に最新ニュース記事、右サイドにイベントの案内を掲載しました。さらに中央から下部分には、センターの研究者たちの論文掲載や出版物などの業績をご紹介する「出版・論文情報」の欄を新…
内田由紀子准教授の論文「You were always on my mind: The importance of “significant others” in the attenuation of retrieval-induced forgetting in Japan」が、日本心理学会の発行する英文学術誌『Japanese Psychological Resear…
男女共同参画推進センターが発行した冊子『未来に繋がる青いリボンのエトセトラ』に、内田由紀子准教授のインタビューが掲載されました。 『未来に繋がる青いリボンのエトセトラ』 発行:京都大学 研究国際部/男女共同参画推進本部(男女共同参画推進センター)/学術支援研究室(2014年4月) ○未来の研究者たちへ…京都大学の女性研究者から一言 p8「研究者という仕事は、女性に向いていると思います…
京都大学の広報誌『紅萠(くれなゐもゆる)』25号(2014年3月発行)に、内田由紀子准教授が参加した座談会記事が掲載されました。 巻頭座談会「異文化のもとで学び、大きくて自由な世界を拓く」 ○ゲスト:フォルカー・シュタンツェル 駐日ドイツ連邦共和国大使 ○ホスト:赤松明彦 京都大学理事(学生・図書館担当)・副学長 清水展 京都大学東南アジア研究所長 ○進行:内田由紀子 京都大学こころの未来研究セ…
2014年4月11日と12日の2日間、京都ホテルオークラにて、ダライ・ラマ法王ご臨席のもと、米国Mind & Life Instituteとの共催にて国際会議Mapping the Mindを開催しました。会議は「こころ(mind)」をテーマとして、12名のスピーカーがそれぞれの専門分野から4つのセッションに分かれて講演をおこない、モデレーターをまじえてダライ・ラマ法王と対話をおこない…
2014年4月11日と12日の2日間、京都ホテルオークラにて、ダライ・ラマ法王ご臨席のもと、米国Mind & Life Instituteとの共催にて国際会議Mapping the Mindを開催しました。会議は「こころ(mind)」をテーマとして、12名のスピーカーがそれぞれの専門分野から4つのセッションに分かれて講演をおこない、モデレーターをまじえてダライ・ラマ法王と対話をおこない…
2014年5月11日、河合俊雄教授がNPO法人東京自由大学の開催する連続講義「人類の知の遺産」で、「河合隼雄」をテーマに講演をおこないました。 同連続講義は本年度、「人類の夢見と思考のマンダラ世界を旅する」をテーマとし全7回の講義がおこなわれます。その第1回が河合俊雄教授による「河合隼雄」講座でした。 河合隼雄財団のウェブサイトにそのレポートが掲載されています。下記リンクよりご覧ください。 …
鎌田東二教授が5月4日、NHKラジオ第2放送の番組「宗教の時間」に出演しました。30分間の番組で、鎌田教授は長年とりくんできた「聖地」研究について、その知見、聖地の持つ意味、私たち日本人の暮らしとの関わりについて、じっくりと話しています。 番組は、5月11日(日)午後6時半よりNHKラジオ第2放送にて再放送されます。ぜひお聴きください。 ・番組名:NHKラジオ第2「宗教の時間」 ・タイトル:「…
鎌田東二教授が、4月19日に新日本研究所主催のシンポジウム「土・火・水・空(そら)を問う~世界連邦都市綾部から」にコーディネーターとして登壇しました。その模様が京都新聞(4月20日付)、あやべ市民新聞(4月23日付)に掲載されました。 シンポジウムは、日本で初めて世界連邦都市宣言をした綾部市の市民ホールを会場に、混迷する社会の問題を見つめ、現代社会における宗教の役割を考えることを目的に開催され…
京都大学の附置研究所・センターによる第9回シンポジウム「京都からの提言〜21世紀の日本を考える/社会と科学者」が3月15日に仙台市で開催され、その模様が、4月5日付の読売新聞朝刊特別面に掲載されました。 こころの未来研究センターからは、河合俊雄教授が講演し、iPS細胞研究所の山中伸弥教授ら4人の講演者と共に討論および質疑応答をおこないました。河合教授は、「発達障害と現代の意識」という演題で講演…
こころの未来研究センターでは、本年度も世界各地から研究者を迎え、様々な形で共同研究を進めていきます。現在、滞在中の研究者は次の方たちです。 Michael Boigerさん | ハマックス・プランク研究所 研究員 滞在期間 2014年4月1日~2014年6月7日 (日本学術振興会外国人特別研究員) 研究テーマ:日独米における感情の共制御モデル 受入教員:内田由紀子准教授 Lena Buchi…
以下のリンク先から、全文をPDFファイルでお読みいただけます。 学術広報誌「こころの未来」第11号 目次 P.01 巻頭言 呪詛としての枕詞(田口ランディ) P.02 高橋修さんインタビュー 共に生き、共に喜びを得るために(高橋修+吉川左紀子+鎌田東二+内田由紀子) 論考 〈 特集 地域と環境〉 P.12 森は海の恋人―森・里・海のつながりの思想(田中克) P.16 豊かな海と共に生きる街づくり(…
ダライ・ラマ法王ご臨席のもと、米国Mind & Life Instituteとの共催にて国際会議Mapping the Mindを開催しました。センターからは、吉川左紀子センター長、下條信輔特任教授、北山忍特任教授、入来篤史特任教授、熊谷誠慈特定准教授が参加しました。 2014年4月11日(金)、12日(土)の2日間にわたり、京都ホテルオークラにて、国際会議Mapping the M…
ダライ・ラマ法王ご臨席のもと、米国Mind & Life Instituteとの共催にて国際会議Mapping the Mindを開催しました。センターからは、吉川左紀子センター長、下條信輔特任教授、北山忍特任教授、入来篤史特任教授、熊谷誠慈特定准教授が参加しました。 2014年4月11日(金)、12日(土)の2日間にわたり、京都ホテルオークラにて、国際会議Mapping the M…
センタースタッフに人事異動がありました。 ○着任 研究員 西田知史 望月圭 梅村高太郎 事務スタッフ 大當徳則 事務長 柏原明 ○離職 森崎礼子 特定助教 千石真理 研究員 長谷川千紘 研究員 前野芳昭 事務スタッフ 課長補佐 竹内照夫 事務スタッフ 会計担当
内田由紀子准教授の研究と活動内容を紹介したロングインタビュー「”つながりの資本”から日本社会の幸福感を探求する『こころの未来研究センター』内田由紀子さんの仕事とは?」が、ウェブマガジン「greenz.jp(グリーンズジェーピー)」に掲載されました。 インタビューでは、内田准教授が2008年にこころの未来研究センターに着任してから現在に到るまでの研究活動の道のりが丁寧に紹…
清家理助教(上廣こころ学研究部門)が、平成25年度の研究プロジェクト「終末期に対する早期支援ー日本人の倫理とこころに基づいた Advance Care Planning の開発研究」の一環で、国立長寿医療研究センター老年社会学研究部室長の村田千代栄さん(プロジェクト共同研究者)と共に愛知県常滑市で地域の高齢者を対象とするワークショップを開催しました。 「縁がわカフェ」と名付けられたワークショッ…
内田由紀子准教授らが担当する「こころの科学1」の授業では、2008年から毎年(2012年度をのぞく)、受講生を対象にアンケートをおこないウェブに公開しています。この試みも本年度で5回となりましたので、過去の結果の比較も合わせて掲載し、学生の意識の変化を追ってみました。2008年から今年にかけて、京大生の思いはどんな風に移り変わってきたのでしょうか? アンケートでは、自分の性格やライフスタイルに…
内田由紀子准教授らが担当する「こころの科学1」の授業では、2008年から毎年(2012年度をのぞく)、受講生を対象にアンケートをおこないウェブに公開しています。この試みも本年度で5回となりましたので、過去の結果の比較も合わせて掲載し、学生の意識の変化を追ってみました。2008年から今年にかけて、京大生の思いはどんな風に移り変わってきたのでしょうか? アンケートでは、自分の性格やライフスタイルに…
阿部修士准教授(上廣こころ学研究部門)と伊藤文人日本学術振興会特別研究員らの共著論文が、脳神経科学の国際ジャーナル『Brain Research』(vol.1556, 27 March 2014)に掲載されました。 この論文では、他者を傷つけてしまう「悪い嘘」と、他者を思いやってつく「良い嘘」が道徳的に許容できるか否かを判断する際の脳のメカニズムを調べた研究です。fMRI(機能的磁気共鳴画像法…
清家理助教(上廣こころ学研究部門)の共編著『患者さんとご家族から学ぶ 認知症なんでも相談室』が、3月20日にメジカルビュー社より出版されました。 本書は、認知症に関する知識(病気のこと、治療方法等)から、予防方法、介護方法、終末期の対応まで、実生活で応用できるアドバイスをQ&A、コラムなどで分かりやすく解説されたものです。今回、本書に出てくる120のQuestionは、認知症を持つ方…
内田由紀子准教授と、京大教育学研究科大学院生の荻原祐二さんによる共著論文「Does individualism bring happiness? Negative effects of individualism on interpersonal relationships and happiness.」の概要「個人主義的な人は、親しい友人の数が少なく幸福感が低い -日本社会の個人主義化がもたら…
内田由紀子准教授と京大教育学研究科大学院生の荻原祐二さんによる共著論文「Does individualism bring happiness? Negative effects of individualism on interpersonal relationships and happiness.」が、2014年3月、心理学系のジャーナル『Frontiers in Psychology』に掲…
船橋新太郎教授と、オックスフォード大学の渡邉慶研究員(2012年2月までこころの未来研究センター研究員)の共著論文「Neural mechanisms of dual-task interference and cognitive capacity limitation in the prefrontal cortex」の概要「二つのことを同時にしようとすると、どちらも中途半端になる脳の仕組みを…
船橋新太郎教授と、オックスフォード大学の渡邉慶研究員(2012年2月までこころの未来研究センター研究員)の共著論文「Neural mechanisms of dual-task interference and cognitive capacity limitation in the prefrontal cortex」の著者レビューが3月18日、『ライフサイエンス 新着論文レビュー』に掲載され…
河合俊雄教授が、4月13日(日)に開催される「-河合隼雄作「明恵 夢を生きる」より- 阿留辺畿夜宇和コンサート」(於:千麗舞山荘/京都市右京区)にトーク出演します。 同コンサートは、舞踊家の西川千麗氏(2012年没)が河合隼雄京大名誉教授の著作『明恵 夢を生きる』をモチーフに制作し、海外でも高い評価を得た創作舞踊「阿留辺幾夜宇和(あるべきようは)」の音楽を通して、千麗氏の創作の軌跡をたどるイベ…
鎌田東二教授が代表研究者を務める「身心変容技法の比較宗教学-心と体とモノをつなぐワザの総合的研究」の研究年報『身心変容技法研究』第3号ならびに「モノ学・感覚価値研究会」の研究年報『モノ学・感覚価値研究』第8号が刊行されました。年報は全てPDFで公開しています。下記リンクよりダウンロードしてご覧ください。 ■『身心変容技法研究』第3号 ダウンロード:表紙(2MB) 目次(1MB) 本文(8MB)…
河合俊雄教授が、4月13日(日)に開催される「-河合隼雄作「明恵 夢を生きる」より- 阿留辺畿夜宇和コンサート」(於:千麗舞山荘/京都市右京区)にトーク出演します。 同コンサートは、舞踊家の西川千麗氏(2012年没)が河合隼雄京大名誉教授の著作『明恵 夢を生きる』をモチーフに制作し、海外でも高い評価を得た創作舞踊「阿留辺幾夜宇和(あるべきようは)」の音楽を通して、千麗氏の創作の軌跡をたどるイベ…
福島慎太郎研究員(上廣こころ学研究部門)が、2013年8月31日・9月1日に東京大学で開催された『社会階層と健康 国際会議2013』において、優秀な演題発表をおこなった若手研究者に贈られる「優秀演題賞」を受賞しました。 『社会階層と健康 国際会議2013』は、文部科学省科学研究費新学術領域「社会階層と健康」に関心を持つ、あるいは関連した研究をおこなう国内外の研究者や学生らが参加し、講演、シンポ…
こころの未来研究センター研究報告会2013「こころの社会性」が、2013年12月15日(日)、稲盛財団記念館3F中会議室(講演会場)、大会議室(ポスター展示)にて開催されました。 満員となった中会議室では、はじめに吉川左紀子センター長がこの1年間のセンターの取り組みについて話しました。上廣倫理財団の寄付により本年新たに開設された「上廣こころ学研究部門」で、「こころと倫理をつなぎ未来をひらく学際…
11月14日、岡山県立岡山操山(そうざん)中学校の生徒さんが、こころの未来研究センターを訪問しました。 同校では「未来航路プロジェクト」と名付けた総合学習プロジェクトをおこなっており、2年生時に京都への研修旅行で様々な機関を訪問し、研究成果発表会と中学の卒論発表に向けた学習を進めています。今回、「コミュニケーション」というテーマで研究を取り組んでいる女子生徒さん3名がセンターを訪れ、内田由紀子…
学術広報誌『こころの未来』第10号を公開します。こちらから全文をPDF形式でお読みいただけます。 『こころの未来』第10号 目次は以下のとおりです。 P.01 巻頭言 言挙げせず(河瀨直美) P.02 福島孝徳先生インタビュー すべてを患者さんのために(福島孝徳+吉川左紀子+鎌田東二+阿部修士) 論考 〈 特集 いのちとこころ〉 P.12 舞踊からみた「いのちとこころ」―着る身体(possessi…
Laura Specker Sullivan | | ハワイ大学哲学部(アメリカ) 修士 滞在期間 :2013.8.26-2015.3.31 研究テーマ:日本の医療におけるインフォームド・コンセント 受入教員:カール・ベッカー教授 Jason Allen Danely | | ロードアイランド大学(アメリカ) 助教 滞在期間 :2013.9.13-2014.7.12 研究テーマ:在宅ケアに意義を与…
2013年8月2日、福岡県久留米市の県立明善高校の生徒さん8名がこころの未来研究センターを訪問し、鎌田東二教授と阿部修士准教授のレクチャーを受け、センター連携MRI研究施設を見学しました。 文部科学省SSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定され、その活動の一環として関西研修に訪れた同校。まずはじめに鎌田教授がセンター全体の取り組みを紹介しました。宗教学・民俗学を専門とする鎌田教授は、セン…
内田由紀子准教授が「日本グループ・ダイナミックス学会2013年度優秀論文賞」を2013年7月14日付にて受賞しました。 「日本グループ・ダイナミックス学会2013年度優秀論文賞」は、2012年度に刊行された『実験社会心理学研究』第52巻1号および2号に掲載された原著・資料12編から選考される賞です。内田准教授が受賞した論文は、同誌52巻1号に掲載された「人間関係のスタイルと幸福感:つきあいの数…
2013年8月1日付にて上田祥行研究員が特定助教に着任しました。 上田祥行特定助教 | Yoshiyuki Ueda | 視覚科学・認知科学 プロフィール詳細
清家理助教(上廣こころ学研究部門)の認知症に関する共同研究が、日本認知症ケア学会大会の2013年度「石﨑賞」を受賞しました。 石﨑賞は、日本認知症ケア学会大会において優秀な演題発表をした者に対し贈られる賞です。認知症ケアに関する独創性・有用性・発展性の観点から評価されます。清家助教らの研究「認知症を有する人と家族に対する早期教育的介入の必要性」(筆頭発表者:櫻井孝国立長寿医療研究センターもの忘…
こころの未来研究センターのFacebook(フェイスブック)ページを開設しました。 これから、ホームページの更新情報をはじめ、センターからのイベント案内、研究者の活動報告など、さまざまな情報で充実させて参ります。ぜひホームページと合わせて、ご覧ください。Facebook利用者の方は、センターのFacebookページを「いいね!」していただくと、センターからの投稿をタイムラインでお読みいただけま…
Rob Jenkins | ヨーク大学 准教授 滞在期間 :2013.6.1-2013.8.31 研究テーマ:顔画像の多様性に関する比較文化的研究 受入教員:吉川左紀子教授 Kimberly Bowen | ユタ大学心理学部 大学院生 滞在期間 :2013.5.31-2013.8.21 研究テーマ:ソーシャルサポートが精神健康に与える影響についての日米比較研究 受入教員:内田由紀子准教授
5月21日から23日にかけて、ドイツのBad Homburgで開催された日独社会科学学会に、内田由紀子准教授と福島慎太郎研究員が参加しました。 21日には内田准教授が”Happiness before and after a severe nation-wide disaster: The case of the Great East Japan Earthquake”…
吉川左紀子センター長が京大ーブータン友好プログラム第11次訪問団のメンバーとしてブータンを訪問しました。(2013年5月2日-6日) □京都大学ブータン友好プログラム:第11次訪問団概要 http://www.kyoto-bhutan.org/ja/activities/activities11-201305.html
こちらから、全文をPDFファイルでお読みいただけます。 http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/jp/kokoronomirai/ ——————————————————…
平成24年度に、京都府と京都大学こころの未来研究センターの共同企画として行った3つの行事についての報告書(編集:鎌田東二教授)を公開します。 京都府/ 京都大学こころの未来研究センター 共同企画 沖縄久高島と京都の中学生の「地元文化自慢授業」 (2012 年10 月20 日開催) 京都府/ 京都大学こころの未来研究センター 共同企画シンポジウム ワザとこころ パートⅡ ―祇園祭から読み解く― (2…
アルバータ大学(カナダ)から来日した増田貴彦准教授を紹介します。4月1日よりこころの未来研究センターを拠点に研究活動を行っています。滞在期間は2013年7月31日までです。 ▽研究者名:Takahiko Masuda (増田貴彦), Associate Professor, Department of Psychology, University of Alberta ▽期間:2013年4月1日…
センタースタッフに人事異動がありました。 ○昇任 阿部修士 特定准教授(認知神経科学/上廣こころ学研究部門) ○着任 熊谷誠慈 特定准教授(チベット・ブータン仏教学/上廣こころ学研究部門) 清家理 特定助教(医療倫理学・社会福祉学/上廣こころ学研究部門) 福島慎太郎 非常勤研究員 伊藤文人 学振特別研究員(PD) 柳澤邦昭 学振特別研究員(PD) 小木曽由佳 学振特別研究員(PD) ○離職 長岡千…
2013年2月25日、ブータンからの訪問団がこころの未来研究センターを訪れ、吉川左紀子センター長をはじめとするセンター所属の研究員らと交流を行ないました。当日の様子を、こころの未来研究センター熊谷誠慈准教授がレポートします。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今回訪れたのは、王立ブータン大学、ブータン教育省、王立ブータン病院からの計7名です。 一行は、京都大学でブータンと関わ…
京都大学ブータン友好プログラムの第10次訪問団メンバーとして、千石真理研究員がブータンに滞在しました。訪問団の概要につきましては京都大学ブータン友好プログラムのページをご覧ください。 以下に、千石真理研究員のレポートを掲載します。 ―――――――――――――――――――――――― 平成25年1月18日から28日まで、第10次ブータン訪問団として出張させていただきました。写真を添付して、要点を報告…
こころの未来研究センターの阿部修士助教が、平成24年度生理研研究会におけるポスター発表「腹側線条体における報酬感受性は不正直な行動を予測する」でトラベルアワードを受賞しました。 阿部助教は、認知神経科学を専門とし、健常被験者を対象とした脳機能画像研究と、脳損傷患者を対象とした神経心理学的研究を行っており、主にヒトの正直さ・不正直さを生み出す脳のメカニズムについての研究を進めています。センター連…
ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)からスティーブン・ハイネ教授が来日し、センターを拠点に研究活動を行っています。滞在期間は2013年7月26日までです。 ▽研究者名:Dr. Steven J. Heine (Professor of Psychology, University of British Columbia, Canada) ▽期間:2013年1月7日~2013年7月26日 ▽センタ…
11月13日、開智中学校(埼玉県さいたま市)3年生の生徒さんが、同校の「平成24年度 関西・広島フィールドワーク」における研究活動の一環でこころの未来研究センターを訪問。震災とこころのケアに関するセンターの取り組みについて畑中千紘助教、長谷川千紘研究員(ともに上廣こころ学研究部門)がレクチャーしました。 開智中学校では毎年、3年生を対象に研究機関や行政機関などの社会資源を活用したフィールドワー…
京都大学ブータン友好プログラムの第9次訪問団メンバーとして、内田由紀子准教授が2012年8月25日から9月2日までブータンに滞在しました。 訪問先はパロ、ハ、ワンデュポダン、プナカ、ティンプーで、学校、地震被災地、王立ブータン研究所、地質鉱山局、王立自然保護協会、JICAなどを訪れ、ブータンの暮らしや文化、仏教の伝統などに触れるとともに、GNH(国民総幸福)についての情報・意見交換を行いました。特…
熊谷 誠慈特任准教授 京都女子大学発達教育学部専任講師 仏教学・チベット学 個人HP
こころの未来研究センターの中井隆介研究員が、第40回日本磁気共鳴医学会大会におけるポスター発表「演題:AuPt合金を用いた磁化率アーチファクト低減コイルの開発と評価」で学術奨励賞を受賞しました。 中井研究員は、生体医工学、生体情報工学を専門領域とし、京都大学再生医科学研究所の研究員として、MRI画像の画像取得手法や画像解析手法およびMRIからの情報を活かした生体シミュレーション手法の研究開発を行な…
こころの未来研究センター 内田由紀子准教授が、計画行政学会における本年の「日本計画行政学会賞 学術賞 論説賞」を受賞しました。 計画行政学会は、国の発展のための各種計画を一つの学問体系として確立するための学会で、公共経済学者、地域経済学者、環境工学者など1300名が参加しています。 内田准教授は昨年、学会が発行する機関誌「計画行政」第34巻第4号における特集テーマ「持続可能社会のグランドデザイン」…
大西 ひかりさん 研究支援推進員
センターが発行する学術広報誌「こころの未来」第8号が刊行されました。 ———————————————————————R…
こころの未来研究センターの田中暁生教務補佐員が、2012年度包括型脳科学研究推進支援ネットワークの夏のワークショップで若手優秀発表賞を受賞しました。 包括脳ネットワークは、文部科学省より科学研究費補助金を受け、日本の脳科学研究を推進し社会に貢献することを目的とした新学術領域研究の制度です。特に若手脳研究者の育成を目指した各種取り組みが行なわれています。 夏のワークショップでは、若手研究者によるポス…
長岡 千賀さん 特定助教 大塚 結喜さん 非常勤研究員
この春、こころの未来研究センター附属の連携MRI研究施設に「fMRI(機能的磁気共鳴画像)装置」が導入されました。 fMRI装置の導入は、文部科学省が推進する最先端研究基盤整備事業(=WISH「心の先端研究のための連携研究拠点構築」)の一環で進められました。 近年、認知心理学をはじめとする様々な心理学研究において、fMRI装置を用いた実験研究が盛んにおこなわれています。心と密接なつながりを持つ脳の…
国内外の研究者がセンターに滞在し、研究、講演、意見交換を行っています。 木村はるみ先生(山梨大学) 期間:2012.5.7-2013.1.31 レベッカ・マッケンジー先生(イギリス・プリマス大学) 期間:2012.5.7-2012.9.6 宮本百合先生(センター連携研究員、ウィスコンシン大学) 期間:2012.6.7-2012.6.29 北山忍先生(センター特任教授、ミシガン大学) 期間:2012…
2010年から2011年にフルブライト研究員として来日したBeth Morlingさん(デラウェア大学新理学部准教授)と、2009年から2011年にかけて日本学術振興会・外国人特別研究員として来日したVinai Norasakkunkitさん(米国ミネソタ州立大学心理学部・准教授)による「こころの未来研究センター滞在記」(英文エッセイ)を英語サイトに掲載しました。 Beth Morlingさんは…
近藤令子さん 教務補佐員
2012年4月より、本センターでは「ブータン学研究室」を開設しました。 本研究室では、国内外の研究機関と連携して、ブータンに関する幅広い研究活動および成果の発表を行ってまいります。とりわけ、仏教国ブータンにおいて全ての物事の基底をなす仏教思想の重要性に鑑み、王立ブータン研究所(Centre for Bhutan Studies)と共同で進行中の「ブータン仏教研究プロジェクト」(BBRP: Bhut…
安田 章紀さん 非常勤研究員 松下 賀和さん 非常勤研究員 阿部 幸さん 教務補佐員
(財団法人)上廣倫理財団のご寄附により、寄附研究部門「上廣こころ学研究部門」が設置されました。 ・目的と内容 センターのミッションである「こころ学創生事業」における、倫理と生き方に関わる人文科学分野の研究を推進する。現代社会における実践知・伝統知・潜在知の在り方を探求するとともに、研究成果をさまざまな形で発信する。 ・期間 平成24年4月1日~平成29年3月31日 ・研究者 特定准教授 (2012…
入来 篤史特任教授 理化学研究所脳科学総合研究センターシニア・チームリーダー 神経生物学 個人HP 北山 忍特任教授 ミシガン大学心理学部教授 文化心理学 個人HP 下條 信輔特任教授 カリフォルニア工科大学生物学部教授 知覚心理学 個人HP
<新たなメンバー> 阿部 修士さん 特定助教 畑中 千紘さん 特定助教(上廣こころ学研究部門) 奥井 遼さん 特定研究員(上廣こころ学研究部門) 千石 真理さん 特定研究員 中井 隆介さん 非常勤研究員 田中 暁生さん 教務補佐員 赤塚 京子さん リサーチアシスタント Peter Skrivanicさん 外国人共同研究員 <離職された方> 平石 界さん 特定助教 柴崎 暁子さん 教務補佐員 …
3月1日に、当センターの連携MRI研究施設にfMRI装置が搬入されました。
2011年度夏学期の「こころの科学入門 I 」(吉川・内田・平石)の最終回で回答していただいた「京大生の思い」の結果をアップしました 昨年に引き続き、今年も男女別の分析をしてみました。京大女子と京大男子の思いは一緒だったのでしょうか。 2011年度 「京大生の思い」 アンケート結果PDFファイル >> 2010年度のファイルはこちら >> 2009年度のファイルはこちら >> 2008年度のファイ…
12月14日、エフエム京都α-Station(89.4MHz)SUNNYSIDE BALCONYのKyoto University Academic Talkコーナーに吉川左紀子教授が出演しました。 こちらから放送された内容を聞くことができます(FB制限の20分を超えているので、二回にわけてアップされています)。 http://www.facebook.com/video/video.php?v=…
『名著で100分 銀河鉄道の夜 宮沢賢治 第4回 「ほんとうの幸い」』 【放送時間】2011年12月28日(水)午後10:00~10:25/Eテレ(教育) 【再放送】 2012年1月4日(水)午前5:35~6:00/Eテレ(教育) 2012年1月4日(水)午前11:30~11:55/Eテレ(教育) ※放送時間は変更される場合があります。 番組のホームページはこちらです。
“怖い顔の目的、あるいは楳図かずおについての一考察” 「怖いときの顔」は、なぜああいう顔なのでしょうか?そこに何か「意味」はあるのでしょうか?素朴な疑問に最新のテクニックを使って迫った研究を紹介します。 >>「こころ学」ブログはこちらです。
11月26日(土)に京都府立莵道高等学校の生徒を対象に高校生セミナーを行いました。 京都大学に在籍する大学院生から、学問のおもしろさや専門分野の話を中心に講義を行い、質疑応答時間には大学生活の様々な楽しみ方や受験勉強のアドバイスなどについて話しました。 講師・所属 奥井遼:京都大学大学院 教育学研究科 博士課程3年 奥野元子:京都大学大学院 人間・環境学研究科 博士課程2年 栗田季佳:京都大学大学…
参議院議長の招きで日本を公式訪問していたブータン上院議院ペンジョール議長一行が、9月30日に京都大学を訪問し、赤松明彦副学長、京都大学ブータン友好プログラム(以下、友好プログラム)のメンバーが歓迎の意を込めて懇談会を実施しました(世話人:吉川左紀子・こころの未来研究センター長)。懇談会は、参加者の短い自己紹介の後、赤松明彦副学長からの歓迎の言葉、松沢哲郎・友好プログラム世話役代表によるプログラムの…
ベルギー・ルーベン大学大学院生のMichael Boigerさん(専門:社会心理学・文化心理学)がセンターに滞在して内田准教授と「恥と怒り」感情に関する共同研究を行っています。 滞在期間:9月16日~12月8日
日本社会心理学会第52回大会において、下記の論文が「奨励論文賞」を受賞しました。 敷島千鶴・平石界・山形伸二・安藤寿康. (2011). 共感性形成要因の検討:遺伝―環境交互作用モデルを用いて. 社会心理学研究, 26(3), 188-201. 以下に、論文発表時の記事を再掲します。 — 他者の痛みや喜びを我がことのように感じることを「共感」(empathy)といいます。共感は人間が社…
吉川センター長が京大ブータン友好プログラム第5次訪問団に参加しました(2011.7.5~7.13)。 こちらから写真をご覧いただけます。 http://www.scl.kyoto-u.ac.jp/~mmsicr/5thbhutanphoto/5thbhutan.html
センターの一般公募プロジェクト研究代表者の宮本百合さん(ウィスコンシン大学)がセンターに滞在して研究を行っています。 滞在期間:5月24日~7月31日(6.17-7.24は研究会参加のため帰国)
6月2日木曜の19時30分のNHK「クローズアップ現代」にて センターで内田准教授が行ってきた研究プロジェクト、ならびに幸福感研究が取り上げられます。 クローズアップ現代「あなたはどのくらい幸せ?~幸福度指標作りの模索~」 2011年6月2日(木) 19時30分~19時58分 今世界各国で進む、“幸福度”を測る新しい指標づくり。日本でも国をはじめ、民間 企業、自治体も開発に乗り出している。GDPに…
センターで発行している学術広報誌『こころの未来』第6号のPDFファイルを公開しました。 http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/jp/kokoronomirai/
センターメンバーの取り組みや、関連する学会の情報などを掲載していきます。 こころの未来研究センター「東日本大震災とこころの未来」サイト
山本 哲也研究員が、以下の研究について、IEEE CISJ Young Researcher Awardを3月8日に受賞しました。 『追跡眼球運動関連機能におけるヒトMT/MST野の相違』(”Different Functions between the Human Middle Temporal and Medial Superior Temporal Areas during Pu…
こころの未来研究センター協議員会は、次期こころの未来研究センター長に吉川 左紀子(よしかわ さきこ)教授(認知心理学)を再選しました。任期は平成23年4月1日から2年間です。
“能面の笑み、能面の憂い” 能面のように表情のない能面が、いかに表情を生むのか。日本文化の神髄に迫ります(誇張あり)。 >>「こころ学」ブログはこちらです。
京都大学 心の先端研究ユニット 設置記念シンポジウム 2011年2月19日(土)10:00-12:00 シンポジウムの様子は、以下のサイトにて、映像配信する予定です。 http://www.kokoro-kyoto.org/symposium/2011_feb_19.html
鎌田教授がNHK教育テレビに出演します。 2011年1月31日 NHK教育「極める! 千住明の聖地学」 22:25~22:50 ぜひご覧ください。
“上目遣いと女っぽさ” 写真うつりのテクニックから人間の顔の進化を考えます。 >>「こころ学」ブログはこちらです。
“気になる他人の目” ファストフードのテーブル。あなたはキレイに片付けますか? >>「こころ学」ブログはこちらです。
助教・内田と特定研究員・竹村が山形県を訪問し、「普及活動特別研修会」に参加しました。
センターで発行している学術広報誌『こころの未来』第5号のPDFファイルを公開しました。 http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/jp/kokoronomirai/
“全ては孫のために” ニッポンのおばあさんの奮闘について紹介しました。 >>「こころ学」ブログはこちらです。
2010年度夏学期の「こころの科学入門 I 」の最終回で行った「京大生の思い」アンケートの結果をアップしました。 この調査も今年で3年目。今年は男女学生の「思い」を比べてみました。男子学生と女子学生の思いはすれ違ってしまうのか?それとも思いは添い遂げることができるのか?ご覧下さい。 2010年度 「京大生の思い」 アンケート結果PDFファイル …
センターで発行している学術広報誌『こころの未来』第4号のPDFファイルを公開しました。 http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/jp/kokoronomirai/
海外からの滞在研究者ダンテ・シンブラン先生(フィリピン・デラサール大)、ベス・モーリング先生(米国デラウェア大)、10月に着任した竹村幸祐特定研究員のWelcomeパーティを開きました。(2010.10.12)
・ダンテ・シンブラン先生(フィリピン デラサール大学教授・医学)が滞在しています。 滞在期間:2010年8月1日~2010年11月30日 ・ベス・モーリング先生(米国デラウェア大学准教授・文化心理学 フルブライト講師)が滞在しています。 滞在期間:2010年8月21日~2011年7月24日 ・竹村幸祐特定研究員(社会心理学)が着任しました(2010.10.1)。
”オオカワウソは敬老の夢をみるか” ”敬老の心”はヒトだけなのでしょうか? 南米はペルーに住むオオカワウソの報告を紹介します。 >>「こころ学」ブログはこちらです。
連携研究プロジェクトの進捗状況を報告するためのサイトを開設しました。 連携研究プロジェクト活動報告WIKI
”人はどれだけ覚えられるのか” 人間の記憶力に限界はあるのでしょうか? 1年間にわたる忍耐強い実験から得られた結果とは? >>「こころ学」ブログはこちらです。
文部科学省「最先端研究基盤事業」の補助対象事業として「心の先端研究のための連携拠点(WISH)構築」が採択されました。(2010.6.22) http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/22/06/1295019.htm 心の先端研究のための連携拠点(WISH)構想は、日本学術会議の「心の先端研究と心理学専門教育」分科会(委員長:松沢哲郎 副委員長:吉川左紀子)で発案さ…
”他人の痛みを感じる条件” 他の人が辛い目に遭っているのを見ると、自分の胸まで痛くなってくるような気分になったことはありませんか?私たちは、人の痛みを本当に「我がもの」として感じているのでしょうか?そして私たちは、誰に対しても「同情の涙」を流すのでしょうか?心理学実験から探った研究を紹介します。 >>「こころ学」ブログはこちらです。
海外からの研究者がセンターに滞在して研究を行っています。 Gianluigi Mongillo さん パリ第5大学 期間:5月24日~5月30日 宮本百合 さん University of Wisconsin, Assistant Professor (センター連携研究員) 期間:5月24日~7月12日 Vinai Norasakkunkit さん Associate Professor at…
こころの未来研究センターでは、特定准教授の公募を開始いたしました。
今年度からの連携研究プロジェクトを掲載しました。 >>研究プロジェクトのページはこちらです
平成21年度の研究プロジェクト「ソーシャル・ネットワークの機能グループ内の『思いやり』の性質」の一環として、近畿農政局と近畿ブロック普及活動研究会の協力を得て、近畿6府県の普及指導員を対象とした調査を行いました。調査の最終報告書をプロジェクトメンバーの竹村共同研究員・内田助教が中心になりまとめました。報告書のPDFファイルは下記のプロジェクト紹介ページからダウンロードして頂けます。 …
譲り合いのまなざし”というテーマです。 道を歩いているとき、人々はどうやって正面衝突を避けているのでしょうか?日常の疑問に答える研究を紹介しました。 >>「こころ学」ブログはこちらです。
3月11日から14日まで インドネシア共和国ウブドゥ村においてワークショップ 「自然と文化とこころ:バリの伝統智との連関を求めて」 を実施するとともに、癒し空間プロジェクトフィールドワークの一環として 現地の幼稚園、小学校の視察、伝統楽器ガムラン実習等を行いました。
”チンパンジーが教えてくれること”というテーマです。 チンパンジーも「助け合い」をするのでしょうか?科学的に明らかにするのはともて難しい問題に取り組んだ研究を紹介しています。 >>「こころ学」ブログはこちらです。
”「男らしさ」とは何か?:テストステロン出世仮説”というテーマです。 テストステロンが高い=男っぽい=乱暴者? そんな乱暴な話ができるのか、違う考え方もあるのか、検証した論文を紹介しました。 >>「こころ学」ブログはこちらです。
河合教授がNHKラジオ第二放送「文化講演会」に出演しました。 2月7日(日) 午後9時~10時 (再放送2月11日(木)祝日 午後5時~6時)
2009年度夏学期の「こころの科学入門 I 」の最終回で行った「京大生の思い」アン ケートの結果をアップしました。京大生たちは、自分のことをどう思っているの でしょうか?そして他の大学生のことをどう思っているのでしょうか?ご覧下さ い。 2009年度 「京大生の思い」 アンケート結果PDFファイル >> 2008年度のファイルはこちら
1月10日、鷲田清一大阪大学総長を囲んで、 「現代日本人のこころ」についての座談会を行いました。 吉川センター長、内田助教が出席しました。 この内容は、2010年3月発行の「こころの未来4号」に掲載されます。
センター有志の手作りケーキでちょっとしたパーティーをしました。
連携プロジェクトの内部報告会が行われました。 日時:2009年12月5、6日 場所:京都大学稲盛財団記念館中会議室 プログラム 12月5日 13:00~13:10 ご挨拶 吉川左紀子(京大こころの未来研究センター・センター長) セッション1 座長:船橋新太郎(京大こころの未来研究センター・教授) 13:10~13:30 『発達障害の認知・感情特性と療育的関わり』 正高信男(…
「こころの未来」第3号が刊行されました。 PDFで全文掲載しています。こちらからお読みいただけます。
研究プロジェクト 「ソーシャル・ネットワークの機能グループ内の『思いやり』の性質」の一環として、近畿農政局と近畿ブロック普及活動研究会の協力を得て、近畿6府県の普及指導員を対象とした調査を行いました。簡易版の結果のまとめについては、こちらをクリックしてください。(PDFファイル) プロジェクトの紹介はこちらです。
こころ学ブログに新しい記事を掲載しました。 『施しだったらごめんだぜ』 田村 亮 なぜ人は無益な怒りをぶつけるのか?ゲーム理論から考察した論文を紹介します。 >>「こころ学」ブログはこちらです。
ベッカー教授が皇太子明仁親王奨学金財団より「ラルフ・ホンダ特別功労賞」を受賞するため、両陛下の前で行われる授賞式にハワイに出張しました。皇太子明仁親王奨学金は、両陛下の結婚を記念して、ホンダ氏を初めとするハワイの日系人が設立し、日本とハワイの双方から留学生を毎年交換させるものです。百数十名の元奨学金生の多くは大学研究者や教員を務めていますが、ベッカー教授が「優れた学術業績と日米関係への貢献」のため…
「こころ学」ブログに新しい記事を掲載しました。 『虚空を見つめて』 池田 功毅 >>「こころ学」ブログはこちらです。
研究プロジェクト 「ソーシャル・ネットワークの機能グループ内の『思いやり』の性質」 の一環として、近畿農政局と近畿ブロック普及活動研究会の協力を得て、近畿6府県の普及指導員を対象とした調査を行っております。 詳細はこちら
海外からの研究者・大学院生がセンターに滞在して下記の研究を行っています。 宮本百合さん University of Wisconsin, Assistant Professor (センター連携研究員) 研究テーマ:認知的文化差の基盤に関する研究 期間:5.27-7.7 Brooke Wilkenさん University of Wisconsin 大学院生 (日本学術振興会サマープログラム…
「こころ学」ブログに新しい記事を掲載しました。 『笑顔とインフルエンザの微妙な関係』 平石 界 >>「こころ学」ブログはこちらです。
番 浩志 助教が、英国バーミンガム大学心理学部リサーチフェローとして転出しました。 後藤 和宏さんを、特別研究員として採用しました。
鴨川縁でお花見をしました(2009.4.7)
「こころの未来」第2号が刊行されました。 PDFで全文掲載しています。こちらからお読みいただけます。
久保(川合)南海子助教が、愛知淑徳大学に転出しました。 森崎礼子さんがセンター助教に着任しました。
「京大生の思い2008夏」を掲載しました。 2008年度 「京大生の思い」 アンケート結果PDFファイル
「こころ」にまつわる研究を紹介するブログ「こころ学」が11月からスタートしました。 こころの不思議さ、面白さをお伝えしていきたいと思います。 http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/jp/kokorogaku/index.html 本ブログは、こころの未来研究センター連携プロジェクト「Webによるこころの研究ニュースの発信」の一環として行われております。執筆者は平石界(当センター助…
研究プロジェクト名 和文: 「研究者のウェルビーイング:対人関係がパフォーマンスと精神健康に与える影響」(京都大学女性研究者支援センターおよび京都大学グローバルCOEプログラム「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」平成20年度「京都大学における男女共同参画に資する調査研究」との共同研究) 英文: ”Well-being of Researcher: a psychological asses…
こころの未来研究センターは、2007 年4月の設立から1年半を経た2008 年11 月、鴨川にかかる荒神橋のたもとに新築された京都大学稲盛財団記念館に研究の場を移すことになりました。センターのこの新しい門出を記念して、2008年9月30日に学術広報誌「こころの未来」を創刊いたしました。
センターに滞在して研究を行なう方の一覧です。 http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/jp/staff/taizai.html
平成20年度(第19回)立石科学技術振興財団研究助成に、番浩志助教(認知神経科学、脳機能イメージング)の研究課題「網膜部位再現性を利用した視覚関連fMRI脳活動の表示・解析手法の開発」が採択されました.この研究は、当センター船橋新太郎教授、人間・環境学研究科・齋木潤教授、山本洋紀助教との共同研究です.
(独立行政法人)科学技術振興機構:社会技術研究開発事業研究開発成果実装支援プログラム「e-ラーニングを核とする多様な学習困難に対応した地域単位の学習支援ネットワークの構築(実装責任者:正高信男京大霊長研教授)」(平成20年度~平成22年度)が採択されました.本センターは当プログラムの実装拠点の1つとなります.
日本学術会議シンポジウム「ゲノムから心まで:心の先端研究拠点への展望」 1.主催 日本学術会議 心理学・教育学委員会 「心の先端研究拠点と心理学専門教育」分科会 2.後援 京都大学グローバルCOE生物多様性研究拠点(A06) 京都大学グローバルCOE心が活きる教育のための国際的拠点(D07) 3.日時 平成20年2月2日(土)13:30から17:45 4.場所 京都大学百周年時計台記念館(京都大学…
こちらをご覧ください http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/jp/about/vi.html
京都大学こころの未来研究センター設立記念シンポジウム 「こころの探求」 日時: 平成19年7月8日 (日) 13:00~17:10 場所: 京都大学百周年時計台記念館百周年記念ホール 13:00 挨 拶 吉川左紀子 こころの未来研究センター長 13:05 祝 辞 尾池和夫 京都大学総長 13:25 センターの紹介 吉川左紀子 14:05 記念講演 「こころの進化」 長谷川眞理子 総合研究大学院大学…